平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
2019年11月の記事一覧
不審者対応訓練
11月26日(火)に不審者対応訓練を行いました。講師として福島警察署の方やスクールサポーターのご協力を
得て実施しました。第一部は、授業中に不審者が来た時の対応を練習しました。教師の指示に従って慌てることなく
落ち着いて避難することができました。第二部は外出時に不審者に遭遇した際、「いかのおすし」に沿った対応の方
法を学びました。小学部の児童と幼稚部の子どもたちが実際に練習し、知らない人とは距離をとって話をすること、
大きな声で助けを求め、すぐに逃げ大切な自分の命を守ることを学びました。また、教員も、さすまたの使い方など
対応の方法を教えていただきました。一番重要なことは不審者を校内に入れないこと、また、いろいろな場合を想定
して対応の仕方を教師間で話しあっていくことの大事さを学びました。
福島警察署員の金子さん並びにスクールサポーターの上野さんには、お忙しい中、本当にありがとうございまし
た。
第1回外部講師による手話学習会
幼児児童の実態に応じた指導の幅を広げることを目指して、校内教員が持ち回りで講師を担当して、「手話・発音
学習会」を毎月1回実施しています。
さらに、日々の指導における手話について考える機会として、11月26日(火)に、宮城教育大学教授 菅井裕行先
生、准教授 松崎丈先生をお招きして「第1回外部講師による手話学習会」を行いました。日本手話、日本語対応手話、
中間手話といった基本についての講義、また、遊びや授業場面のVTRについてみんなで分析し深める協議など、子ど
もたちと伝え合う、分かり合うための手話という視点から自分たちの日頃の指導を考え、学ぶ機会となりました。そ
れぞれに学んだことを今後の指導に生かしていきたいと思います。
菅井先生、松崎先生、ご指導いただき、ありがとうございました。
親子活動「ボルダリングをやってみよう!」
11月21日(金)に、福島市にある「DiverseRockClimbing」の佐々木亮介さん、佐々木香さんをお迎えして、親
子ボルダリング体験を行いました。
福島校の新校舎には、ボルダリングの施設があります。日々、幼児児童が、楽しんで利用しています。そこで今回
は、専門家の方にボルダリングの楽しみ方について教えていただくこととなりました。
佐々木さんの実演では、なめらかでスムーズな動きに大歓声あがりました。親子での体験では、コース取りや手足の
使い方を丁寧に教えてもらいながら、全員がチャレンジ!上手にできた後は、みんなでハイタッチやグータッチをし
て大盛り上がりでした。
ボルダリングは、体の使い方を育てるだけでなく、チャレンジした後に、人とハイタッチやグータッチをして喜び
を共有できる素晴らしい活動だと感じました。
佐々木さん、丁寧に教えていただき本当にありがとうございました。また福島校に遊びに来てくださいね。
第3回みみらんどセミナーを実施しました!
11月21日(木)に、福島県総合療育センター言語聴覚士である山田奈保子先生をお迎えして、「きこえにくい
子の0歳からの療育に実際と教育に期待する役割」をテーマにご講演いただきました。豊富な療育経験に基づいた0歳
からの療育に必要なこと、難聴児の困難性、その療育、教育に期待する役割についてお聞きして、難聴児を理解する
ための基本的ことを知り、また、関係機関との連携について考えることができました。
聴覚支援学校福島校としても、地域支援センター「みみらんど ふくしま」としても、きこえにくさのある子ども
一人一人の成長のために、必要な支援、連携に取り組んでいきたいと気持ちを新たにしました。
ご参加いただいた皆様、そして、ご講演いただいた山田奈保子先生、ありがとうございました。
きこえとことばの連絡協議会
県北地区のきこえやことばの成長に不安を持つ子どもたちや保護者への支援の充実のため、医療、保健福祉、教育
等関係機関の連携を強化することを目指し、11月21日(木)に当校において「きこえとことばの連絡協議会」を
開催しました。
「きこえにくい子の気づかれにくい困り感について、それぞれの立場からどのような支援ができるか」をテーマ
に、現在の支援の状況や今後取り組んでいく必要があることなどについて活発な情報交換がなされ、連携して支援し
ていくことを確認しました。
ご出席いただいた委員の皆様、ありがとうございます。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
福島第四小学校との交流学習
小学部3年図画工作「クミクミクミックス」
11月19日(火)、20日(水)福島第四小学校3年生教室で22名の友達と一緒に活動しました。
段ボールを切って形を変えたり、切り込みを入れたりして いろいろな組み合わせを工夫しながら新しい形を作り
出しました。完成した作品の鑑賞では、友達の作った作品を見て、どんな組み合わせ方をしているか、自分の作品と
の違いや面白さを感じとっていました。
授業の終わりに、福島第四小学校のお友達へ手話クイズをしました。子どもたちは、お手本の手話を真剣に見て
確認していました。
新校舎招待(11月11日、20日)
11月11日(月)、20日(水)視覚支援学校の中学部、高等部の生徒、教員、寄宿舎指導員、総勢22名の方々
が、新校舎見学に来校しました。
廊下の広さや図書室、トイレのデザインに驚きの声がありました。
集団補聴システムのロジャーを使っての体験では、補聴器からどのようにして聴こえているのか体験していただき
ました。視覚支援学校支援学校の皆様、ありがとうございました。
福島保育所のお友達を招待したよ!
11月15日(金)、幼稚部が交流保育を行っている福島保育所のお友達を新校舎に招待しました。二学期から新
しい校舎で過ごしてきた幼稚部の子どもたちは、好きな場所、楽しい場所を紹介しました。保育所のお友達も、発表
する子どもたちをよく見て、興味津々な表情で聞いていました。好きな場所として出てきた「プレイルーム」でボル
ダリングをしたり、「園庭」のすべり台や砂場で遊んだりして、一緒に楽しく活動することができました。
保育所のお友達、先生方、福島校に来てくださってありがとうございました。ぜひ、また福島校に遊びに来てくださ
い。
きずなの会職場見学会
11月13日にきずなの会(PTA)職場見学会が行われました。今年は幼稚部、小学部合わせて8名の保護者が
NPO法人南茶和さんの農場と「たまごカフェ」を訪問しました。
農場では、利用者の方が養卵、農業、木工製品の製作等、ご自分の担当の仕事に責任と誇りを持ち、生き生きと取り
組まれている様子を拝見させていただきました。その後、一同で「たまごカフェ」に移動し、農場で大切に育てられ
た鶏卵や野菜を使ったおいしいお料理やスイーツを味わいました。カフェにおいても、利用者の方が丁寧に接客して
いる姿が印象的でした。
参加した保護者からは、「事業所でも、あいさつをする、規則正しい生活をする等、大切にしていることは基本的な
事で、学校と同じだと分かった。」「一つのことに集中して最後までやり遂げる忍耐力をつけさせたい。」「自分で
できることは自分で取り組ませていきたい。」「家庭でも子どもが興味をあることを見極めて、どんどん挑戦させた
い。」等、感想やご意見をたくさんいただきました。今後も家庭と学校が連携して、子ども達の成長を見守っていけ
たらと思います。
NPO法人南茶和の皆様、参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
交流校(福島第四小学校)新校舎招待
11月12日、13日に第四小学校の児童を招待して新校舎の見学会を行いました。
まず「はじまりの会」で、5年児童が説明をした後、スタンプラリーや校舎見学がスタートしました。児童たちは数
日前から四小の友達が来てくれるのを楽しみに準備を行い、それぞれが「分かりやすく、楽しく伝えたい。」と自分
の担当場所を一生懸命、工夫して説明していました。
「おわりの会」では、四小の友達から「ボルダリングはいつやるのですか。」「学校を建てるのに費用はいくらか
かりましたか。」等たくさんの質問があり、児童たちは自分なりに考えて答えていました。また、友達からはグルー
プごとに「図書室の本棚が丸くてびっくりしました。」「デンやボルダリングが楽しかったです。」「トイレが広く
てすごいと思いました。」等の感想発表もあり、うなずきながらうれしそうに聞いていました。
最後にみんなで記念撮影を行い、「またね~、バイバイ。」と声をかけたり、ハイタッチをしたりして、笑顔で見
送りをしました。
また、次回の交流学習を楽しみにしています。