福島校掲示板

2023年6月の記事一覧

小学部全体自立活動

 小学部では、年2回補聴器や人工内耳について学ぶ自立活動の時間を設けています。

 普段は、個別学習や小集団での自立活動を行っていますが、この2回は、小学部全員

で学習に取り組みます。

 今回は、第1回目の学習で、「いつ補聴器を外すか。」「外した補聴器はどこに置か。」「だれが管理しているか。」等の普段の様子を振り返るところから学習しました。

 その後、電池残量やイヤモールドのお手入れの仕方を確認し、実際に自分で実践しました。

 学んだことを必要な場面でできるよう、ご家庭と協力しながら今後も支援していきたいと

思います。

  

 

 

アクアマリンふくしま 移動水族館

 6月22日(木)、アクアマリンふくしまから移動水族館がやってきました。子ども達は

前日から「どんなお魚が来るかな?」「どうやって来るの?」とワクワクし、当日は間近で

見る大きなトラックを見て大興奮な様子でした。

 初めにハンズオンという水生生物のはく製や標本に触り、実物大のマンボウの大きさを体

験してみたり、サメの歯のギザギザ感やゴマフアザラシの皮膚の柔らかさに触れたりしまし

た。次にタッチプールという、ヒトデやウニ、トラザメやナマコ等と実際にふれあえる体験

を行いました。どの展示も子ども達の興味を引く物ばかりで、「これなぁに?」と興味津々

に触ったり水族館の職員の方からお話を聞いたりし、大盛り上がりでした。

 今回の体験を通して、海の生き物の不思議さや新しい発見をたくさんでき、子ども達にと

って貴重な思い出になりました。

 アクアマリンふくしまの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

 

 

小学部5年 家庭科の授業より

 5年生の家庭科で「ゆでて食べよう!」の授業を行いました。

 コンロの安全な使い方、お湯の沸かし方、沸騰の様子等の既習の復習をし、「ゆでいも」を 

作りました。洗う、切る、ゆでるの流れに沿って、一つ一つ丁寧に行っていました。

 じゃがいもの過熱の過程で、いもの様子を観察したり、試食したりしました。いもの中が生

だったり、食べても硬かったりと、加熱時間による変化に気付くことができました。

 今後の調理活動に意欲がわいた時間になりました。

 

 

3・4年生図工「ひもひもワールド」

 図工の時間に、いつもの学習室をひもを結んだり巻いたりして、「ひもひもワールド」に

変身させました。家庭から持ち寄った毛糸やビニールテープを前に、「魔法陣を作りたい!」

「上からつるしたらどうかな?」「このバケツ使っていいですか?」「ジグザグに編み込んで

みたよ。」「きゃー、くもの巣につかまったあ。」等々、、、自分の思いに合わせて、ひもを

結んだり巻いたりする活動に集中して取り組みました。中には、廊下まで活動の場を広げた

いという児童もいて、身近な場所の見え方や感じ方が変わることに気づき、いろいろな形を

発想して造形活動を楽しむ姿が見られました。

   

    

   

5月のみみちゃん教室

 5月30日に初めての「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開

催しました。二組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士でしたが、じっと見つめ

合って笑ったり、お互いにまねっこしたり、ほほ笑ましい時間を過ごしました。お友達の動

きや遊び方をよく見ていて互いに影響し合う様子に、同年代のお友達の偉大さを改めて感じ

ました。

 6月は新聞紙を使って、からだ全体を使ってダイナミックに遊びたいと思います。わくわく

どきどきな楽しい体験をとおして、人とのかかわりやコミュニケーションについて学ぶことが

できる場となるように準備を進めています。また、保護者の方同士の交流も大切にしていきた

いと考えています。参加の希望がありましたら、遠慮なくご連絡下さい。ぜひ、お子さんと一

緒に楽しい時間を過ごしましょう! 

 

  

令和5年度 教育実習

 5月29日(月)から6月9日(金)まで教育実習が行われました。

 将来、教員を目指す大学生2名が、教科指導の授業参観をしたり、教材作りをしたりして

授業を実践しました。子どもたちは、実習生と休み時間にたくさん関わって遊びながら、楽

しい思い出とすることができました。

 2名の実習生は、2週間の実習の中で、子どもたちとの関わりを通して、多くのことを学

んだことと思います。

実習生の皆さん、子どもたちとの充実した毎日を過ごしていださき、ありがとうございました。

 

  

 

第1回 避難訓練

 6月7日(水)第1回避難訓練を行いました。

 地震による災害を想定した訓練では、幼児・児童が冷静かつ安全に非難することを

目的に、自身の体の守り方、避難方法や避難経路等について学習しました。

 

 

第1回みみらんどセミナー

 5月26日(金)に、第1回みみらんどセミナーを開催しました。

 今回の講演は、福島校教諭の芳賀公彦先生による『聴覚障がい教育のはじめの一歩』と

題した難聴児教育の基本についてのお話でした。

 参加者は、地域の小学校・高校・特別支援学校の教職員、幼稚園職員、福祉関係者、支援員、

保健師等、幅広い業種の皆様にご参加いただきました。

 参加者からは、「聴覚障がいや補聴器のことなど初めて学ばせていただき、大変ために

なった。」「聞こえにくさをはじめ、発育・発達については、早期発見と早期介入が重要である

ことを改めて感じた。」「障がい受容と適正就学、こんな子どもを育てたいという内容が大変

参考になった。」等の感想が聞かれました。

 芳賀先生ご自身の体験談を交えたお話は、状況をイメージしやすく、受講者の皆さんそれ

ぞれの心に響いたことと思います。

 また、講演終了後には、体験ブースを設け、希望者に補聴器やデジタルワイヤレス補聴援

助システム等の試聴やUDトーク等の体験をしていただきました。実際に体験していただ

くことで、講演の内容の理解がより深まったとともに、今後の支援のヒントになったとの

感想をいただきました。

 ご多忙な中、講話いただきました芳賀先生、また、ご参加いただきました皆様、ありがとう

ございました。

 

 

小学部 書写指導

5月31日(水)に福島市在住の鈴木幸子先生をお招きして、書写指導(1・2年生は、硬筆。

3~5年生は、毛筆)を行いました。たなばた展の出展に向けて、先生から正しい文字を整えて

書くことの大切さを教えて頂きました。