平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
福島校掲示板
幼稚部 冬のお話会
1月26日(木)、幼稚部「冬のお話会」を行いました。今回は3歳児も発表に初挑戦です。
おうちの人や担任と一緒に伝えたい話題を選び、準備や練習を積み重ねて本番に臨みました。みんなの前で発表す
ることにドキドキ、緊張する様子が見られましたが、自分が経験して楽しかったことや心に残ったことを、生き生き
と表現し、みんなに見てもらいたい、聞いてもらいたい気持ちがあふれる発表となりました。また、友達の発表にも
興味を持ち、何だろうと身を乗り出して聞く姿が見られました。このような姿からも、子ども達の成長を感じること
ができました。発表後の達成感にあふれた表情が印象的でした。今後も人に伝える楽しさや喜びを感じたり、相手の
話に関心を持って聞いたりする経験を大切にしながら活動に取り組んでいきたいと思います。
小学部 お話会
1月26日(木)と27日(金)の二日間、小学部のお話会を行いました。
冬休みの出来事や学習で学んだこと、興味を持った本について等、一人一人がみんなに伝えたいことを考えて発表
しました。『考える』『覚える』『話す』『聞く』の4つについて具体的な目標を立て、当日まで準備や練習を一生
懸命頑張りました。
当日は、たくさんのお客様と応援を前に緊張する様子見られましたが、最後まで堂々と発表をすることができまし
た。
また、友達の発表を聞き、質問や感想を伝える等、積極的な姿も見られました。絵や写真を提示したり、プレゼン
テーション資料作成ソフトを用いたり、動画で様子を紹介したりする等、伝えるための多くの工夫がありました。
これからも、児童一人一人が家族や友達、先生方とのやりとりを通して、伝わった時、相手の考えが分かった時な
どの喜びや充実感をたくさん感じることができるよう取り組んでまいります。
グループ自立活動
自立活動の時間を中心に、お話会に向けての学習を進めています。
1月18日の小学部グループ自立活動では、発音や手話の学習の後に、「〇〇キャッチ」というゲームをしました。
話し手がホワイトボードにはられた動物のどれかを見つめ、それを相手に投げるふりをし、投げられた人は、それを
キャッチして、その動物は何かを答えるゲームです。「話し手に意識的に注意を向けること」や「視線を合わせてか
ら話すこと」等を体験的に学ぶことをねらいとしました。
子どもたちは真剣そのもの。話し手の視線の先を「よく見て」動物は何かを考えたり、相手と視線を合わせ、動きを
「よく見て」タイミングよくキャッチしたりする姿が見られました。活動を通して、「よく見る」とはどういうこと
なのか、「聞く・話す構えの大切さ」などを楽しみながら学ぶことができました。
お話会には、一人一人、めあてを立てて臨みます。お忙しい中、御家庭での練習等、御協力いただきありがとうござ
います。当日は、子どもたちの発表する姿はもちろん、友達の発表を聞く姿にもご注目いただき、一緒に楽しんでい
ただきたいと思います!
第3学期始業式
令和5年1月10日(火)、幼稚部、小学部とも第3学期始業式を行いました。
分校長先生の話で、これから行われる行事の話に、目を輝かせ、ワクワクしながら聞いていました。また、聞く態度
も素晴らしく、一人一人の成長を感じました。さらに、卒業式の話題になると、もう少しでそれぞれの学年がまとめ
の時期になることを感じているようです。
新年を迎え、新たな気持ちで、子どもたちから元気いっぱいの雰囲気が感じられ、良いスタートが切れました。
幼稚部「福島保育所との交流学習発表会」
12月10(土)、福島保育所と聴覚支援学校幼稚部との交流学習発表会を行いました。
保育所の友達と一緒に合奏やダンス、劇の発表をしました。
たくさんのお客さんを前に緊張した姿が見られましたが、自分の出番や演技内容を理解し、演技の流れや友達の動
きを意識して、堂々と演技することができました。
御家庭の支えや応援、保育所の先生方の協力が、子どもたちの生き生きとした姿につながりました。子どもたちが
今回得た自信をさらなる成長につなげていきます。
第2回全体自立活動
12月14日(水)に小学部全体自立活動を行いました。学習内容は、「冬の補聴器・人工内耳の管理について」
でした。
寒い季節は、補聴器も人工内耳も結露することや、結露から補聴器や人工内耳を守るためにはどうすればよいかな
どについて学びました。また、電池の有無の確認の仕方や汚れの掃除の仕方、補聴器や人工内耳の着け方、外し方な
どについても再確認しました。
「イヤーモールドの汚れは自分できれいにしています。」「イヤーモールドは付け根を持って外すことが大事で
す。」などと自信をもって友達に伝える児童の姿や、「寒い日の朝に窓が結露しているのを見た。」「結露に注意し
て補聴器を管理したい。」などと感じた事や学んだことを発表する児童の姿が見られました。
今回学習したことを学校や家庭でぜひ生かせるように、言葉かけしていきたいと思います!!
小学部 書写指導
12月5日(月)
福島市在住の鈴木幸子先生をお招きして、書写指導(1・2年生は、硬筆。3~6年は、毛筆)を行いました。鈴
木先生から正しい文字を整えて書くことの大切さを教えて頂きました。
11月10日 歯みがき教室
今年度の歯みがき教室は、初めて学校歯科医の田中絵里先生に講師をお願いし、実施しました。
最初に小学部の歯みがき教室、次に幼稚部の歯みがき教室を実施しました。幼稚部は、親子一緒にお話を聞いた後、
保護者向けの講話も行いました。パワーポイントや事前に家庭で取り組んだ「プラーク(歯垢)の染め出し」の結果
を見ながら、歯みがきの大切さや歯ブラシの使い方、動かし方について、講話を聞きました
子どもたちにとって、 「病気の歯」の写真や歯の模型が印象的で、虫歯にならないように歯みがきをする大切さを意
識することができました。歯みがき教室後は、「やさしくみがく。」「(歯ブラシを)10回動かす。」などに気を
付けながら、歯みがきをする様子が見られました。学級での振り返りでは、「これかも丁寧に歯をみがいていきた
い。」と感想を書いていました。
福島第四小学校とのクラブ活動
11月14日(月)は、四小の児童の皆さんが福島校へ来校しクラブ活動を行いました。今回は、7月のクラブ活
動の際に視覚支援学校で活動した児童が福島校へ来校しました。
「ボッチャやフライングディスクを体験して、パラスポーツの楽しさを知ろう!」という目標のもとに、福島第四
小学校と福島校小学部の児童が交流しながら楽しく活動することができました。
フライングディスクのアキュラシーの競技では、3mの距離から始め、5m、7mと距離を少しずつのばし、何度
も挑戦していました。
競技者と審判等、役割分担をしながら活動する姿が見られ、さすが高学年です。
「楽しかった!面白かった!難しかった!」と児童から様々な感想の声が聞かれました。
四小の皆さん、ありがとうございました。
小学校で「『聞くこと』『話すこと』について考えよう」の授業をしました。
県北地区の小学校から依頼を受け、11月8日(火)に「『聞くこと』『話すこと』について考えよう」の授業を行っ
てきました。初めに、共生社会の実現に向けて考え、行動するきっかけになるように、「どんなかんじかなあ(文:
中山千夏、自由国民社)」という絵本の読み聞かせを行いました。次に、聴覚支援学校について知ってもらうため
に、学校紹介ビデオを見たり、学校クイズに答えたりしてもらいました。また、聞こえにくさの体験では、難聴のあ
る方の聞こえ方の疑似体験や条件をかえて言葉を聞き取る体験をしてもらいました。「まったく聞こえないことはな
いけど、何を言っているかがまったくわからなかった。」「聞きたい音と聞かなくてもいい音があって聞きとりづら
かった。」「しずかなのと、騒音があるのとは聞こえにくさが全然違う。」「音がゆがんでいた。」「しゃべる人の
顔を見ると聞きやすい」「場所によって聞こえ方がちがくて、話す順番があると分かりやすい。合図があると分かり
やすい。」等、たくさんの感想をいただきました。補聴器体験では、補聴器をつけていろいろな音を聞く体験をしま
した。「音がいつもよりはっきり聞こえた。」「となりの教室の音も聞こえる。」「いつも気にならない音が大きく
聞こえた。」「大きい音が鳴ると頭が痛くなる。」「耳って大事な物なんだなと思いました。」等の感想をいただき
ました。全体を通して、「誰かが話している時は、静かに聞く。」「ゆっくりはっきり話したい。」「声の大きさに
気をつけたい。」という感想が聞かれました。聞こえない・聞こえにくいということはどんな感じなのか、生活する
うえでどんなことに困るのか、これからの自分にできることは何か等、聞こえにくさの体験や補聴器体験等の実技を
通して考えてもらうことができたので、それらが今後の生活につながっていくように応援していきたいと思います。
学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」
11月2日(水)に、学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」を実施しました。
地域や関係機関、保護者の方々等、多くの方に参加いただき、幼児児童の学習の様子を参観いただく機会が持てたこ
とをうれしく思います。
授業参観では、子どもたちが、お客様に御出でいただくことで、はりきって学習に取り組みました。学校紹介VTR
放映では、子どもたちの毎日の学校生活の様子を御覧いただき、有意義な時間となりました。
ご参加いただいた皆様、お忙しい中福島校へお越しいただきありがとうございました。
幼稚部秋の遠足
幼稚部で10月21日(金)、秋の遠足を実施しました。先ずは、まるよし果樹園でブドウ狩りをしました。店の
方のお話をよく聞き、各自ブドウの色や大きさをじっくり見ておいしそうなものを選んでいました。お母さんやお父
さんに抱っこしてもらい、やりとりしながら楽しそうにブドウを取る様子が見られました。子どもたちは、「緑のブ
ドウが好きだよ、甘かったよ。」「紫色のブドウもおいしいよ。」といろいろな種類のブドウをおなか一杯食べ、感
想を話していました。
次に十六沼公園では、ぴょんぴょんドームやすべり台などの遊具で、友達や家族の方々とたくさんやりとりしなが
ら楽しく遊びました。そして、待ちに待ったお昼の時間!家族の方が作ってくれたお弁当や、自分で選んだおやつを
食べました。「見て見て!おいしいよ。」「ぼくが作ったのりまきだよ。」などと友達に伝えながら、終始笑顔がい
っぱいでした。
秋晴れの爽やかな気候の中、豊かな自然の中、たくさん遊んで、おいしく食べて大満足の1日となりました。幼稚
部のみなさん、またみんなでお出かけしようね!
小学部 合同学習発表会
10月22日(土)福島第四小学校において、合同学習発表会を実施しました。
福島校小学部の演目は「詩の世界へようこそ」を発表しました。4つの詩を4つのグループに分かれて、手話で朗読
し、そして最後に、「私と小鳥と鈴と」を、手話で歌いました。6年生を中心に「みんなで力を合わせて、笑顔で発
表しよう」をスローガンに、力を合わせて皆で実現させることができた発表となりました。この感動を胸に、これか
らもがんばります。
研修会及び第3回みみらんどセミナー
10月14日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみらんどセミナーを開催しました。昨年
度に引き続き、講師には、聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えしました。
午前中は、幼稚部と小学部の授業参観、保護者対象の学習会を実施しました。授業参観後の指導助言では、幼児・
児童とのやりとりを深めるための御助言や温かい励まし等をいただき、とても貴重な時間となりました。
保護者対象の学習会では、「家族にエール(2)」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、「毎
年、松本先生のお話が聞けるのを楽しみにしています。」「長年きこえない子どもに寄り添ってこられた松本先生だ
からこその愛にあふれた講演、親としてハッとさせられることも多く、聴講して終わりにしてしまってはいけないと
強く思いました。」「“兄弟も大切にそだてていきたい”と思いました。」などという感想が寄せられました。
午後からは、教育、福祉、保健等、幅広い業種の方々に御参加いただき、「心と言葉をはぐくむために」というテ
ーマで御講演いただきました。
参加者からは、「親さんの不安、それに寄り添うことの大切さを学ぶことができました。」「子どもとのやりと
り、信頼、興味etc…など大切なところに立ち戻り考えることができました。」「聴覚支援学校の存在価値をしっかり
と考え、できることから即実践していきたいと思います。」等の感想が聞かれました。
松本先生の長年の御経験と豊富な知識、そして温かな御人柄からたくさんのエールをいただき、明日からの活力が
わいてくる時間となりました。松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。
幼稚部運動会
10月8日(土)視覚支援学校体育館で福島校幼稚部運動会を行いました。「かけっこ」や「玉入れ」、「にんに
んリレー」(器具を使った運動)、5歳児による「らいおんスーパーリレー」、「パラバルーン」の5つの種目を行
いました。ドキドキ緊張する姿を見せながらも、これまでの練習の成果を発揮し、楽しく一生懸命体を動かして取り
組むことができました。家族の方からの温かい拍手や声援が大変励みになりました。最後は、ピカピカのメダルをも
らって、大満足の一日となりました。
幼稚部のみなさん、これからも楽しく体を動かしましょうね!
9月29日(木)~30日(金)小学部本分校合同宿泊学習
郡山自然の家で、本校、福島校、平校の5・6年生が合同で宿泊学習を行いました。
一日目は、フィールドアドベンチャ―と万年カレンダー作りに分かれて活動しました。
その後、野外炊飯でカレーライスを作りました。自然の家の職員の方に手伝っていただきながら、かまどの火を見守
り、杉山校長先生と野菜や肉を切って、完成したカレーライスは、甘みがあって美味しかったです。キャンプファイ
ヤーでは、燃え広がる炎が綺麗で感動しました。
二日目は、スタンプラリーを行いました。友達と相談しながら、進む方向を考え、5つのポイントを全部クリアす
ることができました。
青空が広がる晴天に恵まれ、最高の思い出を作ることができました。
9月29日(木)小学部秋の遠足
絶好の秋晴れの下、小学部1~4年生6名は、福島市小鳥の森へ行きました。
自然観察では、アシスタントレンジャーの方から草花、樹木、昆虫、木の実等の名前や生態について教えて頂きま
した。
また、制作活動では、子供たちが、実際にのこぎりで竹を切り、竹のランプシェード作りを行いました。
スタンプラリーでは、林道の坂道を歩き、見晴らし台に到着すると市街地を見下すことができ、子供たちから歓声
が上がりました。
身近な場所で自然に触れ合い、秋を満喫できた遠足でした。
9月28日(水)グループ自立活動の様子
グループ自立活動では、「発音の学習」「手話の学習」「ことばの学習」を行っています。
「手話の学習」では、「日本手話のしくみ練習帳(岡典栄・赤堀仁美著 大修館書店)」を参考にして、楽しみな
がら手話を学んでいます。
「日本手話のしくみ練習帳」によれば、
日本語は母音(a,i,u,e,o)と子音(k,s,t,n,m,g,z,dなど)を組み合わせた五十音が発音のもとになっています。
同じように、手話にも手話の音を作る”もと”があります。
手の形(手形)
手話が表される場所(位置)
手の動き
これらの組み合わせによって、さまざまな手話の語を表すことができます。
~「日本手話のしくみ練習帳」より引用~
とあり、今まで、「指を閉じたパーの形」「「手を握ったグーの形」「指差しの形」「途中で形が変わるもの」等の
手形を用いた手話について学んできました。
9月28日のグループ自立活動では、「手話単語が表される位置」について学習しました。
子どもたちは、「同じ手形でも、表される場所によって違う意味になる」ということに気付き、「『思う』と『う
そ』」「『頭が痛い』と『歯が痛い』と『お腹が痛い』と『足が痛い』」などと思いついたことを次々と発表するこ
とができました。
えがお交流活動
9月21日(水)に、えがお交流活動を実施しました。福島第四小学校、視覚支援学校、聴覚支援学校福島校の3校
合同での実施でしたが、新型コロナウイルス感染症対策として、3つの学校に分散しての活動となりました。1、
2、4年生は、四小に行って活動し、3、6年生は、四小児童を迎えて福島校で活動しました。
聴覚支援学校福島校には、四小の3、6年生の37名の児童が来校しました。前半は、手話を一緒に学んだり、聴
覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだりしました。後半は、ボッチャや転がし卓球をし
て、交流を深めました。
新型コロナウイルス感染症対策に対処しながら、安全にみんなで楽しく交流することができました。
幼稚部 補聴器点検
福島校では、補聴器販売店の方々の御協力により、補聴器点検を行っています。
9月21日(水)には、ミミプラザさんにお越しいただき、幼稚部の子供たちを対象に、補聴器やイヤモールドの
点検やクリーニングをしていただきました。
一人一人の補聴器やイヤモールドの状態を確認しながら、チューブの交換やフックのゆるみの調整等をしていただ
きました。また、電池残量の確認の仕方や補聴器の取り扱い方等についても丁寧に教えていただきました。子どもた
ちだけではなく、教員も補聴器について理解を深める時間となりました。
ミミプラザさん、お忙しい中、ありがとうございました。
10月は福島ヒヤリングセンターさん、11月はブルームさんに、小学部の児童の補聴器点検を行っていただく予定
です。