福島校掲示板

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幼稚部 本分校交流会

 7月7日(金)に、県内の聴覚支援学校に通う幼児が聴覚支援学校本校に集い、交流会を

行いました。この日は七夕ということもあり、各幼児が考えた願い事を発表したり、みんな

で一緒に短冊を飾ったりしました。

 自己紹介や願い事発表が終わった後はプールでの活動を行いました。大きなプールに子ども

達は大興奮!友達が泳いでいる様子を見て真似てプカプカ泳いだり、他校の友達との水中カ

ルタが白熱したやりとりになったりと、集団での水遊びを楽しむことができました。

 また、今回は昼食も共にし、他校の友達と一緒にお弁当を食べました。「あ、ブロッコリー

が同じだ。」「わかめおにぎり、私もあるよ。」と伝えながら食べる様子が見られ、楽しい

コミュニケーションの時間となりました。

 次に本分校交流会が行われるのは11月です。また、一緒に遊んだりやりとりしたりする

日を楽しみに過ごしていきたいと思います。

  

 

福島市立信夫中学校1年「福祉体験活動」

 福島市立信夫中学校からの依頼を受け、『聞こえにくさ(聴覚障がい)について学ぼう』の

講義を行いました。福祉体験活動の学習の一環で、実技も取り入れた講義を行いました。

聞こえにくさの疑似体験、補聴器試聴体験、指文字・手話の体験を通して、きこえにくさ

があることの困難さ、補聴器、指文字、手話の有用性などについて実感していただきなが

ら、講義を進めることができました。

 講義後の生徒代表の挨拶の中で、「みんなが住みやすい社会にするために、これからの

自分にできることを考えて実践していきたい。」という言葉を聞き、大変うれしく思いま

した。今回の講義と体験が、生徒さんたちの今後の生活につながっていくことを願ってい

ます。

 

  

補聴器点検

 6月の聴器点検は、ミミプラザさんにお越しいただき、小学部低学年の児童を対象に実施し

ました。前日の全体自立活動でイヤモールドの掃除をがんばったAさんは、「とてもきれいで

す。」とお褒めの言葉をいただき、嬉しそうにしていました。フックがゆるんでいた補聴器に

は、小さなゴムを入れていただき、ゆるみも解消。その細やかな作業を食い入るように見つめ

るBさんでした。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!

 

出かける支援 福島大学

 7月4日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子ども

たち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、1

年生の約90名の学生が参加しました。

 講義では、耳のしくみや補聴器、人口内耳について、聞こえない人たちの生活

を知り、考える内容、また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等を行

いました。また、聴覚支援学校福島校の学校紹介をはじめ、学校の特色や聴覚障

がい教育についての内容を取り上げました。

 メモを取りながら最後まで熱心に講義に御参加くださった学生の皆さん、ありが

とうございました。

  

 

6月のみみちゃん教室

 6月27日に「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開催しまし

た。今回は、4組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士もボールプールの中で

すぐに仲良しになっていました。また、新聞紙を破いた間からボールを投げたり、顔を出

して覗いたり、くしゃくしゃにして新聞紙の感触を味わったりと、それぞれの遊びを展開

していました。 7月は、水遊びを予定しています。次回も、一緒に楽しい時間を過ごし

ましょう!

  

 

小学部全体自立活動

 小学部では、年2回補聴器や人工内耳について学ぶ自立活動の時間を設けています。

 普段は、個別学習や小集団での自立活動を行っていますが、この2回は、小学部全員

で学習に取り組みます。

 今回は、第1回目の学習で、「いつ補聴器を外すか。」「外した補聴器はどこに置か。」「だれが管理しているか。」等の普段の様子を振り返るところから学習しました。

 その後、電池残量やイヤモールドのお手入れの仕方を確認し、実際に自分で実践しました。

 学んだことを必要な場面でできるよう、ご家庭と協力しながら今後も支援していきたいと

思います。

  

 

 

アクアマリンふくしま 移動水族館

 6月22日(木)、アクアマリンふくしまから移動水族館がやってきました。子ども達は

前日から「どんなお魚が来るかな?」「どうやって来るの?」とワクワクし、当日は間近で

見る大きなトラックを見て大興奮な様子でした。

 初めにハンズオンという水生生物のはく製や標本に触り、実物大のマンボウの大きさを体

験してみたり、サメの歯のギザギザ感やゴマフアザラシの皮膚の柔らかさに触れたりしまし

た。次にタッチプールという、ヒトデやウニ、トラザメやナマコ等と実際にふれあえる体験

を行いました。どの展示も子ども達の興味を引く物ばかりで、「これなぁに?」と興味津々

に触ったり水族館の職員の方からお話を聞いたりし、大盛り上がりでした。

 今回の体験を通して、海の生き物の不思議さや新しい発見をたくさんでき、子ども達にと

って貴重な思い出になりました。

 アクアマリンふくしまの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

 

 

小学部5年 家庭科の授業より

 5年生の家庭科で「ゆでて食べよう!」の授業を行いました。

 コンロの安全な使い方、お湯の沸かし方、沸騰の様子等の既習の復習をし、「ゆでいも」を 

作りました。洗う、切る、ゆでるの流れに沿って、一つ一つ丁寧に行っていました。

 じゃがいもの過熱の過程で、いもの様子を観察したり、試食したりしました。いもの中が生

だったり、食べても硬かったりと、加熱時間による変化に気付くことができました。

 今後の調理活動に意欲がわいた時間になりました。

 

 

3・4年生図工「ひもひもワールド」

 図工の時間に、いつもの学習室をひもを結んだり巻いたりして、「ひもひもワールド」に

変身させました。家庭から持ち寄った毛糸やビニールテープを前に、「魔法陣を作りたい!」

「上からつるしたらどうかな?」「このバケツ使っていいですか?」「ジグザグに編み込んで

みたよ。」「きゃー、くもの巣につかまったあ。」等々、、、自分の思いに合わせて、ひもを

結んだり巻いたりする活動に集中して取り組みました。中には、廊下まで活動の場を広げた

いという児童もいて、身近な場所の見え方や感じ方が変わることに気づき、いろいろな形を

発想して造形活動を楽しむ姿が見られました。

   

    

   

5月のみみちゃん教室

 5月30日に初めての「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開

催しました。二組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士でしたが、じっと見つめ

合って笑ったり、お互いにまねっこしたり、ほほ笑ましい時間を過ごしました。お友達の動

きや遊び方をよく見ていて互いに影響し合う様子に、同年代のお友達の偉大さを改めて感じ

ました。

 6月は新聞紙を使って、からだ全体を使ってダイナミックに遊びたいと思います。わくわく

どきどきな楽しい体験をとおして、人とのかかわりやコミュニケーションについて学ぶことが

できる場となるように準備を進めています。また、保護者の方同士の交流も大切にしていきた

いと考えています。参加の希望がありましたら、遠慮なくご連絡下さい。ぜひ、お子さんと一

緒に楽しい時間を過ごしましょう!