平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
福島校掲示板
介護等体験
11月28日(火)、29日(水)の二日間、福島校に学生さんが1名来校し、介護等体験を行
いました。
小学部では、教科学習の授業参観の他にも、読書活動や清掃活動、休み時間等も児童とた
くさんかかわってくださいました。また、幼稚部では、遊びの中でことばを育む様子を見学
いただきました。
学生さんからは、講話や授業参観の折にたくさんの質問がありました。多くの学びを得た
充実した時間となったとの感想をいただき、うれしく思います。
歯磨き教室
今年度の歯みがき教室は、二年ぶりに保健所健康出前講座を利用し、保健師と歯科衛生士
の方々に講師をお願いし、実施しました。最初に小学部の歯みがき教室、次に幼稚部の歯み
がき教室を実施しました。幼稚部は、親子一緒にお話を聞いた後、保護者向けの講話も行い
ました。
小学部では、「飲み物には、砂糖がどのくらい入っているか?」の話で、見た目は水のよ
うに透明だけど、味がついた水には、砂糖が約21.5gも入っている内容が印象に残りま
した。また、歯の模型を使って、歯ブラシの動かし方を一人一人確認しました。
幼稚部では、パネルシアターのももこちゃん(女の子)と一緒に、おやつを食べた後は、
むし歯にならないように歯みがきをすることを学びました。保護者の方からも「飲み物に含
まれる砂糖の量」の話がわかりやすかったという感想がありました。
最後に、小学部児童の感想を紹介します。
「子どもの歯がぬけて、新しく大人の歯が出たら、もう二度と歯が出ないことが分かりました。
これから、今日勉強したことを生かして、歯をきれいにして、大切にしたいと思いました。」
幼稚部 本分校交流会
11月17日(金)に今年度2回目となる本分校交流会を実施しました。前回の交流会と
同様、「ぺんぎんグループ」と「かめグループ」に分かれてお集まりを行いました。2回目
ということもあり、「あ、〇〇ちゃんだ!」「おはよー。」と自分たちから声をかけたり、
一緒に遊んだりと、積極的に交流し合う様子が多く見られました。
お集まりの後は、2つのグループが体育館に集まり、音楽に合わせて体を動かすリトミッ
クや椅子とりゲームをアレンジしたいちごミルクゲーム、転がしドッジボールを行いました。
リトミックでは、キーボードの素敵な演奏に合わせて歩いたり、走ったり、お友達と列を作
って汽車になったりしました。汽車になる動きでは、本校分校の皆で行うのは初めてでした
が、お互いに相手の動きを見て並び始め、長い列車があっという間にできました。
いちごミルクゲームでは、鬼の発言に注目しながら取り組んでいました。「いちご」と「ミ
ルク」のどっちが呼ばれるかドキドキしながら待つ子どもたち。「〇〇!」と呼ばれると一斉
に動き出し、「こっち空いているよ。」「おいで。おいで。」と自然に交流し合う様子が見ら
れました。最後の転がしドッジボールでは、大人数の中でボールに当たらないように動く難し
さを体験し、ボールの動きをよく見て工夫しながら逃げていました。大人数での活動は新鮮で
笑い声が絶えない活動となりました。
体育館での活動後は、各グループに分かれてお弁当を食べて、自由遊びを行いました。お昼
になるとすっかり緊張もほぐれ、「〇〇君。おにぎり同じだね。」と名前を呼び合いながらや
りとりしたり、お店屋さんごっこやお家ごっこしたりなど、子どもたち同士のやりとりが多く
見られた交流会となりました。
10月みみちゃん教室
10月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「へんしんあそび」を
テーマに開催しました。今回は、6組の親子が遊びに来ました。
へんしんあそびでは、好きな色のマントにイラストやシールをはってオリジナルマント作りをしま
した。「マントは赤がいい!」と迷わず選ぶ子、可愛い絵柄を好んではる子、小さなシールをたく
さんはる子・・・それぞれ、思い思いにマントを作りました。その後は、ゲームコーナーで思いき
り遊び、最後に心地よい風を感じながら、バルーンを楽しみました。
11月は、「色あそび」を予定しています(年度当初の予定から変わりました)。みなさん、ぜひ
遊びに来てくださいね。
親子活動・第4回みみふく学習会
11月2日(木)、福島県立聾学校同窓会会長である榊枝 純一さんを講師に親子活動と第4回みみふく
学習会を実施しました。
午前中の親子活動では、「USA」の曲に合わせて、ダンスを教えていただきました。幼稚部、小学部
の親子、教育相談の親子、教員合わせて約50名ほどが参加しました。初めは、慣れない動きに戸惑う様
子もありましたが、繰り返し教えていただくうちに、だんだんかっこよく踊れるようになり、心地よい
汗を流しました。その後、榊枝さんに、パントマイムとダンスを披露していただきました。日本代表で
世界大会に出場したご経験もある榊枝さんのパントマイムとダンスに会場はくぎ付け!本物に触れ、心
が動かされた時間でした。感動した子どもたちが自分も!と見よう見まねでパントマイムを披露する場
面もありました。「鏡の前で練習するともっと上手になるよ」などとアドバイスをいただき、さらに目
を輝かせた子どもたちでした。
午後からのみみふく学習会では、幼稚部、小学部、教育相談の保護者を対象に、榊枝さんの体験談を
伺いました。聾学校の中学部では、バトミントン部に所属し、地域の中学生と試合をする中で、意を決
し、部活動に打ち込んだこと。そして、中体連で見事個人、団体共に初優勝を飾ったこと。高等部では
演劇部に所属し、仲間たちと支え合いながら練習に励み、見事東北大会に出場したこと、社会に出て、
これまでの環境が変わり、コミュニケーションで苦労したこと、工夫したこと等、様々なお話を聞かせ
ていただきました。部活動での経験が、今の自分につながっていること、聞こえない自分を表現できる
力になった、というお話が印象的でした。
最後に、榊枝さんから、ご参加いただいた保護者の皆さんに向けて、「子どもがやりたいといったこ
とは、どんどんやらせてください。応援してください。それが将来につながります。」と力強いエール
をいただきました。
榊枝さん、お忙しい中、貴重な機会をいただきましてありがとうございました。
学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」
11月2日(木)に、学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」を実施しました。
地域や関係機関、保護者の方々等、多くの方に参加いただき、幼児児童の学習の様子を参
観いただく機会が持てたことをうれしく思います。
2・3時間目の授業参観では、幼稚部は朝の活動やお店屋さんごっこを見ていただきまし
た。お店屋さんごっこではたくさんの方にお客さんになっていただいたことで、子ども達
はやる気満々で取り組んでいました。子ども達の素敵なひらめきにも快く対応してもらい
充実した2時間を過ごすことができました。小学部では国語や算数等の教科の授業を参観
していただきました。少し緊張していた子ども達でしたが、たくさんの方に見ていただく
ことで、励みになり一生懸命学習に取り組みました。
今回、学校公開に参観いただいた方から授業の様子や子ども達の様子等について丁寧なご
感想を多数いただきました。一つ一つのご意見を大切にし、今後の教育活動に活かしてい
きたいと思います。
ご参加いただいた皆様、お忙しい中、福島校へお越しいただきありがとうございました。
聴覚支援学校福島校・福島第四小学校 合同学習発表会
10月21日(土)、福島第四小学校との合同学習発表会を行いました。
小学部の発表「海の生きものを守ろう!」では、アクアマリンふくしまの移動水族館の学
習を振り返りながら、1年生と2年生と3年生は、興味をもった海の生きもの(トラザメ、
ヒトデ、ウニ、イセエビ)について発表しました。4年生と5年生は、海の生きものが困っ
ている問題の中から、ウミガメが困っていることやプラスチックごみの量について発表しま
した。
学習発表会の練習期間は約3週間でした。開始からの2週間は福島校のホールで行いまし
た。3週間目に、福島第四小学校の体育館で行いました。練習を重ねるごとに、台詞や動き
を覚え、少しずつ自信をもって発表に臨めるようになりました。その成果を、福島第四小学
校の児童のみなさんの応援メッセージも頂きながら、本番の発表で発揮することができまし
た。福島第四小学校の児童のみなさんと作りあげた学習発表会、大成功でした。
合同学習発表会に向けて、一人一人が自分の役割を果たそうとがんばって取り組み、積み
重ねてきたことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。
幼稚部 秋の遠足
10月20日(金)に秋の遠足を実施しました。今年はスマイルパークほばらの室内遊び
と、ほばら総合公園での遊具遊びを行いました。スマイルパークほばらでは、入ってすぐに
大きな遊具があり、子ども達のわくわくした表情が見られました。大きなトランポリンで思
いっきり飛び跳ねたり、ぐるぐる回るすべり台を何回も滑ったりし、あっという間の時間を
過ごしました。
ほばら総合公園では、果物広場や長い滑り台、砂場等の色々な遊び場があり、友達と一緒に
長い滑り台を滑り「ままー!みてー。」「こっちだよー。」という子ども達の楽しそうな声が
たくさん響き渡りました。たくさん遊んだ後は、芝生の上でお弁当を食べました。おうちの方
が作ってくれたお弁当を嬉しそうに開け、「せんせい、わたしのおべんとうみてー。おいしそ
うでしょ。」「ままがつくったよ。」とお弁当を食べる前にも色々なやりとりが生まれました。
お弁当の後は、鯉への餌やりを行いました。鯉だけではなく、鴨もたくさん集まってきて、
「かもさーん。おーい。」「パンだよー。おいでー。」と鴨への餌やり体験も行うことができま
した。
秋晴れの爽やかな気候の中、たくさん体を動かし、始終笑顔が見られた一日となりました。幼
稚部のみなさん、またみんなでお出かけしようね!
補聴器点検
10月の補聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部低学年を対
象に実施しました。電池ホルダーの爪が折れている補聴器があり、電池の入れ方や、気をつけ
ることなどを教えていただきました。また、我々教員の質問にも、一つ一つ丁寧にお答えいた
だきました。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!
本分校合同小学部修学旅行
本校、福島校、平校、会津校の5・6年生が合同で修学旅行を実施しました。
本校、平校、会津校の友達は郡山駅から東北新幹線に乗り、福島校は福島駅から合流しま
した。仙台駅で貸し切りバスに乗り、松島に移動しました。松島では、笹かま焼き体験で笹
かまを食べ、牛タンべ弁当の昼食を食べてから、遊覧船に乗りました。様々な形の島を見な
がら、海風を感じました。その後、再びバスで移動し、うみの杜水族館を見学しました。
二日目は、青空が広がる晴天に恵まれました。八木山ベニーランドで、各自好きな遊具な
どを選んで乗りました。福島校の児童は、スリル系の絶叫マシンと言われる「パイラット」
「コークスクリュー」などの遊具に教師と乗りました。
参加児童が全員男子ということもあり、全て一緒に活動し、交流を深めることができまし
た。楽しそうな笑顔がたくさん見られました。
研修会・第3回みみふく学習会
10月13日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみふく学習会を開催しまし
た。講師として、今回5度目の来校となる聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えし
ました。子供たちの昨年度からの成長を確かめていただきながら、各クラスの授業の参観や、師範授業
を行っていただき、子供たちにとっても教師にとっても大変有意義な時間となりました。午後の指導助
言では、子供一人一人の実態に応じた言語活動をどのように深めていくか、すぐに実践できる御助言を
いただき、明日からの指導の意欲を更に高めることができました。
保護者対象の学習会では、「家族にエール」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、
「難聴児を育てる親は強くならなくてはといった言葉に励まされました。」「わざと失敗させてやらせ
る方法を我が家も挑戦してみたいと思いました。」などという感想が寄せられました。また、多くの保
護者が、来年度もぜひ松本先生に来ていただきたいと希望しております。
松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。
9月 みみちゃん教室
9月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「ねんどあそび」をテーマに
開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
ねんどあそびでは、小麦粉ねんどのひんやり冷たく、すべすべな感触を味わったり、形や色を変化させて
楽しんだりしました。子どもたちが粘土をちぎったり、つぶしたり、丸めたり、伸ばしたり・・・思い思い
に楽しむ隣で、ついつい大人も夢中になり、童心に返ってねんど遊びを楽しみました。
10月は、「へんしんあそび」を予定しています。ハロウィンにちなんだ仮装をしながら楽しく遊びたい
と思います。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。
幼稚部 福島保育所との交流運動会
10月7日土曜日に近隣の福島保育所との交流運動会を福島校で行いました。
参加した子どもたちは、本番の雰囲気に少しドキドキする様子も見られましたが、かけっこ
やダンス、親子競技、バルーン、リレー等、練習してきたことを充分に発揮し、友達や先生と
楽しく元気いっぱい活動することができました。お家の方からの温かい拍手や声援を励みに、
笑顔で一生懸命取り組む姿は、キラキラ輝いていました!
最後は、ピカピカのメダルをもらって、「がんばったね!」とお家の方にほめてもらい、
一人一人が達成感あふれる充実した運動会になりました。
これからもみんなで楽しく体を動かして遊びましょう!
バリアフリー演劇鑑賞
10月3日(火)パルセいいざかにて、東京演劇集団「風」によるバリアフリー演劇、「Touch
~孤独から愛へ~ORPHANS」を鑑賞しました。ホールに入ると、舞台のセットがあり、舞台見学
体験をしました。児童たちは興味津々で、舞台のセットを触ったり、動かしたり、また出演者が使
うピストル、ハット帽、ネックレスなどを着けるなど、自分もなりきって体験していました。演劇
が始まると、注目して見入っていました。時折コミカルな場面では、笑っていました。最後にフロ
アで出演者に会い、声を掛けたり握手したり、触れ合いました。
9月28日(木)小学部秋の遠足
曇り空で雨が降りそうな日でした。小学部1~4年生7名は、あづま総合運動公園の民家園
へ行きました。
民家園では、時折晴れ間も見られ、雨は強く降ることもなく、ゆっくり見学することができ
ました。昔の農家の家や芝居小屋などの昔使われていた生活道具や農機具、建物の中の様子に
興味津々でした。また、次の日が中秋の名月であるため、各々の家には、団子やススキや野菜
果物が飾られていました。
トリムの森での活動を予定していましたが、前日までの雨の影響により、状態がよくないの
で、民家園の見学のみで学校に戻りました。学校の2階のエレベーター前のエントランスホー
ルで、レジャーシートを敷いて、みんなで弁当やお菓子を食べました。内容が雨天時の活動で
したが、とても楽しめた遠足でした。
第2回みみらんどセミナー
9月20日(水)にオンライン形式で第2回みみらんどセミナーを行いました。聴覚障害
者教育福祉協会専務理事の松本末男先生に「聴覚・言語障がい児の思考力を培う『言語力』
の向上について」というテーマでご講話いただきました。
セミナーには本校の職員の他に、地域の保健師、保育士、教育関係者等にもご参加いただ
きました。参加者からは「聴覚障害児だけではなく、どんな子供にも共通する大切な内容
の話を聞けた。」「遊びが思考を育てることを学んだ。子供が楽しい・知りたいと思える
ような活動を展開していきたい。」「子供の姿を認め、褒めることの大切さを感じた。」
「松本先生の話をもっと話を聞きたいと思った。」という感想が多く聞かれました。
ご多忙の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。次回、第3回
みみらんどセミナーは12月1日(金)の予定です。詳細についてはHPに掲載しますので
ご覧ください。
えがお交流活動
9月19日(火)に今年度2回目のえがお交流活動が行われました。今回は聴覚支援学校福島校での
交流と福島第四小学校での交流に分かれての活動でした。
聴覚支援学校福島校の2・3・5年が、福島第四小学校の3、6年生の16名の児童をお迎えしました。
前半は、手話を一緒に学んだり、聴覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだり
しました。後半は、ボッチャや転がし卓球を行って、交流を深めました。
福島第四小学校には、聴覚支援福島校1・4年生4名が参加しました。手話クイズや指体操を発表しま
した。果物ではなく、「朝ごはんに食べてきたものは何。」等をテーマにしたフルーツバスケットでは、
総勢30名が交流を楽しみました。
幼稚部 夏のお話会
9月15日(金)に夏休みの思い出を発表する「夏のお話会」を行いました。発表をした
4歳5歳の子ども達は、この日のお話会に向けておうちの人や担任と一緒に伝えたい話題
を考え、小道具作りや発表練習を積み重ねて本番に臨みました。
題は「さくらづつみこうえんではなびをしたよ」、「サンリオピューロランドにいったよ」
「おまつりにいったよ」です。みんなの前での発表に緊張する姿が見られましたが、自分の
経験したことや心に残ったことを生き生きと表現し、一人一人の言葉で堂々と発表することが
できました。また、今回初めて参加した幼児も、発表の様子をよく見て「わたしもやりたい」
「おもしろそう!」と発表内容を楽しみながら聞くことができました。
発表後は、「パパ、ママどうだった?」と参加した保護者に聞いたり、「上手だったね。」と
褒められると嬉しそうな笑顔が見られたりと、達成感に満ちた表情が見られました。今後も人に
伝える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。
令和5年度 ケース検討会
9月5日(火)にケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門
言語聴覚士 山田奈保子先生にご出席いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小
学部の各1名を対象に情報交換を行いました。
ケース検討会では、聴覚活用に関する専門的なお話をいただき、聴覚活用の意義や聴
覚活用を促すための教師側の関わり方、聴覚障がい教育に携わる上で大切にしなければ
ならないことなど、多くのことを学ぶことができました。また、教員一人一人の質問に
も丁寧に答えていただき、有意義な時間となりました。
ご多忙の中、貴重なご指導・お話をいただき、本当にありがとうございました。山田
先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。また、今後
とも連携を深めながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
第2学期始業式
8月28日(月)に小学部、9月1日(金)に幼稚部の第2学期始業式を行いました。夏
休みを満喫し、夏ならではの体験をたくさんした子ども達は、久しぶりに会う友達や先生に
「海に行ったことが楽しかったよ!」「花火を見に行ったよ。」「流しそうめん、楽しかっ
たよ。」など、夏休みの思い出を生き生きと話し、伝えたい気持ちがあふれていました。
また、始業式の前には今学期から着任する先生の挨拶がありました。新しい先生の話をし
っかり聞いていた子ども達は先生の名前や「水泳が得意」ということ等をすぐ覚え、早速話
しかけに行き、仲良くお話しする様子が見られました。
2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。まだまだ暑
い日々が続きますが、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきた
いと思います。
8月のみみちゃん教室
8月みみちゃん教室
8月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)は、「リズム遊び」をテーマ
に開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
リズム遊びでは、音楽に合わせて体を動かす『リトミック』や『とんぼのめがね』の歌遊び、『い
っぽんばしこちょこちょ』の手遊び、カラフルな布を使った『バルーン遊び』を行いました。リトミ
ックでは、運転手さんやピアニストが現る!運転手さんになりきって曲に合わせて思い切り走り出す
子や、「わたしもやる!」と鍵盤に向かう子など、思い思いにリトミックを楽しむ様子が見られまし
た。とんぼのめがねでは、いつもの世界をとんぼのめがねでのぞくと…赤色や黄色、青色に!秋を感
じながら季節の歌遊びを楽しみました。バルーン遊びでは、『うみ』の歌に合わせて、ふんわりゆれ
る布の感触を体全体で楽しみました。「リズム遊び」をテーマに活動しましたが、音楽に合わせて
それぞれがお気に入りの動きや表現を見つけて体を動かし、あっという間の1時間を過ごしました。
9月は、「ねんどあそび」を予定しています。小麦粉粘土を使用する予定です。ぜひ遊びに来てくだ
さいね。
デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)研修会
本校では、デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)を使用して日々の学習を
行っています。今後のより良い学習活動につなげるために、ソノヴァ・ジャパン株式会社
ブルーム福島店よりご担当者様にお越しいただき、ロジャーの正しい使い方や取扱い上の
留意点などに関する研修会を行いました。
研修会当日は、本校の職員だけではなく地域の小学校、高校の先生方にもご参加いただ
きました。
ロジャーの基本的な使い方や、グループで会話をする際の設定の仕方、困った時の対処
法などについて実践を交えて教えていただき、参加者からは「実際の 場面を想定しながら
学ぶことができた」という感想が多く聞かれました。
ご多忙な中、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。
出かける支援 手話奉仕員養成講座
7月25日(火)に福島市で、7月29日(土)に伊達市で手話奉仕員養成講座『聴覚
障がいの基礎知識』の講義を行いました。聴覚支援学校についての紹介や耳の仕組み、
聴こえについて、また福島校の授業の様子等をお伝えしながら聴覚障がい教育の基本に
ついてお話させていただきました。
今回の講義が手話奉仕員養成講座受講者の方にとって聴覚障がいについて理解を深め
るきっかけの一つになれば幸いです。
花も野菜も元気です!
暑い毎日ですが、プランターの花や畑の野菜たちは、すくすく元気に育っています!
幼稚部、小学部の皆さんは元気に夏休みを楽しんでいますか?早寝早起きはできていま
すか?お家の手伝いを頑張っていますか?2学期に夏休みの出来事をたくさん教えてく
ださいね!元気な笑顔に会えることを楽しみにしています!
7月みみちゃん教室
7月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「水あそび」をテーマに
開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
色水あそびでは、水の入ったペットボトルをシャカシャカ振ると・・・あら不思議!!透明な水が
赤や黄色に変身。子どもたちの目もまん丸に。手品のような出来事に歓声を上げながら、色の変化を
楽しみました。布団圧縮袋やごみ袋に水を入れて作ったウォーターベットも、大人気!!中に入って
いるスポンジやきらきらテープをじっと見てつかもうとしたり、パシャパシャ水が跳ねるのを感じな
がら表面をたたいたり、不安定なウォーターベットの上を歩いたり、寝転んだり・・・水のひんやり
冷たい感じや感触を十分に味わい、水あそびを楽しみました。
8月は、「リズムあそび」を予定しています。リズムに合わせて体を動かしたり、手あそびや歌あ
そびをしたりして、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!皆さんの参加をお待ちしております。
補聴器点検
7月の聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部高学年の児童を
対象に実施しました。最近、暑い日が続き、汗等での補聴器の故障が増えていることを教えて
いただきました。汗対策として、補聴器カバーの有効性を再確認した子どもたちでした。また
補聴器のおさまりに違和感のあった児童は、チューブ長さやチューブとつなぐ補聴器の角度な
どをかえることを教えてもらうと、「おさまりがよくなった。」と話していました。身近で
プロの技を見せていただき、私たち教員も大変勉強になりました。子どもたちのより良い
聴こえのために、いつもありがとうございます!
第2回 みみふく学習会
第2回の「みみふく学習会」は、宮城教育大学教授の菅井裕行先生を講師にお招きし、
12名の保護者の皆様に参加いただいて、開催いたしました。菅井先生から、関係の発達
と理解の発達についてやコミュニケーション環境について等、具体例を示し分かりやすく
教えていただきました。また、参加者一人一人の質問や思いにも耳を傾けられ、温かなア
ドバイスや励ましをいただきました。参加者からは、「菅井先生のお話を聞いてコミュニ
ケーションの大事さがとてもよく分かりました。」「コミュニケーションの始まりのお話、
子どもに『わからせる』前に、まずは子どものことを『わかってあげること』からの一言
に、なるほど!まさに!と思いました。」「子どもにとっての『言葉のふるさと』ができ
るよう、子どもをよく見て接していければと思いました。」「参加者の皆さんの想いや抱
えていることをお聞きでき、自分と重なるところもたくさんあり、『皆さん同じように悩
んだり迷ったり苦しんだりして、こられたんだな』と共感することができました。」など
の感想が寄せられました。あっという間に予定時間が過ぎ、またお話を伺いたい!との要
望が多く、貴重な学習の機会となりました。『菅井先生、大きなエールと明日への活力を
ありがとうございました。』
救急救命講習(教職員対象)
7月27日(木)に、福島消防署の方を講師に迎え、教職員対象の救急救命講習会を実施
しました。新型コロナウイルス感染対策により、今年度から定員が5名となりました。
講習は、心肺蘇生法(人工呼吸は実施しない。)、AEDの使用方法、気道異物の除去、止
血法、熱中症について、DVDを視聴しながら説明を聞きました。心肺蘇生法の胸骨圧迫は、
レサシ人形を使って、胸が5㎝(乾電池の長さ)ぐらい沈むまで30回圧迫し、それを5回繰
り返しました。30回×5回は1分半ぐらいの時間ですが、救急車が来るまで続けることが大切
なので、周囲の人達で交替しながら行えると良いそうです。
本校の玄関にもAEDを設置しています。「未就学児用キー」を差し込むと、幼児に使用する
ことができます。
絵本の読み聞かせ会
一学期終業式後に、福島県手話通訳問題研究会のボランティアの皆様による読み聞かせ
会が行われました。幼児児童の興味関心のある絵本やジャンルを事前にお伝えし、当日は、
幼稚部、小学部それぞれに合わせた読み聞かせを行ってくださいました。
読み聞かせの他にも、ペープサートによる劇や手遊び歌などもあり、みんなで楽しむこ
とができました。また、『したきりすずめ』では、表情や手話表現での語りに子どもたち
がぐっと惹き込まれていました。
手話通訳問題研究会の皆様、お忙しい中、素敵な読み聞かせを行っていただきありがと
うございました。
第1学期終業式
7月20日(木)に第1学期の終業式を実施しました。分校長先生のお話では、写真を見
ながら1学期の学習活動を振り返りました。子どもたちは、思い出を生き生きと表現する姿
が見られ、充実した1学期であったことがよく伝わってきました。
その後、各学級で担任から1人1人通知表が手渡されました。1学期がんばったことをそれ
ぞれ振りかえると共に、明日から始まる夏休みへの期待に胸をふくらませている様子でした。
また、保護者の皆様には、奉仕活動として校内の清掃活動をしていただき校舎がピカピカに
なりました。また、日頃から教育活動に対するご理解やご協力をいただき、無事に1学期を
終えることができましたことに感謝申し上げます。
また2学期の始業式に元気に会えることを楽しみにしています。
幼稚部 本分校交流会
7月7日(金)に、県内の聴覚支援学校に通う幼児が聴覚支援学校本校に集い、交流会を
行いました。この日は七夕ということもあり、各幼児が考えた願い事を発表したり、みんな
で一緒に短冊を飾ったりしました。
自己紹介や願い事発表が終わった後はプールでの活動を行いました。大きなプールに子ども
達は大興奮!友達が泳いでいる様子を見て真似てプカプカ泳いだり、他校の友達との水中カ
ルタが白熱したやりとりになったりと、集団での水遊びを楽しむことができました。
また、今回は昼食も共にし、他校の友達と一緒にお弁当を食べました。「あ、ブロッコリー
が同じだ。」「わかめおにぎり、私もあるよ。」と伝えながら食べる様子が見られ、楽しい
コミュニケーションの時間となりました。
次に本分校交流会が行われるのは11月です。また、一緒に遊んだりやりとりしたりする
日を楽しみに過ごしていきたいと思います。
福島市立信夫中学校1年「福祉体験活動」
福島市立信夫中学校からの依頼を受け、『聞こえにくさ(聴覚障がい)について学ぼう』の
講義を行いました。福祉体験活動の学習の一環で、実技も取り入れた講義を行いました。
聞こえにくさの疑似体験、補聴器試聴体験、指文字・手話の体験を通して、きこえにくさ
があることの困難さ、補聴器、指文字、手話の有用性などについて実感していただきなが
ら、講義を進めることができました。
講義後の生徒代表の挨拶の中で、「みんなが住みやすい社会にするために、これからの
自分にできることを考えて実践していきたい。」という言葉を聞き、大変うれしく思いま
した。今回の講義と体験が、生徒さんたちの今後の生活につながっていくことを願ってい
ます。
補聴器点検
6月の聴器点検は、ミミプラザさんにお越しいただき、小学部低学年の児童を対象に実施し
ました。前日の全体自立活動でイヤモールドの掃除をがんばったAさんは、「とてもきれいで
す。」とお褒めの言葉をいただき、嬉しそうにしていました。フックがゆるんでいた補聴器に
は、小さなゴムを入れていただき、ゆるみも解消。その細やかな作業を食い入るように見つめ
るBさんでした。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!
出かける支援 福島大学
7月4日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子ども
たち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、1
年生の約90名の学生が参加しました。
講義では、耳のしくみや補聴器、人口内耳について、聞こえない人たちの生活
を知り、考える内容、また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等を行
いました。また、聴覚支援学校福島校の学校紹介をはじめ、学校の特色や聴覚障
がい教育についての内容を取り上げました。
メモを取りながら最後まで熱心に講義に御参加くださった学生の皆さん、ありが
とうございました。
6月のみみちゃん教室
6月27日に「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開催しまし
た。今回は、4組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士もボールプールの中で
すぐに仲良しになっていました。また、新聞紙を破いた間からボールを投げたり、顔を出
して覗いたり、くしゃくしゃにして新聞紙の感触を味わったりと、それぞれの遊びを展開
していました。 7月は、水遊びを予定しています。次回も、一緒に楽しい時間を過ごし
ましょう!
小学部全体自立活動
小学部では、年2回補聴器や人工内耳について学ぶ自立活動の時間を設けています。
普段は、個別学習や小集団での自立活動を行っていますが、この2回は、小学部全員
で学習に取り組みます。
今回は、第1回目の学習で、「いつ補聴器を外すか。」「外した補聴器はどこに置か。」「だれが管理しているか。」等の普段の様子を振り返るところから学習しました。
その後、電池残量やイヤモールドのお手入れの仕方を確認し、実際に自分で実践しました。
学んだことを必要な場面でできるよう、ご家庭と協力しながら今後も支援していきたいと
思います。
アクアマリンふくしま 移動水族館
6月22日(木)、アクアマリンふくしまから移動水族館がやってきました。子ども達は
前日から「どんなお魚が来るかな?」「どうやって来るの?」とワクワクし、当日は間近で
見る大きなトラックを見て大興奮な様子でした。
初めにハンズオンという水生生物のはく製や標本に触り、実物大のマンボウの大きさを体
験してみたり、サメの歯のギザギザ感やゴマフアザラシの皮膚の柔らかさに触れたりしまし
た。次にタッチプールという、ヒトデやウニ、トラザメやナマコ等と実際にふれあえる体験
を行いました。どの展示も子ども達の興味を引く物ばかりで、「これなぁに?」と興味津々
に触ったり水族館の職員の方からお話を聞いたりし、大盛り上がりでした。
今回の体験を通して、海の生き物の不思議さや新しい発見をたくさんでき、子ども達にと
って貴重な思い出になりました。
アクアマリンふくしまの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
小学部5年 家庭科の授業より
5年生の家庭科で「ゆでて食べよう!」の授業を行いました。
コンロの安全な使い方、お湯の沸かし方、沸騰の様子等の既習の復習をし、「ゆでいも」を
作りました。洗う、切る、ゆでるの流れに沿って、一つ一つ丁寧に行っていました。
じゃがいもの過熱の過程で、いもの様子を観察したり、試食したりしました。いもの中が生
だったり、食べても硬かったりと、加熱時間による変化に気付くことができました。
今後の調理活動に意欲がわいた時間になりました。
3・4年生図工「ひもひもワールド」
図工の時間に、いつもの学習室をひもを結んだり巻いたりして、「ひもひもワールド」に
変身させました。家庭から持ち寄った毛糸やビニールテープを前に、「魔法陣を作りたい!」
「上からつるしたらどうかな?」「このバケツ使っていいですか?」「ジグザグに編み込んで
みたよ。」「きゃー、くもの巣につかまったあ。」等々、、、自分の思いに合わせて、ひもを
結んだり巻いたりする活動に集中して取り組みました。中には、廊下まで活動の場を広げた
いという児童もいて、身近な場所の見え方や感じ方が変わることに気づき、いろいろな形を
発想して造形活動を楽しむ姿が見られました。
5月のみみちゃん教室
5月30日に初めての「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開
催しました。二組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士でしたが、じっと見つめ
合って笑ったり、お互いにまねっこしたり、ほほ笑ましい時間を過ごしました。お友達の動
きや遊び方をよく見ていて互いに影響し合う様子に、同年代のお友達の偉大さを改めて感じ
ました。
6月は新聞紙を使って、からだ全体を使ってダイナミックに遊びたいと思います。わくわく
どきどきな楽しい体験をとおして、人とのかかわりやコミュニケーションについて学ぶことが
できる場となるように準備を進めています。また、保護者の方同士の交流も大切にしていきた
いと考えています。参加の希望がありましたら、遠慮なくご連絡下さい。ぜひ、お子さんと一
緒に楽しい時間を過ごしましょう!
令和5年度 教育実習
5月29日(月)から6月9日(金)まで教育実習が行われました。
将来、教員を目指す大学生2名が、教科指導の授業参観をしたり、教材作りをしたりして
授業を実践しました。子どもたちは、実習生と休み時間にたくさん関わって遊びながら、楽
しい思い出とすることができました。
2名の実習生は、2週間の実習の中で、子どもたちとの関わりを通して、多くのことを学
んだことと思います。
実習生の皆さん、子どもたちとの充実した毎日を過ごしていださき、ありがとうございました。
第1回 避難訓練
6月7日(水)第1回避難訓練を行いました。
地震による災害を想定した訓練では、幼児・児童が冷静かつ安全に非難することを
目的に、自身の体の守り方、避難方法や避難経路等について学習しました。
第1回みみらんどセミナー
5月26日(金)に、第1回みみらんどセミナーを開催しました。
今回の講演は、福島校教諭の芳賀公彦先生による『聴覚障がい教育のはじめの一歩』と
題した難聴児教育の基本についてのお話でした。
参加者は、地域の小学校・高校・特別支援学校の教職員、幼稚園職員、福祉関係者、支援員、
保健師等、幅広い業種の皆様にご参加いただきました。
参加者からは、「聴覚障がいや補聴器のことなど初めて学ばせていただき、大変ために
なった。」「聞こえにくさをはじめ、発育・発達については、早期発見と早期介入が重要である
ことを改めて感じた。」「障がい受容と適正就学、こんな子どもを育てたいという内容が大変
参考になった。」等の感想が聞かれました。
芳賀先生ご自身の体験談を交えたお話は、状況をイメージしやすく、受講者の皆さんそれ
ぞれの心に響いたことと思います。
また、講演終了後には、体験ブースを設け、希望者に補聴器やデジタルワイヤレス補聴援
助システム等の試聴やUDトーク等の体験をしていただきました。実際に体験していただ
くことで、講演の内容の理解がより深まったとともに、今後の支援のヒントになったとの
感想をいただきました。
ご多忙な中、講話いただきました芳賀先生、また、ご参加いただきました皆様、ありがとう
ございました。
小学部 書写指導
5月31日(水)に福島市在住の鈴木幸子先生をお招きして、書写指導(1・2年生は、硬筆。
3~5年生は、毛筆)を行いました。たなばた展の出展に向けて、先生から正しい文字を整えて
書くことの大切さを教えて頂きました。
「幼稚部春の遠足」
5月19日(金)、あづま総合運動公園サイクル広場で幼稚部春の遠足を実施し、そり遊びや乗り物遊びを楽しみ
ました。「もう一回乗りたい!」「早いね!」「自分でこぐよ!」など、友達や先生、おうちの人とたくさんやりと
りしながら、体をいっぱい動かして遊ぶことができました。遊んだ後は、おうちの人が作ってくれたおいしいお弁当
を食べて、大満足の様子でした。みんなでおでかけするのは楽しいね!
副市長来校
5月11日(木)に、福島市の斎藤房一副市長さんが福島校を訪問され、幼児児童へプレゼントを贈呈してください
ました。
幼稚部、小学部の子どもたちにぴったりのプレゼントをいただき、子どもたちは大喜びでした。代表児童が「みん
なで大切に仲良く使います。ありがとうございました。」とお礼を述べ、最後に全員で副市長さんへ歌のプレゼント
として校歌を元気に歌いました。みんなの『ありがとう』の気持ちが伝わったと思います。
副市長さんや市の担当の皆様がお帰りになるまで、子どもたちは「ありがとう。」「ばいばーい。」とずっと手を
振って見送っていました。
子どもたちは、早速その日からいただいたプレゼントで楽しく遊んでいます。
齋藤副市長さんを始め、市の担当の皆様、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
補聴器点検
今年度も、補聴器販売店の方々の御協力により、学期に1回ずつ補聴器点検を実施します。
5月12日(金)には、ブルーム福島さんにお越しいただき、幼稚部の子供たちを対象に、
補聴器やイヤモールドの点検やクリーニングをしていただきました。
古くなったチューブを新しくしてもらったり、イヤモールドをきれいに掃除してもらったり
しました。ブラシを机の上に置き、イヤモールドの音の出口を下向きにしてブラッシングする
ことで、耳垢がチューブの中に入り込まなくなることや、パソコン用のエアダスターを使うと
便利なこと等を教えていただき、補聴器の掃除やお手入れの仕方についても理解を深める時間
となりました。補聴器の正しいつけ方を教えてもらった子どもは、上手にできてにっこり。教
室に「ありがとうございました!」の声が響きました。
ブルーム福島さん、お忙しい中、ありがとうございました。
6月はミミプラザさん、7月は福島ヒヤリングセンターさんに小学部の児童の補聴器点検を
行っていただく予定です。
第1回 みみふく学習会
今年度のみみふく学習会は、年5回を予定しています。4月17日と21日には、「子ども
に届く『ことば』とは?」をテーマに第1回みみふく学習会を実施しました(内容同じ)。計7
名の保護者の方に参加いただきました。中川信子さんの著書を参考に、「どうしたら『脳』に
『ことば』が届くか」を一緒に考えました。また、その参考になる「インリアルアプローチ」
「想いやりトーク」についても学びました。参加した保護者の方からは、「本人が楽しみ、心が
動く経験を親も一緒に楽しむことを大事にしたいと思う。」「その時、その場でしかできない
経験が生きた『ことば』につながると感じた。」「初めての参加だったが、勉強になった。
楽しく他の保護者の方ともお話できて良かった。」などの感想が寄せられました。
次回のみみふく学習会は、6月の授業参観に併せて実施する予定です。子どもの体が元気で心が
健やかであることは大事ですが、それと同じく、保護者の方の体が元気で心が健やかであること
も大事!みみふく学習会に参加していただくことで、少しでもそのお手伝いができるように準備
していきますので、多くの保護者の方のご参加をお待ちしております!
教職員不審者対応訓練
5月17日(水)に警察署から二名の講師をお招きし、校舎内に不審者が現れたという設定で、防犯訓練を行
いました。スクールサポーターの方が、不審者役となり、警察官の方に、教職員の不審者との
対応を見ていただきました。
不審者を見かけたら、まず声をかけて用件を確認すること、複数の職員で対応できる体制を
とること、さすまたの使い方等身近にあるものを使っての身を守る方法を教えていただきま
した。
この訓練の反省を活かして、安全に配慮した教育環境の整備に努めていきます。
幼稚部 入学おめでとう会
4月28日(金)幼稚部で入学おめでとう会を行いました。今年度は4名の新しい友達を
迎えました。自己紹介では、ドキドキした様子が見られましたが、発表する内容をよく理解し
好きな食べ物やキャラクターを発表することができました。また、ぱんだ組、らいおん組の
お姉さん達から、手作りの小麦粉粘土のプレゼントをもらい、とても嬉しそうでした。
全員での音楽遊びのバルーンは、保護者の方も一緒にみんなで行い、とても盛り上がり、
楽しそうな歓声が上がっていました。会を通して友達と一緒に過ごす楽しさを感じることが
できたようです。これからも一緒に仲良く遊びましょうね!