平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
福島校掲示板
研修会・第3回みみふく学習会
10月13日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみふく学習会を開催しまし
た。講師として、今回5度目の来校となる聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えし
ました。子供たちの昨年度からの成長を確かめていただきながら、各クラスの授業の参観や、師範授業
を行っていただき、子供たちにとっても教師にとっても大変有意義な時間となりました。午後の指導助
言では、子供一人一人の実態に応じた言語活動をどのように深めていくか、すぐに実践できる御助言を
いただき、明日からの指導の意欲を更に高めることができました。
保護者対象の学習会では、「家族にエール」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、
「難聴児を育てる親は強くならなくてはといった言葉に励まされました。」「わざと失敗させてやらせ
る方法を我が家も挑戦してみたいと思いました。」などという感想が寄せられました。また、多くの保
護者が、来年度もぜひ松本先生に来ていただきたいと希望しております。
松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。
9月 みみちゃん教室
9月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「ねんどあそび」をテーマに
開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
ねんどあそびでは、小麦粉ねんどのひんやり冷たく、すべすべな感触を味わったり、形や色を変化させて
楽しんだりしました。子どもたちが粘土をちぎったり、つぶしたり、丸めたり、伸ばしたり・・・思い思い
に楽しむ隣で、ついつい大人も夢中になり、童心に返ってねんど遊びを楽しみました。
10月は、「へんしんあそび」を予定しています。ハロウィンにちなんだ仮装をしながら楽しく遊びたい
と思います。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。
幼稚部 福島保育所との交流運動会
10月7日土曜日に近隣の福島保育所との交流運動会を福島校で行いました。
参加した子どもたちは、本番の雰囲気に少しドキドキする様子も見られましたが、かけっこ
やダンス、親子競技、バルーン、リレー等、練習してきたことを充分に発揮し、友達や先生と
楽しく元気いっぱい活動することができました。お家の方からの温かい拍手や声援を励みに、
笑顔で一生懸命取り組む姿は、キラキラ輝いていました!
最後は、ピカピカのメダルをもらって、「がんばったね!」とお家の方にほめてもらい、
一人一人が達成感あふれる充実した運動会になりました。
これからもみんなで楽しく体を動かして遊びましょう!
バリアフリー演劇鑑賞
10月3日(火)パルセいいざかにて、東京演劇集団「風」によるバリアフリー演劇、「Touch
~孤独から愛へ~ORPHANS」を鑑賞しました。ホールに入ると、舞台のセットがあり、舞台見学
体験をしました。児童たちは興味津々で、舞台のセットを触ったり、動かしたり、また出演者が使
うピストル、ハット帽、ネックレスなどを着けるなど、自分もなりきって体験していました。演劇
が始まると、注目して見入っていました。時折コミカルな場面では、笑っていました。最後にフロ
アで出演者に会い、声を掛けたり握手したり、触れ合いました。
9月28日(木)小学部秋の遠足
曇り空で雨が降りそうな日でした。小学部1~4年生7名は、あづま総合運動公園の民家園
へ行きました。
民家園では、時折晴れ間も見られ、雨は強く降ることもなく、ゆっくり見学することができ
ました。昔の農家の家や芝居小屋などの昔使われていた生活道具や農機具、建物の中の様子に
興味津々でした。また、次の日が中秋の名月であるため、各々の家には、団子やススキや野菜
果物が飾られていました。
トリムの森での活動を予定していましたが、前日までの雨の影響により、状態がよくないの
で、民家園の見学のみで学校に戻りました。学校の2階のエレベーター前のエントランスホー
ルで、レジャーシートを敷いて、みんなで弁当やお菓子を食べました。内容が雨天時の活動で
したが、とても楽しめた遠足でした。
第2回みみらんどセミナー
9月20日(水)にオンライン形式で第2回みみらんどセミナーを行いました。聴覚障害
者教育福祉協会専務理事の松本末男先生に「聴覚・言語障がい児の思考力を培う『言語力』
の向上について」というテーマでご講話いただきました。
セミナーには本校の職員の他に、地域の保健師、保育士、教育関係者等にもご参加いただ
きました。参加者からは「聴覚障害児だけではなく、どんな子供にも共通する大切な内容
の話を聞けた。」「遊びが思考を育てることを学んだ。子供が楽しい・知りたいと思える
ような活動を展開していきたい。」「子供の姿を認め、褒めることの大切さを感じた。」
「松本先生の話をもっと話を聞きたいと思った。」という感想が多く聞かれました。
ご多忙の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。次回、第3回
みみらんどセミナーは12月1日(金)の予定です。詳細についてはHPに掲載しますので
ご覧ください。
えがお交流活動
9月19日(火)に今年度2回目のえがお交流活動が行われました。今回は聴覚支援学校福島校での
交流と福島第四小学校での交流に分かれての活動でした。
聴覚支援学校福島校の2・3・5年が、福島第四小学校の3、6年生の16名の児童をお迎えしました。
前半は、手話を一緒に学んだり、聴覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだり
しました。後半は、ボッチャや転がし卓球を行って、交流を深めました。
福島第四小学校には、聴覚支援福島校1・4年生4名が参加しました。手話クイズや指体操を発表しま
した。果物ではなく、「朝ごはんに食べてきたものは何。」等をテーマにしたフルーツバスケットでは、
総勢30名が交流を楽しみました。
幼稚部 夏のお話会
9月15日(金)に夏休みの思い出を発表する「夏のお話会」を行いました。発表をした
4歳5歳の子ども達は、この日のお話会に向けておうちの人や担任と一緒に伝えたい話題
を考え、小道具作りや発表練習を積み重ねて本番に臨みました。
題は「さくらづつみこうえんではなびをしたよ」、「サンリオピューロランドにいったよ」
「おまつりにいったよ」です。みんなの前での発表に緊張する姿が見られましたが、自分の
経験したことや心に残ったことを生き生きと表現し、一人一人の言葉で堂々と発表することが
できました。また、今回初めて参加した幼児も、発表の様子をよく見て「わたしもやりたい」
「おもしろそう!」と発表内容を楽しみながら聞くことができました。
発表後は、「パパ、ママどうだった?」と参加した保護者に聞いたり、「上手だったね。」と
褒められると嬉しそうな笑顔が見られたりと、達成感に満ちた表情が見られました。今後も人に
伝える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。
令和5年度 ケース検討会
9月5日(火)にケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門
言語聴覚士 山田奈保子先生にご出席いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小
学部の各1名を対象に情報交換を行いました。
ケース検討会では、聴覚活用に関する専門的なお話をいただき、聴覚活用の意義や聴
覚活用を促すための教師側の関わり方、聴覚障がい教育に携わる上で大切にしなければ
ならないことなど、多くのことを学ぶことができました。また、教員一人一人の質問に
も丁寧に答えていただき、有意義な時間となりました。
ご多忙の中、貴重なご指導・お話をいただき、本当にありがとうございました。山田
先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。また、今後
とも連携を深めながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
第2学期始業式
8月28日(月)に小学部、9月1日(金)に幼稚部の第2学期始業式を行いました。夏
休みを満喫し、夏ならではの体験をたくさんした子ども達は、久しぶりに会う友達や先生に
「海に行ったことが楽しかったよ!」「花火を見に行ったよ。」「流しそうめん、楽しかっ
たよ。」など、夏休みの思い出を生き生きと話し、伝えたい気持ちがあふれていました。
また、始業式の前には今学期から着任する先生の挨拶がありました。新しい先生の話をし
っかり聞いていた子ども達は先生の名前や「水泳が得意」ということ等をすぐ覚え、早速話
しかけに行き、仲良くお話しする様子が見られました。
2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。まだまだ暑
い日々が続きますが、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきた
いと思います。
8月のみみちゃん教室
8月みみちゃん教室
8月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)は、「リズム遊び」をテーマ
に開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
リズム遊びでは、音楽に合わせて体を動かす『リトミック』や『とんぼのめがね』の歌遊び、『い
っぽんばしこちょこちょ』の手遊び、カラフルな布を使った『バルーン遊び』を行いました。リトミ
ックでは、運転手さんやピアニストが現る!運転手さんになりきって曲に合わせて思い切り走り出す
子や、「わたしもやる!」と鍵盤に向かう子など、思い思いにリトミックを楽しむ様子が見られまし
た。とんぼのめがねでは、いつもの世界をとんぼのめがねでのぞくと…赤色や黄色、青色に!秋を感
じながら季節の歌遊びを楽しみました。バルーン遊びでは、『うみ』の歌に合わせて、ふんわりゆれ
る布の感触を体全体で楽しみました。「リズム遊び」をテーマに活動しましたが、音楽に合わせて
それぞれがお気に入りの動きや表現を見つけて体を動かし、あっという間の1時間を過ごしました。
9月は、「ねんどあそび」を予定しています。小麦粉粘土を使用する予定です。ぜひ遊びに来てくだ
さいね。
デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)研修会
本校では、デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)を使用して日々の学習を
行っています。今後のより良い学習活動につなげるために、ソノヴァ・ジャパン株式会社
ブルーム福島店よりご担当者様にお越しいただき、ロジャーの正しい使い方や取扱い上の
留意点などに関する研修会を行いました。
研修会当日は、本校の職員だけではなく地域の小学校、高校の先生方にもご参加いただ
きました。
ロジャーの基本的な使い方や、グループで会話をする際の設定の仕方、困った時の対処
法などについて実践を交えて教えていただき、参加者からは「実際の 場面を想定しながら
学ぶことができた」という感想が多く聞かれました。
ご多忙な中、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。
出かける支援 手話奉仕員養成講座
7月25日(火)に福島市で、7月29日(土)に伊達市で手話奉仕員養成講座『聴覚
障がいの基礎知識』の講義を行いました。聴覚支援学校についての紹介や耳の仕組み、
聴こえについて、また福島校の授業の様子等をお伝えしながら聴覚障がい教育の基本に
ついてお話させていただきました。
今回の講義が手話奉仕員養成講座受講者の方にとって聴覚障がいについて理解を深め
るきっかけの一つになれば幸いです。
花も野菜も元気です!
暑い毎日ですが、プランターの花や畑の野菜たちは、すくすく元気に育っています!
幼稚部、小学部の皆さんは元気に夏休みを楽しんでいますか?早寝早起きはできていま
すか?お家の手伝いを頑張っていますか?2学期に夏休みの出来事をたくさん教えてく
ださいね!元気な笑顔に会えることを楽しみにしています!
7月みみちゃん教室
7月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「水あそび」をテーマに
開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。
色水あそびでは、水の入ったペットボトルをシャカシャカ振ると・・・あら不思議!!透明な水が
赤や黄色に変身。子どもたちの目もまん丸に。手品のような出来事に歓声を上げながら、色の変化を
楽しみました。布団圧縮袋やごみ袋に水を入れて作ったウォーターベットも、大人気!!中に入って
いるスポンジやきらきらテープをじっと見てつかもうとしたり、パシャパシャ水が跳ねるのを感じな
がら表面をたたいたり、不安定なウォーターベットの上を歩いたり、寝転んだり・・・水のひんやり
冷たい感じや感触を十分に味わい、水あそびを楽しみました。
8月は、「リズムあそび」を予定しています。リズムに合わせて体を動かしたり、手あそびや歌あ
そびをしたりして、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!皆さんの参加をお待ちしております。
補聴器点検
7月の聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部高学年の児童を
対象に実施しました。最近、暑い日が続き、汗等での補聴器の故障が増えていることを教えて
いただきました。汗対策として、補聴器カバーの有効性を再確認した子どもたちでした。また
補聴器のおさまりに違和感のあった児童は、チューブ長さやチューブとつなぐ補聴器の角度な
どをかえることを教えてもらうと、「おさまりがよくなった。」と話していました。身近で
プロの技を見せていただき、私たち教員も大変勉強になりました。子どもたちのより良い
聴こえのために、いつもありがとうございます!
第2回 みみふく学習会
第2回の「みみふく学習会」は、宮城教育大学教授の菅井裕行先生を講師にお招きし、
12名の保護者の皆様に参加いただいて、開催いたしました。菅井先生から、関係の発達
と理解の発達についてやコミュニケーション環境について等、具体例を示し分かりやすく
教えていただきました。また、参加者一人一人の質問や思いにも耳を傾けられ、温かなア
ドバイスや励ましをいただきました。参加者からは、「菅井先生のお話を聞いてコミュニ
ケーションの大事さがとてもよく分かりました。」「コミュニケーションの始まりのお話、
子どもに『わからせる』前に、まずは子どものことを『わかってあげること』からの一言
に、なるほど!まさに!と思いました。」「子どもにとっての『言葉のふるさと』ができ
るよう、子どもをよく見て接していければと思いました。」「参加者の皆さんの想いや抱
えていることをお聞きでき、自分と重なるところもたくさんあり、『皆さん同じように悩
んだり迷ったり苦しんだりして、こられたんだな』と共感することができました。」など
の感想が寄せられました。あっという間に予定時間が過ぎ、またお話を伺いたい!との要
望が多く、貴重な学習の機会となりました。『菅井先生、大きなエールと明日への活力を
ありがとうございました。』
救急救命講習(教職員対象)
7月27日(木)に、福島消防署の方を講師に迎え、教職員対象の救急救命講習会を実施
しました。新型コロナウイルス感染対策により、今年度から定員が5名となりました。
講習は、心肺蘇生法(人工呼吸は実施しない。)、AEDの使用方法、気道異物の除去、止
血法、熱中症について、DVDを視聴しながら説明を聞きました。心肺蘇生法の胸骨圧迫は、
レサシ人形を使って、胸が5㎝(乾電池の長さ)ぐらい沈むまで30回圧迫し、それを5回繰
り返しました。30回×5回は1分半ぐらいの時間ですが、救急車が来るまで続けることが大切
なので、周囲の人達で交替しながら行えると良いそうです。
本校の玄関にもAEDを設置しています。「未就学児用キー」を差し込むと、幼児に使用する
ことができます。
絵本の読み聞かせ会
一学期終業式後に、福島県手話通訳問題研究会のボランティアの皆様による読み聞かせ
会が行われました。幼児児童の興味関心のある絵本やジャンルを事前にお伝えし、当日は、
幼稚部、小学部それぞれに合わせた読み聞かせを行ってくださいました。
読み聞かせの他にも、ペープサートによる劇や手遊び歌などもあり、みんなで楽しむこ
とができました。また、『したきりすずめ』では、表情や手話表現での語りに子どもたち
がぐっと惹き込まれていました。
手話通訳問題研究会の皆様、お忙しい中、素敵な読み聞かせを行っていただきありがと
うございました。
第1学期終業式
7月20日(木)に第1学期の終業式を実施しました。分校長先生のお話では、写真を見
ながら1学期の学習活動を振り返りました。子どもたちは、思い出を生き生きと表現する姿
が見られ、充実した1学期であったことがよく伝わってきました。
その後、各学級で担任から1人1人通知表が手渡されました。1学期がんばったことをそれ
ぞれ振りかえると共に、明日から始まる夏休みへの期待に胸をふくらませている様子でした。
また、保護者の皆様には、奉仕活動として校内の清掃活動をしていただき校舎がピカピカに
なりました。また、日頃から教育活動に対するご理解やご協力をいただき、無事に1学期を
終えることができましたことに感謝申し上げます。
また2学期の始業式に元気に会えることを楽しみにしています。