福島校掲示板

2016年12月の記事一覧

第二学期終業式

 
 

12月22日(金)に、第二学期終業式を行いました。終業式に先立って、「読字力検定試験」と「FCT児童画展」の表彰伝達も行い、二学期の学習成果を振り返ることができました。二学期は、幼稚部運動会や発表会、小学部学習発表会など大きな行事が多くあり、たくさんの積み重ねと経験によって、子どもたちの大きな成長を見ることができました。冬休みも楽しく過ごし、三学期に元気に登校してほしいと思います。

保護者の皆様、地域の皆様には、二学期もたくさんのご協力をいただき、ありがとうございました。三学期もどうぞよろしくお願いします。


二学期最後の図書貸し出し

 
 

12月21日(水)、二学期最後の図書貸し出しを行いました。普段の貸し出しは、一人2冊までですが、長期休業前は5冊借りられるということで、楽しみにしていたと話す児童もいました。図書委員も、貸し出しカードと本を確認したり、友達の質問に答えたりして、必要なことを考えながら友達と分担し、貸し出しの仕事をする姿に成長が感じられました。図書ボランティアの保護者の皆様にも、貸し出しの手伝いや掲示物の準備、図書の修復などに取り組んでいただき、保護者の皆さんと学校の協力の下、図書環境を整えることができました。三学期も、保護者の皆さんと一緒に子どもたちの読書活動の充実に努めていきたいと思います。

ALT授業②

 
 
 
 12月14日(水)に小学部5・6年生が第2回目のALT授業を行いました。今回は、子供たちが「What ~do you like?」という質問をし、コーマック先生からの答えを聞いて、さらに子供たちが「Ilike~」と返すやりとりに挑戦。コーマック先生からの答えをよく聞いて、好きな物が同じだった場合には「me too.」と返すこともでき、通じ合えた喜びを味わいました。
 コーマック先生からは、アイルランドの地理や国旗の意味、伝統音楽、そしてアイルランドと日本のクリスマスの習慣の違いも教えて頂きました。コーマック先生がクリスマスソングをギターで演奏してくださるサプライズもあり、素敵なクリスマスプレゼントをいただきました。

そして、動物のジェスチャーゲームでは、身体を使った表現で伝え合い、大変盛り上がりました。先生からは動物の名前を英語で教わり、子供たちは手話表現を教えるといったやりとりも楽しみ、「もっとやりたい!」と大喜びの子供たちでした。

最後には、「See you.」の挨拶に加えて、Merry Christmas and a happyNew Year !と新しい挨拶を交わすこともできました。コーマック先生、楽しい時間をありがとうございました。来年もお待ちしています。


幼稚部交流発表会


 
 

 12月17日は、福島保育所との交流クリスマス発表会でした。昨夜からの雪が道路に残り、冷たい雨の降る寒い日でしたが、子どもたちは寒さに負けず、元気に歌やダンス、劇などの発表を行いました。

 幼稚部の2名は、それぞれの交流クラスで、3歳児は「ミッキーマウスマーチ」のダンスと「オオカミと7匹のこやぎ」の劇、5歳児はディズニー映画「ズートピアのテーマ」によるダンスと「しらゆきひめ」の劇に参加しました。3歳児は、初めてのステージ発表に、すっかり緊張して動きが止まってしまう場面もありましたが、劇では友達の様子を見ながら、こやぎの役を演じることができました。5歳児は、3回目の発表会。ダンスも劇も練習の成果を発揮して、自信を持って演じる様子が見られました。また劇の終わりでは、クラスの友達と一緒に手話で「ともだちになるために」の歌も披露しました。保育所の子どもたちも手話に興味を持って、楽しく覚えてくれたようです。

 家族や聾学校の先生方、保育所の先生方にたくさんほめていただき、二人とも達成感を味わった良い一日になったことと思います。

自動車販売店見学


 12月15日(木)、小学部5・6年生が、社会科と道徳の学習で、ネッツトヨタ福島丸子店に校外学習に行ってきました。

まず、初めに店長の三浦さんが、一人一人に名刺を手渡してくださいました。初めての「大人の挨拶」に緊張しながらも、両手を添えてしっかりと受け取った4名は、誇らしげな表情を見せていました。

試乗体験では、トヨタの車の乗り心地の良さを体感したり、最新の機能に驚きの声を上げたりして、車への憧れが高まりました。

また、自動車整備場では、お客さんの安全のために、一生懸命、故障の原因を探る整備士さんの姿があり、それを子供たちも真剣な表情で見つめていました。エンジンルームだけでも約3万個もの部品があり、新しい車種が出るたびに勉強が大切ということも知りました。

 
 
 
 

 

最後に、子供たちからのたくさんの質問に、店長さんや工場長さん、管理本部の伏見さんが、一つ一つ丁寧に答えて下さりました。「お客様の命を守ることに関わることなので仕事は大変だけれど、車が好きだから頑張れる」、「お客様にありがとうと言っていただけることが嬉しい」、そして皆さん、子供の頃からの夢をかなえて、自動車に携わる仕事をしているという事が分かりました。その想いは子供たちの心に強く残ったようで、帰校後の振り返り学習でも、思い出して言葉にする様子が見られました。ここでの経験は、自分たちの将来を考える上で活かされていくと思います。

ネッツトヨタ福島丸子店のみなさん、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

キャリア教育の話

 
 

12月7日(水)に、本校の保護者、また市内の学校の先生へ、「キャリア教育の話」を行いました。キャリア発達を促す取り組みを学校や家庭、地域で協力して取り組んでいきたいこと、乳幼児期から幼稚部、小学部の各年代のキャリア発達について大切にしたいことなどを確認しました。また、後半は参加者による座談会を行い、日頃の子育ての中で困っていることや取り組んできて子どもの成長が感じられたことなどを共有することができました。  

参加者からは、「いろいろな気づきがあった」「子どもに、楽しみながらいろいろなことにチャレンジさせたい」といった感想も寄せられ、教師も保護者も、キャリア発達を促すかかわりのヒントを得られた会になりました。参加者の皆さん、お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。


小学部「お楽しみ会」

 
 
 

 12月13日(火)小学部のお楽しみ会を行いました。みんなで楽しめる活動を話し合いで決め、「ビンゴ」と「宝さがし」の二つのゲームと会食、プレゼント交換の準備を高学年の児童が中心になり、みんなで協力し準備しました。当日は、分担して作ったプログラムや題字をはったり、手作りのクリスマスツリー、輪飾り、お花の飾りつけをしたりして会場を盛り上げました。司会やゲームの説明などを分担して会をすすめ、自分の役割を果たすことができました。「食べ物ビンゴ」では、同じカードが出るとチームごとにうれしそうに〇をつけたり、「宝さがし」でも、地図に沿って協力して宝を探し、見つけると歓声が上がりました。分からない時は、教師にヒントを聞き、真剣に探しました。途中で上級生が下級生の手を取り一緒に連れていくなど、相手を思いやる気持ちが随所で見られました。   

また、会食をしたり、友だちが作ったプレゼントを交換したりと思い出に残るお楽しみ会でした。


冬の補聴機器の管理

 
 

低学年は、補聴機器の基本的な扱い方や手入れについて学習しました。起床後すぐに電池チェックをしてから装用することや、電池チェッカーが△印の時には必ず新しい電池と交換してから登校することを約束しました。最後は電池のチェックとイヤモールドの手入れをして、よく聞こえるピカピカな補聴器に笑顔を見せていた子どもたちでした。

高学年は、冬に窓が結露するように、補聴器も結露してチューブの中に水滴がたまることを学習しました。水滴がたまったらどうすればよいかを質問をすると、昨年の学習を思い出して「エアパッファーで取る。」と答えてくれた児童もいました。さすが高学年です!

また、冬には電池が減りやすいので、冬休み中も外出時はバッグに電池を入れて持ち歩くことを約束しました。実技では、自分の補聴器の結露を確認してエアパッファーで取り除いたり、補聴器や人工内耳の電池残量をチェックしたりしました。


さわって聴こう音楽会

 
 

今年は、弦楽四重奏のコンサートを開催していただきました。すてきな黒のロングドレスを着たお姉さんたちに、子どもたちの目はキラキラ。演奏が始まると、曲に合わせて身体を揺らしながら気持ちよさそうに聴き入っていました。

「さわって聴こう」という趣旨のとおり、バイオリンに触れる体験では、お姉さんたちに優しく教えていただきながら身体を通して楽器の音色を楽しむことができました。また、「踊る子ねこ」という曲では、ねこの鳴き声のような音にみんな耳を澄ませて、聞こえるとうれしそうに「ねこ」と言い合う姿が見られました。他にも、高学年の琴の演奏「さくらさくら」と四重奏の合奏、ピアノと四重奏の伴奏にのせて子どもたちが手話で歌う「スマイルスマイル」などバラエティ豊かな内容で、あっという間に終了の時間になってしまいました。

 保護者の皆様にも多数参加いただき、みんなで心地よいひとときを共有した一日でした。


ダンス教室

 
 

 12月1日(木)に日本ストリートダンス協会さんの主催によるダンス教室を行い、講師として福島市在住のプロのダンスインストラクターである佐藤さんに来校していただきました。佐藤さんは、最初から、積極的に身振りや簡単な手話で子どもたちとコミュニケーションをとってくださり、子どもたちの気持ちをガッチリとつかんでいました。ダンスの音楽は、子どもたちが聴こえやすい重低音の多い曲を使いながら、とってもかっこよくて分かりやすい振り付けを教えていただきました。子どもたちは最初から最後までノリノリで体を動かし、ダンスの楽しさや表現することの楽しさを全身で感じていました。活動後には、子どもたちから「ダンスが好きになりました。」「興奮しました。」「ダンス楽しい!」などの感想が上がり、子どもたちにとって大変貴重な経験となったようです。佐藤さん、本当にありがとうございました。またぜひ遊びに来てください!