平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
福島校掲示板
小学部「お楽しみ会」
12月13日(火)小学部のお楽しみ会を行いました。みんなで楽しめる活動を話し合いで決め、「ビンゴ」と「宝さがし」の二つのゲームと会食、プレゼント交換の準備を高学年の児童が中心になり、みんなで協力し準備しました。当日は、分担して作ったプログラムや題字をはったり、手作りのクリスマスツリー、輪飾り、お花の飾りつけをしたりして会場を盛り上げました。司会やゲームの説明などを分担して会をすすめ、自分の役割を果たすことができました。「食べ物ビンゴ」では、同じカードが出るとチームごとにうれしそうに〇をつけたり、「宝さがし」でも、地図に沿って協力して宝を探し、見つけると歓声が上がりました。分からない時は、教師にヒントを聞き、真剣に探しました。途中で上級生が下級生の手を取り一緒に連れていくなど、相手を思いやる気持ちが随所で見られました。
また、会食をしたり、友だちが作ったプレゼントを交換したりと思い出に残るお楽しみ会でした。
冬の補聴機器の管理
低学年は、補聴機器の基本的な扱い方や手入れについて学習しました。起床後すぐに電池チェックをしてから装用することや、電池チェッカーが△印の時には必ず新しい電池と交換してから登校することを約束しました。最後は電池のチェックとイヤモールドの手入れをして、よく聞こえるピカピカな補聴器に笑顔を見せていた子どもたちでした。
高学年は、冬に窓が結露するように、補聴器も結露してチューブの中に水滴がたまることを学習しました。水滴がたまったらどうすればよいかを質問をすると、昨年の学習を思い出して「エアパッファーで取る。」と答えてくれた児童もいました。さすが高学年です!
また、冬には電池が減りやすいので、冬休み中も外出時はバッグに電池を入れて持ち歩くことを約束しました。実技では、自分の補聴器の結露を確認してエアパッファーで取り除いたり、補聴器や人工内耳の電池残量をチェックしたりしました。
さわって聴こう音楽会
今年は、弦楽四重奏のコンサートを開催していただきました。すてきな黒のロングドレスを着たお姉さんたちに、子どもたちの目はキラキラ。演奏が始まると、曲に合わせて身体を揺らしながら気持ちよさそうに聴き入っていました。
「さわって聴こう」という趣旨のとおり、バイオリンに触れる体験では、お姉さんたちに優しく教えていただきながら身体を通して楽器の音色を楽しむことができました。また、「踊る子ねこ」という曲では、ねこの鳴き声のような音にみんな耳を澄ませて、聞こえるとうれしそうに「ねこ」と言い合う姿が見られました。他にも、高学年の琴の演奏「さくらさくら」と四重奏の合奏、ピアノと四重奏の伴奏にのせて子どもたちが手話で歌う「スマイルスマイル」などバラエティ豊かな内容で、あっという間に終了の時間になってしまいました。
保護者の皆様にも多数参加いただき、みんなで心地よいひとときを共有した一日でした。
ダンス教室
12月1日(木)に日本ストリートダンス協会さんの主催によるダンス教室を行い、講師として福島市在住のプロのダンスインストラクターである佐藤さんに来校していただきました。佐藤さんは、最初から、積極的に身振りや簡単な手話で子どもたちとコミュニケーションをとってくださり、子どもたちの気持ちをガッチリとつかんでいました。ダンスの音楽は、子どもたちが聴こえやすい重低音の多い曲を使いながら、とってもかっこよくて分かりやすい振り付けを教えていただきました。子どもたちは最初から最後までノリノリで体を動かし、ダンスの楽しさや表現することの楽しさを全身で感じていました。活動後には、子どもたちから「ダンスが好きになりました。」「興奮しました。」「ダンス楽しい!」などの感想が上がり、子どもたちにとって大変貴重な経験となったようです。佐藤さん、本当にありがとうございました。またぜひ遊びに来てください!
介護等体験学生の演奏会
11月24、25日の2日間、2名の学生が福島分校で介護等体験を行いました。授業を参観したり、子どもたちと一緒に遊んだりする中で、たくさんのやりとりや触れ合いが生まれていました。25日の昼休みには、学生による演奏会を行いました。歌声とウクレレのかわいらしい演奏、そしてチェロのお腹に響いてくるような素敵な演奏に、子どもたちは目を輝かせ、身を乗り出して聞き入っていました。子どもたちにとって、生の楽器の演奏を聴くよい機会となりました。介護等体験の学生の皆さん、ありがとうございました。
きずなの会 職場見学
11月16日(水)、保護者7名と教員2名で伊達市保原町の「富士通アイソテック株式会社」の見学をさせていただきました。こちらの会社は、デスクトップパソコンやプリンタ、レジシステム等の製造を行っています。会社の概要を説明していただいたあと、工場内の見学をさせていただきました。製造ラインの不具合をランプや音楽で知らせるなど、「異常の見える化」システムを導入し、誰もが安全・スムーズに作業が進められるよう工夫しているとのことでした。
その後、20数年勤務されている聴覚障がい者の方を交えて、「仕事をしていく上で大事なこと」などについてお話を伺いました。会社には手話のできる人がほとんどいないので、コミュニケーションを図るためには筆談が中心であること、そのためには読んだり書いたりする力がとても大切であるということでした。総務部の方からは「会社側の求める人材」として、「言われたことだけをするのではなく、自分から意欲を持って仕事を見つけようとする人になって欲しい」というお話がありました。
「仕事に就く」ことは子どもたちにとってまだまだ先の話ですが、今から少しずつ積み重ねていかなければならないことはたくさんあるということを考えさせられた一日でした。
ALT授業
11月18日(金)に小学部5・6年生4名が第1回目のALT授業を行いました。早く一緒に勉強がしたいと楽しみにしていた子供たちは、コーマック先生に初めてお会いし、とても感激していました。初めはちょっぴり恥ずかしがっていた子供たちですが、英語で挨拶し、コーマック先生から返事をもらうと大喜びでした。
学習した英語を使って自己紹介をしたり、コーマック先生のお話を聞いたりしました。また、コーマック先生に歌を教えていただき、一緒に体を動かしました。終始、笑い事が絶えない学習となりました。最後に「See you」と挨拶し、次回、また会う約束をしました。
コーマック先生、とても楽しかったです。次回もどうぞよろしくお願い致します。
こむこむ館見学
11月4日(金)、1,2年生2名でこむこむ館に行きました。
まず、スライム作りを行いました。材料を混ぜていると、液体が少しずつ固まっていき、その様子に、2人とも興味津々でした。仕上げに手で丸めるところでは、スライムのひんやりとした感触を楽しんでいました。また、プラネタリウム鑑賞では、「かめっちとぺんた」の物語と共に、満天の星空の世界を味わうことができました。昼食の後は、NHKを見学し、番組の紹介コーナーを見たり、キャラクターと記念撮影をしたりしました。お天気も良く、行きは徒歩、帰りは飯坂電車を利用し、みんなで楽しく元気に行ってくることができました。
こむこむ館、NHK、福島交通皆様、お世話になりましてどうもありがとうございました。
不審者対応訓練
11月8日(火)に不審者対応訓練を行いました。講師として福島警察署の方やスクールサポーター及びボランティアの皆様のご協力を得て実施しました。第一部は、授業中に不審者が来た時の対応を練習しました。教師の指示に従って慌てることなく落ち着いて避難することができ、とても立派でした。第二部はボランティアの皆様の劇を見て、不審者対応の方法を学びました。子どもたちは、ボランティアの皆様の熱のこもった演技を真剣に見つめていました。代表の児童が不審者に会った時の対応を実際に練習し、知らない人とは距離をとって話をすること、「いかのおすし」の約束を守ることなど、子どもたちにとって大切な学びとなりました。
福島警察署並びにスクールサポーター及びボランティアの皆様お忙しい中、ありがとうございました。
あらかわクリーンセンター見学
11月4日(金)、4年生3名であらかわクリーンセンター見学に行ってきました。社会で学習しているごみの処理や利用について、DVDを視聴したり焼却・資源化工場などを見学したりしました。子どもたちは、大きなクレーンでごみが持ち上げられる様子に釘付けになっていました。帰校後は、担当してくださった佐々木さんとの3つの約束である3R「ごみを減らす(リデュース)」「繰り返して使う(リユース)」「資源化して再利用する(リサイクル)」について復習しました。
丁寧なご対応をしてくださった佐々木さんをはじめ、あらかわクリーンセンターの皆さん、ご協力本当にありがとうございました。
小学部 合同学習発表会
10月29日、交流校である福島第四小学校との合同学習発表会が行われました。
今年の発表は、創作劇『ヒーローはだれだ』。物語の舞台は、竜宮城。鬼退治をした桃太郎と、力自慢の金太郎。昔話のヒーローですが、浦島太郎ってヒーローなの?ヒーローになりたいと願う三太郎の一人・浦ちゃんのもとに、竜宮城からある知らせが届きます。浦ちゃんはヒーローになれるのか。そして、真のヒーローとは?
子どもたちは、自分の役をきちんと理解し、せりふや動きを覚えようとくり返し練習に取り組みました。当日は、練習の成果を発揮してのびのびとした演技をすることができました。大きな拍手をいただき、きらきらした笑顔が輝いた一日でした。
幼稚部校外学習「もみじがり」
真っ青に晴れた秋空のもと、幼稚部の幼児2名と保護者、教員とで あづま総合運動公園に出かけました。午前中は、サイクルスポーツ広場でいろいろな自転車に乗ったり、そり遊びをしたりしました。5歳児は補助輪付きの自転車に初めて一人で乗りました。最初は不安そうな顔つきでしたが、だんだん自信を持ってこげるようになり、何周もコースを回って楽しみました。3歳児はそり遊びに夢中になり、長い階段を自分でそりを抱えて何度も何度もがんばって登りました。
たくさん遊んだ後は、公園レストランでおいしいご飯を食べ、イチョウ並木を見たり木の実を拾ったりして過ごしました。今年は暖かく紅葉には少し早い時期でしたが、秋のさわやかな空気を吸って、たくさん身体を動かして、気持のいい一日になりました。
福島分校研修会
福島分校研修会:「子どもの学びを支える言語活動」
今年度、福島分校では言語活動の充実を図る授業づくりに焦点をあて、チームごとにテーマや仮説を設定し研修を進めています。
10月12日(水)には、東北福祉大学教育学部 教授大西孝志先生をお迎えし、幼稚部3・5歳児学級の総合、4年学級の社会科、5年学級の理科の検証授業を実施しました。午後の研究協議会では、検証授業をもとに意見交換を行った後、大西先生より聴覚障がい教育の基本である『口声模倣』『傾聴態度の育成』や、『ICTの有効活用』等の大事なポイントについてご指導ご助言をいただくことができました。
また、講演会には地域の聴覚障がい児にかかわる教師や保健師の方々も多数ご参加いただき、インクルーシブ教育システム構築に向けてのあらたな視点や「言語活動」に関する考え方等についてお話を聞くことができました。
大西先生、ありがとうございました。
宿泊学習
去る9月15~16日、一泊二日で5・6年生は本分校合同宿泊学習に行ってきました。一学期から学習を積み重ね、班別活動の内容や役割分担、めあてなどを本分校合同で相談し、それぞれに準備を進めて迎えた当日。インラインスケートやグランドゴルフ、野外炊飯にキャンプファイヤー、そして二日目のスタンプラリーと、各場面場面で、
友達に思いを伝え、事前に学習したことを活かしながら、協力して取り組む姿が見られました。共に過ごした仲間たちや、ご協力いただいた自然の家の職員の方々、保護者の皆様のおかげで、とても充実した二日間を過ごすことができました。
帰校してからは、体験してきたことや感じたことまとめ、相手に分かりやすく伝える学習に取り組みました。お話会や、お礼状を書く活動を通して、何度も活動を振り返る中で、経験から得た概念の拡がりや様々な感情にぴったり合う言葉を知り、生活の中でも自分から使う姿が見られます。特に、お話会では自分の話だけでなく、友達の発表にも興味をもって質問し、感想を伝え合うことができました。
仲間の存在はとても大きく、ますます団結を深めた高学年。この経験を基に、小学部全体を引っ張っていけるような力を育てていきたいと思います。
小学部5・6年校外学習
10月3日(月)、5・6年生合同で校外学習に行ってきました。NHK福島放送局では、テレビやラジオのスタジオを見学し、情報をいち早く分かりやすく伝えるための様々な工夫や努力について知りました。午後には、こむこむ館でプラネタリウムを鑑賞し、月の形の変化が太陽と地球の位置関係にあることに気づきがありました。月と地球と太陽の大きさの比較映像は、驚きの声が上がるほどの大迫力でした。
NHK福島放送局・こむこむ館の皆様ありがとうございました。
現在、見学のまとめとお礼状を書く学習を行っていますが、振り返ることで新たな疑問が生まれ、ファックスで質問したいという希望が子どもたちから出てきています。
幼稚部 交流運動会
幼稚部 保育所との交流運動会
10月1日は、近隣の福島保育所との交流運動会でした。いつも一緒に遊んでいる年中組の友だちと、かけっこや大玉転がしリレー、ダンスなどを行いました。
当日朝はどんよりとした曇りがちの天気でしたが、しだいに太陽が顔を出し、競技中は
暑いくらいの良い天気になりました。子どもたちの元気が、雲を吹き飛ばしたかのようでした。
3歳児は初めての運動会でしたが、友だちと一緒にゴール目指して一生懸命走ることができました。5歳児は、3歳の友だちを気遣いながら大玉を転がす成長した姿を見せてくれました。閉会後は、金メダルをもらってお家の人にがんばりをほめてもらい、大満足の一日でした。
福島市小学校体育大会陸上競技大会
第35回 福島市小学校体育大会陸上競技大会
10月5日(水)、陸上クラブの5・6年生が大会に参加してきました。9月から放課後の時間を使って、四小や福島高校の校庭、緑地公園で練習を積み重ねてきました。練習は友達と一緒でしたが本番のレースは1人。普段経験できない緊張の中でのレースでした。それでも、練習で確認してきたポイントを意識しながら、最後まで走りきることができました。自分の記録を見て、子ども達の表情には笑顔と達成感があふれていました。
消防署見学
9/21(水)、4年生5名で福島消防署へ見学に行ってきました。通信指令室見学や消防車・救急車乗車体験、防火服着用体験などをさせていただきました。最後は、はしご車のはしごがダイナミックに延びる様子を目の前で見学し、全員が目を丸くしていました。子ども達は、事後学習においても、見学で分かったことや驚いたことを言葉でたくさん表現し、消防署の方々の苦労や思いも感じていました。
福島消防署の皆様、本当にご協力ありがとうございました!
秋の遠足
9月16日(金)に幼稚部と小学部1~4年生の秋の遠足で「りょうぜんこどもの村」に行きました。屋外遊具のジャンボすべり台を歓声を上げ何度もすべったり、スカイサイクルに乗ってスピード感を満喫したりしながら、自然の中でのびのびと楽しく活動しました。
また、ワークショップでは、いろいろな特徴のある種に触れたあと、たねコプターづくりを行いました。ゴム風船を引っ張るとたねコプターが天井に放たれ、くるくる舞い落ちてくるのを楽しみました。お昼には児童館の和室でみんなでおいしいお弁当を食べました。時折雨が降りましたが、職員の方に活動の変更を配慮いただき、雨にあたらないで活動を楽しむことができました。「りょうぜんこどもの村」の皆様ありがとうございました。
第2学期始業式(幼稚部)
8月31日(水)、幼稚部の第二学期の始業式が行われました。久しぶりの学校に、どきどきわくわくの二人。分校長先生のお話をしっかりと聞いて、立派に参加することができました。式の後には、おみやげを持ってきてくださった先生とたくさんやりとりをし、とても嬉しそうにお母さんにお話する姿が見られました。
また元気に、遊んだり勉強したりしましょうね。