福島校掲示板

2017年6月の記事一覧

歯みがき教室

 
 

 6月27日(火)小学部児童を対象に、歯みがき教室を行いました。

 最初に養護教諭から、虫歯になりやすい場所や、きれいにみがける歯ブラシの当て方について、歯の模型を見ながらお話を聞きました。その後、歯垢染色剤を使って、みがき残しをチェック。給食の後に歯みがきをしてきたはずなのですが、みがき残しが見られます。

 もう一度、歯ブラシの当て方や動かし方を確認しながら、一人一人しっかりと歯をみがきました。学んだことを、明日からの歯みがきに生かしていきたいです。

補聴器点検


 6月21日(水)に、ミミプラザさんにお越しいただき、補聴器点検を行いました。今回は、小学部の1・2・3・6年生の子どもたちの補聴器の状態を確認していただきました。チューブやマイク部分のカバーなどを交換していただいたり、フックのゆるみなどのご指摘をいただいたりしました。子どもたちも自分の補聴器を大切にしなければならないと改めて意識することができました。お忙しい中、ありがとうございました。

「花さき山」読み聞かせ会をしました!

 
 
 

 6月15日(木)に、大型絵本を使って読み聞かせ会を行いました。今回のお話は「花さき山」。主な登場人物を紹介すると、「やまんば、怖いー!」とドキドキざわざわしていた子どもたちでしたが、ページをめくって読み進めるうちに真剣な表情に変わっていきました。主人公の「あや」の気持ちを感じる子、絵本の花のきれいさに見入る子、「やまんば」は悪い人ではなかったと思う子、感じ方や考えたことはさまざまですが、子どもたちにとって充実した時間となりました。

 21日(水)の自立活動の時間には、「花さき山」を題材としてグループでの学習も行いました。「優しいことをしたときに自分にはどんな花が咲くかな?」「あやや双子のお兄さんは、どうして妹や弟のために我慢したのかな?」など、それぞれに自分のことに置き換えてじっくりと考えたり、いろいろな考えがあることを知ったりする機会となりました。

 二学期、三学期にも読み聞かせ会を予定しています。子どもたちが本に親しみ、豊かな心情を育むことができるような会にしていきたいと思います。


本分校交流会(3・4年)

 
 

 6月16日(金)、本分校交流会が行われました。福島駅から郡山駅の往復は、窓口で切符を買う体験もして、東北本線を利用しました。電車の中でのマナーを考えながら過ごすことができました。

 交流会は、自己紹介の後、みんなで話し合ってサッカーとドッジボールをすることに決め、なかよくゲームを楽しみました。またグループに分かれてのカレーライス作りでは、調理の手順を確認しながら協力して取り組み、おいしいカレーを作ることができました。

 久しぶりに会う友だちに、初めは緊張した様子もありましたが、次第に打ち解けて笑顔あふれる1日になりました。また来年を楽しみにしています。


第2回みみらんどセミナー

  

6月14日(水)には、今年度2回目のセミナーが行われました。東京からフォナックジャパンの林様を講師にお迎えし、「補聴器・FM補聴システム等のよりよい活用の仕方」についてお話しいただきました。

補聴器や人工内耳には有効な距離があり、話などを理解するのには1~2mの範囲でかつ静かな環境が必要とのことでした。きこえを阻害してしまう要因としては、距離・騒音・残響音があり、それを克服するのが補聴システムであるとのことでした。学校や家庭で、言葉をきちんと聞くための一つの方法として、FM補聴システムは大変有効であることを再確認しました。

小児専用補聴器「スカイV」やロジャーの新製品等をご紹介いただき、最新型のスピーカーなども体験させていただきました。

書写学習会を行いました!

 

6月7日(水)に、書写ボランティアの鈴木幸子先生をお招きして、教師の書写指導力向上のための書写学習会を行いました。児童が書いた作品を見ていただいたり、実際に書きながら指導を進める際のポイントをお聞きしたりすることができました。丁寧に細かい点までご指導いただき、大変勉強になりました。今後の書写指導に生かしていきたいと思います。

鈴木先生、ありがとうございました。

小学部 聴能学習(自立活動)

 
 
 6月2日(金)の自立活動では、「きこえ」についての学習を行いました。

前半は、耳の仕組みや音の伝わり方を学習しました。毎年、学習を積み上げてきた高学年の子供たちは、積極的に手を挙げ、耳の内部の名称について答えることができました。

後半は、補聴器や人工内耳を付けると音がどのくらいきこえるようになるのか、また、これらを外すとどのくらい聞こえにくくなるのかを太鼓やピアノの音を聞いて確認しました。「補聴器を外すと、私は聞こえない。」「僕は、小さく聞こえる。」という声も聞かれ、自分の聞こえの状態をはっきり伝えることができました。

きちんと自分のきこえについて理解し、周囲に説明する力が将来必要になってきます。自立活動はキャリア教育とかかわっている部分もたくさんあります。将来を見据えた指導に今後も配慮していきます。