福島校掲示板

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第2学期始業式

 8月28日(月)に小学部、9月1日(金)に幼稚部の第2学期始業式を行いました。夏

休みを満喫し、夏ならではの体験をたくさんした子ども達は、久しぶりに会う友達や先生に

「海に行ったことが楽しかったよ!」「花火を見に行ったよ。」「流しそうめん、楽しかっ

たよ。」など、夏休みの思い出を生き生きと話し、伝えたい気持ちがあふれていました。

 また、始業式の前には今学期から着任する先生の挨拶がありました。新しい先生の話をし

っかり聞いていた子ども達は先生の名前や「水泳が得意」ということ等をすぐ覚え、早速話

しかけに行き、仲良くお話しする様子が見られました。

 2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。まだまだ暑

い日々が続きますが、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきた

いと思います。

 

 

8月のみみちゃん教室

8月みみちゃん教室

 

 8月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)は、「リズム遊び」をテーマ

に開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。

 リズム遊びでは、音楽に合わせて体を動かす『リトミック』や『とんぼのめがね』の歌遊び、『い

っぽんばしこちょこちょ』の手遊び、カラフルな布を使った『バルーン遊び』を行いました。リトミ

ックでは、運転手さんやピアニストが現る!運転手さんになりきって曲に合わせて思い切り走り出す

子や、「わたしもやる!」と鍵盤に向かう子など、思い思いにリトミックを楽しむ様子が見られまし

た。とんぼのめがねでは、いつもの世界をとんぼのめがねでのぞくと…赤色や黄色、青色に!秋を感

じながら季節の歌遊びを楽しみました。バルーン遊びでは、『うみ』の歌に合わせて、ふんわりゆれ

る布の感触を体全体で楽しみました。「リズム遊び」をテーマに活動しましたが、音楽に合わせて

それぞれがお気に入りの動きや表現を見つけて体を動かし、あっという間の1時間を過ごしました。

 9月は、「ねんどあそび」を予定しています。小麦粉粘土を使用する予定です。ぜひ遊びに来てくだ

さいね。

 

デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)研修会

 本校では、デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)を使用して日々の学習を

行っています。今後のより良い学習活動につなげるために、ソノヴァ・ジャパン株式会社

ブルーム福島店よりご担当者様にお越しいただき、ロジャーの正しい使い方や取扱い上の

留意点などに関する研修会を行いました。

 研修会当日は、本校の職員だけではなく地域の小学校、高校の先生方にもご参加いただ

きました。

 ロジャーの基本的な使い方や、グループで会話をする際の設定の仕方、困った時の対処

法などについて実践を交えて教えていただき、参加者からは「実際の 場面を想定しながら

学ぶことができた」という感想が多く聞かれました。

 ご多忙な中、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。

 

出かける支援 手話奉仕員養成講座

 7月25日(火)に福島市で、7月29日(土)に伊達市で手話奉仕員養成講座『聴覚

障がいの基礎知識』の講義を行いました。聴覚支援学校についての紹介や耳の仕組み、

聴こえについて、また福島校の授業の様子等をお伝えしながら聴覚障がい教育の基本に

ついてお話させていただきました。

 今回の講義が手話奉仕員養成講座受講者の方にとって聴覚障がいについて理解を深め

るきっかけの一つになれば幸いです。

  

 

花も野菜も元気です!

 暑い毎日ですが、プランターの花や畑の野菜たちは、すくすく元気に育っています!

幼稚部、小学部の皆さんは元気に夏休みを楽しんでいますか?早寝早起きはできていま

すか?お家の手伝いを頑張っていますか?2学期に夏休みの出来事をたくさん教えてく

ださいね!元気な笑顔に会えることを楽しみにしています!

 

 

7月みみちゃん教室

 7月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「水あそび」をテーマに

開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。

 色水あそびでは、水の入ったペットボトルをシャカシャカ振ると・・・あら不思議!!透明な水が

赤や黄色に変身。子どもたちの目もまん丸に。手品のような出来事に歓声を上げながら、色の変化を

楽しみました。布団圧縮袋やごみ袋に水を入れて作ったウォーターベットも、大人気!!中に入って

いるスポンジやきらきらテープをじっと見てつかもうとしたり、パシャパシャ水が跳ねるのを感じな

がら表面をたたいたり、不安定なウォーターベットの上を歩いたり、寝転んだり・・・水のひんやり

冷たい感じや感触を十分に味わい、水あそびを楽しみました。

 8月は、「リズムあそび」を予定しています。リズムに合わせて体を動かしたり、手あそびや歌あ

そびをしたりして、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!皆さんの参加をお待ちしております。

  

  

補聴器点検

 7月の聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部高学年の児童を

対象に実施しました。最近、暑い日が続き、汗等での補聴器の故障が増えていることを教えて

いただきました。汗対策として、補聴器カバーの有効性を再確認した子どもたちでした。また

補聴器のおさまりに違和感のあった児童は、チューブ長さやチューブとつなぐ補聴器の角度な

どをかえることを教えてもらうと、「おさまりがよくなった。」と話していました。身近で

プロの技を見せていただき、私たち教員も大変勉強になりました。子どもたちのより良い

聴こえのために、いつもありがとうございます!

第2回 みみふく学習会

 第2回の「みみふく学習会」は、宮城教育大学教授の菅井裕行先生を講師にお招きし、

12名の保護者の皆様に参加いただいて、開催いたしました。菅井先生から、関係の発達

と理解の発達についてやコミュニケーション環境について等、具体例を示し分かりやすく

教えていただきました。また、参加者一人一人の質問や思いにも耳を傾けられ、温かなア

ドバイスや励ましをいただきました。参加者からは、「菅井先生のお話を聞いてコミュニ

ケーションの大事さがとてもよく分かりました。」「コミュニケーションの始まりのお話、

子どもに『わからせる』前に、まずは子どものことを『わかってあげること』からの一言

に、なるほど!まさに!と思いました。」「子どもにとっての『言葉のふるさと』ができ

るよう、子どもをよく見て接していければと思いました。」「参加者の皆さんの想いや抱

えていることをお聞きでき、自分と重なるところもたくさんあり、『皆さん同じように悩

んだり迷ったり苦しんだりして、こられたんだな』と共感することができました。」など

の感想が寄せられました。あっという間に予定時間が過ぎ、またお話を伺いたい!との要

望が多く、貴重な学習の機会となりました。『菅井先生、大きなエールと明日への活力を

ありがとうございました。』

 

救急救命講習(教職員対象)

 7月27日(木)に、福島消防署の方を講師に迎え、教職員対象の救急救命講習会を実施

しました。新型コロナウイルス感染対策により、今年度から定員が5名となりました。

 講習は、心肺蘇生法(人工呼吸は実施しない。)、AEDの使用方法、気道異物の除去、止

血法、熱中症について、DVDを視聴しながら説明を聞きました。心肺蘇生法の胸骨圧迫は、

レサシ人形を使って、胸が5㎝(乾電池の長さ)ぐらい沈むまで30回圧迫し、それを5回繰

り返しました。30回×5回は1分半ぐらいの時間ですが、救急車が来るまで続けることが大切

なので、周囲の人達で交替しながら行えると良いそうです。

 本校の玄関にもAEDを設置しています。「未就学児用キー」を差し込むと、幼児に使用する

ことができます。

  

 

絵本の読み聞かせ会

 一学期終業式後に、福島県手話通訳問題研究会のボランティアの皆様による読み聞かせ

会が行われました。幼児児童の興味関心のある絵本やジャンルを事前にお伝えし、当日は、

幼稚部、小学部それぞれに合わせた読み聞かせを行ってくださいました。

 読み聞かせの他にも、ペープサートによる劇や手遊び歌などもあり、みんなで楽しむこ

とができました。また、『したきりすずめ』では、表情や手話表現での語りに子どもたち

がぐっと惹き込まれていました。

 手話通訳問題研究会の皆様、お忙しい中、素敵な読み聞かせを行っていただきありがと

うございました。 

 

第1学期終業式

  7月20日(木)に第1学期の終業式を実施しました。分校長先生のお話では、写真を見

ながら1学期の学習活動を振り返りました。子どもたちは、思い出を生き生きと表現する姿

が見られ、充実した1学期であったことがよく伝わってきました。

 その後、各学級で担任から1人1人通知表が手渡されました。1学期がんばったことをそれ

ぞれ振りかえると共に、明日から始まる夏休みへの期待に胸をふくらませている様子でした。

 また、保護者の皆様には、奉仕活動として校内の清掃活動をしていただき校舎がピカピカに

なりました。また、日頃から教育活動に対するご理解やご協力をいただき、無事に1学期を

終えることができましたことに感謝申し上げます。

 また2学期の始業式に元気に会えることを楽しみにしています。

 

 

幼稚部 本分校交流会

 7月7日(金)に、県内の聴覚支援学校に通う幼児が聴覚支援学校本校に集い、交流会を

行いました。この日は七夕ということもあり、各幼児が考えた願い事を発表したり、みんな

で一緒に短冊を飾ったりしました。

 自己紹介や願い事発表が終わった後はプールでの活動を行いました。大きなプールに子ども

達は大興奮!友達が泳いでいる様子を見て真似てプカプカ泳いだり、他校の友達との水中カ

ルタが白熱したやりとりになったりと、集団での水遊びを楽しむことができました。

 また、今回は昼食も共にし、他校の友達と一緒にお弁当を食べました。「あ、ブロッコリー

が同じだ。」「わかめおにぎり、私もあるよ。」と伝えながら食べる様子が見られ、楽しい

コミュニケーションの時間となりました。

 次に本分校交流会が行われるのは11月です。また、一緒に遊んだりやりとりしたりする

日を楽しみに過ごしていきたいと思います。

  

 

福島市立信夫中学校1年「福祉体験活動」

 福島市立信夫中学校からの依頼を受け、『聞こえにくさ(聴覚障がい)について学ぼう』の

講義を行いました。福祉体験活動の学習の一環で、実技も取り入れた講義を行いました。

聞こえにくさの疑似体験、補聴器試聴体験、指文字・手話の体験を通して、きこえにくさ

があることの困難さ、補聴器、指文字、手話の有用性などについて実感していただきなが

ら、講義を進めることができました。

 講義後の生徒代表の挨拶の中で、「みんなが住みやすい社会にするために、これからの

自分にできることを考えて実践していきたい。」という言葉を聞き、大変うれしく思いま

した。今回の講義と体験が、生徒さんたちの今後の生活につながっていくことを願ってい

ます。

 

  

補聴器点検

 6月の聴器点検は、ミミプラザさんにお越しいただき、小学部低学年の児童を対象に実施し

ました。前日の全体自立活動でイヤモールドの掃除をがんばったAさんは、「とてもきれいで

す。」とお褒めの言葉をいただき、嬉しそうにしていました。フックがゆるんでいた補聴器に

は、小さなゴムを入れていただき、ゆるみも解消。その細やかな作業を食い入るように見つめ

るBさんでした。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!

 

出かける支援 福島大学

 7月4日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子ども

たち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、1

年生の約90名の学生が参加しました。

 講義では、耳のしくみや補聴器、人口内耳について、聞こえない人たちの生活

を知り、考える内容、また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等を行

いました。また、聴覚支援学校福島校の学校紹介をはじめ、学校の特色や聴覚障

がい教育についての内容を取り上げました。

 メモを取りながら最後まで熱心に講義に御参加くださった学生の皆さん、ありが

とうございました。

  

 

6月のみみちゃん教室

 6月27日に「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開催しまし

た。今回は、4組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士もボールプールの中で

すぐに仲良しになっていました。また、新聞紙を破いた間からボールを投げたり、顔を出

して覗いたり、くしゃくしゃにして新聞紙の感触を味わったりと、それぞれの遊びを展開

していました。 7月は、水遊びを予定しています。次回も、一緒に楽しい時間を過ごし

ましょう!

  

 

小学部全体自立活動

 小学部では、年2回補聴器や人工内耳について学ぶ自立活動の時間を設けています。

 普段は、個別学習や小集団での自立活動を行っていますが、この2回は、小学部全員

で学習に取り組みます。

 今回は、第1回目の学習で、「いつ補聴器を外すか。」「外した補聴器はどこに置か。」「だれが管理しているか。」等の普段の様子を振り返るところから学習しました。

 その後、電池残量やイヤモールドのお手入れの仕方を確認し、実際に自分で実践しました。

 学んだことを必要な場面でできるよう、ご家庭と協力しながら今後も支援していきたいと

思います。

  

 

 

アクアマリンふくしま 移動水族館

 6月22日(木)、アクアマリンふくしまから移動水族館がやってきました。子ども達は

前日から「どんなお魚が来るかな?」「どうやって来るの?」とワクワクし、当日は間近で

見る大きなトラックを見て大興奮な様子でした。

 初めにハンズオンという水生生物のはく製や標本に触り、実物大のマンボウの大きさを体

験してみたり、サメの歯のギザギザ感やゴマフアザラシの皮膚の柔らかさに触れたりしまし

た。次にタッチプールという、ヒトデやウニ、トラザメやナマコ等と実際にふれあえる体験

を行いました。どの展示も子ども達の興味を引く物ばかりで、「これなぁに?」と興味津々

に触ったり水族館の職員の方からお話を聞いたりし、大盛り上がりでした。

 今回の体験を通して、海の生き物の不思議さや新しい発見をたくさんでき、子ども達にと

って貴重な思い出になりました。

 アクアマリンふくしまの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

 

 

 

小学部5年 家庭科の授業より

 5年生の家庭科で「ゆでて食べよう!」の授業を行いました。

 コンロの安全な使い方、お湯の沸かし方、沸騰の様子等の既習の復習をし、「ゆでいも」を 

作りました。洗う、切る、ゆでるの流れに沿って、一つ一つ丁寧に行っていました。

 じゃがいもの過熱の過程で、いもの様子を観察したり、試食したりしました。いもの中が生

だったり、食べても硬かったりと、加熱時間による変化に気付くことができました。

 今後の調理活動に意欲がわいた時間になりました。

 

 

3・4年生図工「ひもひもワールド」

 図工の時間に、いつもの学習室をひもを結んだり巻いたりして、「ひもひもワールド」に

変身させました。家庭から持ち寄った毛糸やビニールテープを前に、「魔法陣を作りたい!」

「上からつるしたらどうかな?」「このバケツ使っていいですか?」「ジグザグに編み込んで

みたよ。」「きゃー、くもの巣につかまったあ。」等々、、、自分の思いに合わせて、ひもを

結んだり巻いたりする活動に集中して取り組みました。中には、廊下まで活動の場を広げた

いという児童もいて、身近な場所の見え方や感じ方が変わることに気づき、いろいろな形を

発想して造形活動を楽しむ姿が見られました。