福島校掲示板

2023年8月の記事一覧

デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)研修会

 本校では、デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)を使用して日々の学習を

行っています。今後のより良い学習活動につなげるために、ソノヴァ・ジャパン株式会社

ブルーム福島店よりご担当者様にお越しいただき、ロジャーの正しい使い方や取扱い上の

留意点などに関する研修会を行いました。

 研修会当日は、本校の職員だけではなく地域の小学校、高校の先生方にもご参加いただ

きました。

 ロジャーの基本的な使い方や、グループで会話をする際の設定の仕方、困った時の対処

法などについて実践を交えて教えていただき、参加者からは「実際の 場面を想定しながら

学ぶことができた」という感想が多く聞かれました。

 ご多忙な中、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。

 

出かける支援 手話奉仕員養成講座

 7月25日(火)に福島市で、7月29日(土)に伊達市で手話奉仕員養成講座『聴覚

障がいの基礎知識』の講義を行いました。聴覚支援学校についての紹介や耳の仕組み、

聴こえについて、また福島校の授業の様子等をお伝えしながら聴覚障がい教育の基本に

ついてお話させていただきました。

 今回の講義が手話奉仕員養成講座受講者の方にとって聴覚障がいについて理解を深め

るきっかけの一つになれば幸いです。

  

 

花も野菜も元気です!

 暑い毎日ですが、プランターの花や畑の野菜たちは、すくすく元気に育っています!

幼稚部、小学部の皆さんは元気に夏休みを楽しんでいますか?早寝早起きはできていま

すか?お家の手伝いを頑張っていますか?2学期に夏休みの出来事をたくさん教えてく

ださいね!元気な笑顔に会えることを楽しみにしています!

 

 

7月みみちゃん教室

 7月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「水あそび」をテーマに

開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。

 色水あそびでは、水の入ったペットボトルをシャカシャカ振ると・・・あら不思議!!透明な水が

赤や黄色に変身。子どもたちの目もまん丸に。手品のような出来事に歓声を上げながら、色の変化を

楽しみました。布団圧縮袋やごみ袋に水を入れて作ったウォーターベットも、大人気!!中に入って

いるスポンジやきらきらテープをじっと見てつかもうとしたり、パシャパシャ水が跳ねるのを感じな

がら表面をたたいたり、不安定なウォーターベットの上を歩いたり、寝転んだり・・・水のひんやり

冷たい感じや感触を十分に味わい、水あそびを楽しみました。

 8月は、「リズムあそび」を予定しています。リズムに合わせて体を動かしたり、手あそびや歌あ

そびをしたりして、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!皆さんの参加をお待ちしております。

  

  

補聴器点検

 7月の聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部高学年の児童を

対象に実施しました。最近、暑い日が続き、汗等での補聴器の故障が増えていることを教えて

いただきました。汗対策として、補聴器カバーの有効性を再確認した子どもたちでした。また

補聴器のおさまりに違和感のあった児童は、チューブ長さやチューブとつなぐ補聴器の角度な

どをかえることを教えてもらうと、「おさまりがよくなった。」と話していました。身近で

プロの技を見せていただき、私たち教員も大変勉強になりました。子どもたちのより良い

聴こえのために、いつもありがとうございます!

第2回 みみふく学習会

 第2回の「みみふく学習会」は、宮城教育大学教授の菅井裕行先生を講師にお招きし、

12名の保護者の皆様に参加いただいて、開催いたしました。菅井先生から、関係の発達

と理解の発達についてやコミュニケーション環境について等、具体例を示し分かりやすく

教えていただきました。また、参加者一人一人の質問や思いにも耳を傾けられ、温かなア

ドバイスや励ましをいただきました。参加者からは、「菅井先生のお話を聞いてコミュニ

ケーションの大事さがとてもよく分かりました。」「コミュニケーションの始まりのお話、

子どもに『わからせる』前に、まずは子どものことを『わかってあげること』からの一言

に、なるほど!まさに!と思いました。」「子どもにとっての『言葉のふるさと』ができ

るよう、子どもをよく見て接していければと思いました。」「参加者の皆さんの想いや抱

えていることをお聞きでき、自分と重なるところもたくさんあり、『皆さん同じように悩

んだり迷ったり苦しんだりして、こられたんだな』と共感することができました。」など

の感想が寄せられました。あっという間に予定時間が過ぎ、またお話を伺いたい!との要

望が多く、貴重な学習の機会となりました。『菅井先生、大きなエールと明日への活力を

ありがとうございました。』