平成28年度 卒業制作
平成28年度 卒業制作
福島校掲示板
全体自立活動
6月12日(水)に全体自立活動を行いました。
小学部全員で、補聴器や人工内耳の管理について学びました。
「夏場に汗が補聴器等に入らないようにするためにはどうするか」を考えました。カバーを付けたり、こまめに汗を
ふいたりすることを確認し、子どもたちも自分の生活の仕方を振り返りました。また、水泳学習後についての学習で
は、耳まわりの水滴をしっかり取ってから補聴器等を装用することを練習しました。
暑い時期になってきました。今回学習したことを子どもたちが実践できるよう、教員も日頃から子どもたちの様子を
見守り、支援したいと思います。
前期教育実習
6月11日(火)から2週間、大学生2名が福島校で教育実習を行いました。
将来、教員を目指す大学生2名が、幼稚部、小学部それぞれに1名ずつ入り、実習しました。
事前授業、教材作り、授業案作成、研究授業の実践を通して、授業作りを学びました。事後研究会での反省や助言を活かし、検証授業を最後までやり切った姿、とても素晴らしかったです。
また、他学部参観や隣接する視覚支援学校の参観も行いました。配当学級を越え、学校の子どもたちとかかわり、沢山のことを感じ、考え、学んだ充実した時間となったことと思います。
実習生の皆さん、この実習での経験を大切にして、夢に向かって頑張ってください!!
「進路の話を聞く会」及び「第2回みみふく学習会」
6月14日(金)に福島県立聴覚支援学校本校の進路指導主事の先生をお招きして、「進路の話を聞く会」及び「第2回みみふく学習会」を開催しました。
「進路の話を聞く会」は、小学部6年の児童を対象に行いました。「今、自分がイメージしている進路とは何か」を考えるところから授業が始まり、様々な選択肢があることや「自分の可能性を広げるため」に勉強をすること、日常生活で大切にしたいことや様々な挑戦をすることの大切さなどを児童に分かりやすくお話していただきました。児童の質問にも丁寧にお答えいただき、児童は、「進路」に対して漠然と抱いていたイメージが授業を通して、より具体的になり、自分の進路についてのイメージをもつことができたようでした。そして、「今がんばることは『勉強』」との思いを強くしていました。
「第2回みみふく学習会」では、保護者を対象に「本校の進路指導と、進路決定に向けて」というテーマでお話いただきました。「高等部卒業後の進路について」や「進路決定のために小学部段階で必要なこと」「最近の障がいに対する社会情勢について」等についてのお話を伺ったり、保護者からの質問にも分かりやすくお答えいただいたりしました。参加した保護者から、「『お手伝いは自立や仕事の第一歩』『早いうちからの学習習慣が必要』など、子どものスキルアップにつながるようなアドアイスがぐっときました。」「高等部卒業後の進路についてとても丁寧に説明していただきありがとうございました。高等部に入る前にその先の進路をよく考えたいと思いました。」「『経験・体験しないことは選択できない』という言葉にはっとしました。」「経験できることはなんでも挑戦できる環境を作っていきたいなと思いました。」「子どもの学習を家庭でフォローしていく術を考えないとな、と思いました。」等々、たくさんの感想を寄せていただきました。
お忙しい中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
出かける支援 福島大学
6月11日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子どもたち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、約60名の学生が参加しました。
講義では、耳のしくみや補聴器、人工内耳に関する内容や、聞こえない人たちの生活を知り考える内容を取り上げました。また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等も行いました。聴覚支援学校福島校の学校紹介も交えながら、聴覚支援学校で学ぶ子どもたちへの支援や、配慮、学習上の工夫等をお伝えしました。
「将来、福島県の特別支援学校の教員になりたいか」と問い掛けると、たくさんの学生から挙手があり、うれしく思います。講義後、学生から質問もありました。
関心をもって最後まで参加くださった学生の皆さん、ありがとうございました。
サテライト教育相談「みみらんど in 相双」
6月4日(火)に今年度1回目となるサテライトでの教育相談、「みみらんどin相双」を開催しました。遠方のためなかなか教育相談に来校できない方々を対象に、相馬支援学校の地域支援センターをお借りして、聴覚支援学校福島校の教員が教育相談を実施しました。
昨年度から継続して相談にきてくださった親子もおり、数カ月ぶりにお会いしたお子さんの成長ぶりを保護者さんと一緒に共有し喜ぶことができました。
「みみらんどin相双」を開催するにあたり、今年度も相馬支援学校の先生方に多くのご協力をいただいております。いつもありがとうございます。今後も聴覚支援学校福島校職員の専門性を生かし、地域のニーズに応じた支援の充実に努めてまいります。
第1回みみらんどセミナー
5月17日(金)に福島県総合療育センターより言語聴覚士の山田奈保子氏を講師にお招きして、第1回みみランドセミナーを実施しました。
「はじめの一歩~聞こえにくい子の理解のために~」という演題で、耳の構造ときこえのしくみについて説明していただいたり、難聴のきこえの疑似体験や実際に補聴器の聞こえの体験をしたりしました。補聴器の聞こえの体験をとおして、「実際に補聴器をつけてみると知りたい音以外の音も大きくなって聞こえにくかった。」「聞こえにくいとはどのような状況なのか、また、どのような困り感があるのかを改めて考えるきっかけとなった。」などと聴覚障がいのあるお子さんと関わりのある参加者からの反響がありました。また、療育についてのお話も伺い、意味のある語り掛けが子どもの発話数と相関が高いというデータから、より多く話しかけることの意義について学ぶことができました。
最後の質疑応答では、「生活言語」と「学習言語」の話がありました。私たち教員も日ごろから「言葉」を意識しながらやりとりを大切にしたいと感じました。
地域支援センターでは今後とも地域のみなさんの「困った」「知りたい」にお答えするべくセミナーや講演会を予定しています。ホームページに掲載していますので、お気軽にご参加ください。
第2回校内研修会
福島市手話出前講座の講師2名をお迎えして教職員を対象として手話研修会を行いました。
まず、福島市の手話言語条例について、制定の背景や目的を説明していただきました。手話の普及を目指し、誰もが住みやすい、共生社会を実現するために制定された条例であることを学ぶことができました。また、来年夏開催予定のデフリンピック「東京2025」や国際手話について丁寧に教えていいただき、理解を深めることができました。
最後に教員からの質問に答えてくださいました。手話表現では目の動きが大切であり、目で表現する練習を行うとよいこと、手話の読み取り力向上のポイントは、相手の状況や生活の背景を知ること、相手が何を言おうとしているのか、想像力を働かせることが重要であることを教えていただきました。
今回の研修会を通して、手話についてはもちろんのこと、聴覚障がい者を取り巻く社会情勢や授業の中で疑問に思っていたこと等、聴覚障がい教育についての理解を更に深めることができました。講師のお二方の豊富な知識とご経験を基に、様々なことを伺うことができ、明日からの教育活動に生かせる多くのことを学ぶことができました。
お忙しい中、おいでいただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。
幼稚部 春の遠足
5月24日(金)に、幼稚部の春の遠足を実施しました。今年は「霊山こどもの村」に行きました。子供たちは遠足に行く前から、「ぐぅ、ぐぅ、ぐぅ、遠足。(3回寝たら遠足)」と寝る回数を数えたり、レジャーシートを敷いてお弁当を食べる遊びをしたりするなど、遠足を心待ちにしていました。当日は天気も良く、お豆さんのペンダント作りや大きな滑り台、スカイサイクルなどの乗り物等、お母さんやお父さんと一緒に活動できて、うれしそうでした。お弁当には子供たちが好きなおかずや果物などがたくさん詰められていて、子供たちがおいしそうに頬張る姿が印象的でした。活動の最後には、それぞれ楽しかった遊びを先生やお母さん、お父さんに伝えてくれました。
秋の遠足もお楽しみに~!!
幼稚部入学おめでとう会
5月10日(金)幼稚部で入学おめでとう会を行いました。今年度は、3名の新しい友達を迎えました。
自己紹介では、子ども達が事前にそれぞれ作成した自己紹介カードを使って、好きな食べ物やキャラクターなどを、伸び伸びと自分の言葉で発表することができました。音楽遊びでは、保護者の方もみんなで一緒にバルーンを行いました。バルーンが風船のように大きく膨らむと、子ども達はとても盛り上がり、楽しそうな歓声が上がっていました。
最後に、新入生はぱんだ組、らいおん組の友達から、手作りのメダルのプレゼントをもらい、とても嬉しそうでした。
おめでとう会を通して、みんなで一緒に過ごす楽しさを感じることができましたね!
これからみんなで仲良く、たくさん遊びましょう!
「第1回みみふく学習会」及び「校内研修会」
「デマント・ジャパン株式会社」様より2名の講師をお招きして、「第1回みみふく学習会」及び「校内研修会」を実施しました。
「第1回みみふく学習会」は、「聞こえにくさを体験しよう」というテーマで保護者を対象に行いました。聞こえにくいとはどういうことなのかを、体験を通して学ぶことができました。聞こえにくさについての理解を深めたことで、参加者からは次々と疑問や質問が出されました。講師のお二人には、それらに丁寧にお答えいただき、大変貴重な機会となりました。ありがとうございました。参加した保護者からは、「オージオグラムに照らし合わせながら聞こえづらさについてお話してくださって、今までよく分かっていなかったこと、なんとなく分かったつもりになっていたことがよく分かりました。speechについても専門的にかみ砕いて話してくださって、とても面白かったです。」「 補聴器メーカーの方のお話を伺える、貴重な機会で、補聴器に関する理解を深められた学習会でした。音の聞こえ方について説明もしていただき、改めて我が子との会話や関わり方を考えることができました。」「技術的な面でのことをたくさん知ることができて、とてもよかったです。今後の補聴器の技術はどうなっていくのかも、また訊いてみたいです。」等の感想が寄せられました。
「校内研修会」は、福島校の教職員を対象に行いました。聴覚障がいについての基本的な内容から難聴VR体験、「脳」から聞こえを考えるブレインヒアリングの考え方、聴力測定の仕方等々、盛りだくさんの内容で、日頃の支援や指導を振り返り、聴覚障がいについての理解を深めることができました。加えて、講師のお二方の豊富な知識とご経験を基に、テキストにはない様々なことを伺うことができ、明日からの教育活動にいかせる多くのことを学ぶことができました。
お忙しい中、おいでいただいた講師の方々、保護者の皆様、ありがとうございました。
入学・進級おめでとう!
4月8日(月)、令和6年度 着任式・第1学期始業式・入学式を行いました。幼稚部4名、小学部2名の新入生を迎え、幼稚部9名、小学部10名、計19名で新学期がスタートしました。
入学式では、分校長からの出席ブックと教科書授与や在校生代表の児童から歓迎の言葉があり、新入生も在校生も新しい学校生活に期待をふくらませている様子でした。
新しい友だちや先生を迎え、ますます活気あふれる福島校です。自分の気持ちをたくさん表現して、新しいことにたくさんチャレンジして、心も身体も元気に大きく成長していきましょう。
2月のみみちゃん教室
2月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」には、4組の親子が遊びに来ました。今回は、幼稚部の先生も遊びに来てくれ、今年度最後となる「みみちゃん教室」をみんなで楽しみました。
回を追うごとに友達同士でかかわって遊ぶ姿が増え、微笑ましいやりとりが見られています。「○○ちゃんいるかな?」「今日も□□で遊ぼう!」などとみみちゃん教室を楽しみに来てくれる姿をうれしく思います。
A君は、前回のみみちゃん教室の鬼退治が面白かったようで、入室するなり「鬼は?」と。お家でも鬼ブームがしばらく続いたとのことでした。幼稚部に遠征していたくす玉鬼を呼び寄せ、みんなで鬼退治遊びで盛り上がりました。急遽、新聞紙で作った金棒片手に果敢に挑む子や遠距離攻撃をしかける子など思い思いに鬼退治を楽しみました。そんな中、幼稚部の先生がくす玉鬼に捕まってしまって・・・「大変!助けなきゃ!」と一致団結!!近寄るのは怖いけど、大好きな先生のためなら!みんなと一緒なら!と子どもたちの勇気がきらりと光りました。みんなで力を合わせてくす玉鬼を退治し、無事救出成功!・・・と思ったら、また先生が捕まって・・・と繰り返し鬼退治を楽しみました。
次年度の「みみちゃん教室」の開催予定については、4月にホームページに掲載しますので、みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。
幼稚部 卒業おめでとう会
3月8日(金)に幼稚部卒業おめでとう会を行いました。在校生は、今年度卒業する幼児に
「卒業おめでとう」の気持ちを込めて、飾り作りやプレゼント作りを行いました。卒業生
はおめでとう会を盛り上げるために、大好きなダンス練習に取り組んだり、在校生へのプ
レゼント作りを行ったりしました。
おめでとう会当日は、卒業生の元気な入場から始まり、お母さんからの一言や卒業生か
らのダンス発表、プレゼント交換、思い出動画の視聴を行いました。卒業生が用意したダ
ンスはAdoの『唱』。「ラーララララ」の曲に合わせて、ノリノリで踊る卒業生の踊りに
大盛り上がり!「私もおどりたーい。」と体をうずうずさせる在校生達。その後は、おめ
でとう会に参加した皆でダンスを踊りました。
ダンス発表の後は皆で乾杯し、卒業生との思い出動画を視聴しました。遠足や運動会、
豆まき会等のたくさんの思い出がよみがえり、卒業生と過ごした日々を思い出すことが
できました。
そして、係の子どもの「これでおめでとう会を終わります。」の後、「まだまだ踊り
たいない!」という子どもからのダンスアンコールがあり、なんとおめでとう会が終わ
った後も、皆で楽しく踊りました。
卒業生の皆さん、卒業おめでとう!たのしいおめでとう会になったね!
サテライト教育相談「みみらんどIn相双」
2月19日(月)に今年度2回目となるサテライトでの教育相談、「みみらんどin相双」を
開催しました。遠方のためなかなか教育相談に来校できない方々を対象に、相馬支援学校
の地域支援センターをお借りして、聴覚支援学校福島校の教員が教育相談を実施しました。
参加された方々からは好評をいただき、今後も継続してほしいとの要望もいただきました。
お話を伺い、子どもたちの成長をともに喜ぶことができたり、地域の先生方のご尽力を感
じたりして、私どもも活力をいただき、貴重な時間を過ごすことができました。
「みみらんどin相双」を開催するにあたり、相馬支援学校の先生方に多くのご協力をいた
だきました。本当にありがとうございました。今後も聴覚支援学校福島校職員の専門性を生
かし、地域のニーズに応じた支援の充実に努めてまいります。
1月のみみちゃん教室
1月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「お手玉(紅白玉)あそび」を
テーマに開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。前回は、サンタさんが遊びに来てくれま
したが、今回は、ジャンボ鬼とくす玉鬼が登場!豆に見立てた紅白玉をぶつけ、ちょっと早い豆まき気分
を味わいました。
まず、紅白玉を入れるべく、折り紙をビリビリ割いたり、クレヨンで模様を描いたりして、オリジナルの
玉入れ(バック)を作りました。
そして、いざ、鬼退治へ!紅白玉を1つぶつけただけでは倒れないジャンボ鬼めがけ、みんなでせーので
紅白玉をぶつけました。このジャンボ鬼、倒したと思ったら、3、2、1のかけ声とともに復活するんです!
手強いジャンボ鬼を前に、ひらめいたA君。お玉に紅白玉をのせ、振りかぶりました。それならばボクはお
椀だとB君、私は直接!と向かいましたが、近づいたらちょっとこわかったと引きかえしたCちゃん。また
近づくその手にはギターが握られていました。それぞれの工夫が光り、鬼退治成功!最後にはもう復活する
なよ!と子どもたちの願いがこめられたのでしょう、たくさんの豆(紅白玉)がのせられ、封印されたジャ
ンボ鬼でした。
くす玉鬼も手強かった。なかなか割れないくす玉鬼に、大人たちも本気モードに。コントロール抜群!A君
パパ、スナップを効かせたスピードボールのB君ママ、連続攻撃のCちゃんママ、とにかく必死な私たち教員、
でも、なかなか割れないくす玉鬼。最後は、子どもたちの直接攻撃でパカっと割れ、中から風船鬼がふわっー
っと落ちてくると歓声が上がりました。子どもたちが「やりたい」「楽しい」と思うことを大人たちも一緒に
楽しむことの大切さを改めて感じた時間でした。
2月は、「集団あそび」を予定しています。今年度最後のみみちゃん教室になります。みなさん、ぜひ遊び
に来てくださいね。
小学部 お楽しみ会
3月6日(水)
例年は、卒業生を送る会を行っていますが、今年度は、卒業生が不在のため、お楽しみ会を
行いました。
小学部4・5年生4名が中心となって、ゲーム内容、出し物の取りまとめ、プログラム作成
を進め、進行係、開閉式の挨拶、ゲームの説明を行いました。
ゲームは、ジェスチャーゲーム、新聞紙じゃんけんを行い、特技の発表は、手品やけん玉の
披露がありました。手品では、目の前で起こる不思議な現象に釘付けで、会の終了後、種明か
しを探していました。
最後に、この楽しい企画を進めてくれた4・5年生に感謝の気持ちを拍手で伝えました。
第3階授業参観
2月14日(水)、第3回授業参観を行いました。子どもたちが一生懸命に学習に取り組む姿を見ていただくことができました。今年度最後の授業参観ということで、これまでの学習の積み重ねや、態度面での成長も見られたと思います。
また、奉仕活動、きずなの会、みみふく学習会も行いました。保護者の皆様、お忙しい中御参加いただき、ありがとうございました。
今後も子どもたちが主体的に学んだり自ら考えて行動したりする力の育成に努めてまいります。
幼稚部豆まき会
2月2日(金)に、幼稚部で豆まき会を行いました。1週間前から「鬼が来る」と、ドキ
ドキしながら子供たちはこの日を待っていました。鬼は窓の外に姿を現し、子供たちは先
生の後ろに隠れたり、勢いよく豆をまいたりと思い思いに鬼と向かい合いました。
「鬼はもう帰ったかな・・・。」と油断したその時!鬼は幼稚部棟の中に入ることに成功
し、教室の中までやってきました。とらえられそうになる先生や友達を助けるために、み
んなで豆をまき、なんとか鬼を退治することができました。これで今年も1年間元気に過
ごすことができそうです。
小学部 お話し会
1月25日(木)と26日(金)の二日間、小学部のお話会を行いました。
冬休みの出来事や学習したこと、興味のある事柄についてなど、一人一人がみんなに伝えたい
ことを考えて発表しました。
当日を迎えるまでに、『考える』『覚える』『話す』『聞く』の4つについて具体的な目標を
立て、準備や練習を一生懸命頑張りました。
当日は、みんなの応援を前に少し緊張する様子も見られましたが、最後まで堂々と発表するこ
とができました。絵や写真を提示したり、プレゼンテーション資料作成ソフトを用いたりして、
皆に分かってもらうために、それぞれが自分らしい工夫を凝らした発表となりました。また、友
達の発表が終わると、積極的に質問や感想を伝える等、「目と耳と心で聴く」を実践する姿が見
られました。
これからも、児童一人一人が家族や友達、先生方とのやりとりを通して、伝わる楽しさや分か
る喜びを感じることができるよう取り組んでまいります。
保護者劇『大きなかぶ』
1月31日(水)、保護者による手話劇『おおきなかぶ』が行われました。当日は、満員御礼!!
福島校の児童生徒や幼職員だけでなく、視覚支援学校の生徒と先生、寄宿舎の先生等、たくさんのみ
なさんが鑑賞に来てくださいました。
劇中、保護者の皆さんのせりふ、手話や表情、動きに惹き込まれ、子どもたちから自然に拍手が沸
き、「うんとこしょ、どっこいしょ。」の掛け声にも力が入りました。最後には、幼稚部の子どもた
ちも協力して、なんと“かぶ”ではなく、おおきな“だいこん!!”が抜け、びっくり!
鑑賞後には、本物の“かぶ”や“だいこん”がプレゼントされました。きっと、食卓で大根やカブ料理を
食べながら、「おおきなかぶ」の劇の話題に花が咲くことと思います。
鑑賞後、さっそく、小学部の児童は実際の劇で使用した大道具のだいこんを引っ張って、楽しそう
に再現していました。また、幼稚部の廊下では、先生と子どもたちみんなで「おおきなかぶごっこ」
が繰り広げられていました。
子どもたちの心に残る手話劇を企画、準備くださった保護者の皆様、本当にありがとうございまし
た。