福島校掲示板

福島校掲示板

9月28日(木)小学部秋の遠足

 曇り空で雨が降りそうな日でした。小学部1~4年生7名は、あづま総合運動公園の民家園

へ行きました。

 民家園では、時折晴れ間も見られ、雨は強く降ることもなく、ゆっくり見学することができ

ました。昔の農家の家や芝居小屋などの昔使われていた生活道具や農機具、建物の中の様子に

興味津々でした。また、次の日が中秋の名月であるため、各々の家には、団子やススキや野菜

果物が飾られていました。

 トリムの森での活動を予定していましたが、前日までの雨の影響により、状態がよくないの

で、民家園の見学のみで学校に戻りました。学校の2階のエレベーター前のエントランスホー

ルで、レジャーシートを敷いて、みんなで弁当やお菓子を食べました。内容が雨天時の活動で

したが、とても楽しめた遠足でした。

 

 

第2回みみらんどセミナー

 9月20日(水)にオンライン形式で第2回みみらんどセミナーを行いました。聴覚障害

者教育福祉協会専務理事の松本末男先生に「聴覚・言語障がい児の思考力を培う『言語力』

の向上について」というテーマでご講話いただきました。

 セミナーには本校の職員の他に、地域の保健師、保育士、教育関係者等にもご参加いただ

きました。参加者からは「聴覚障害児だけではなく、どんな子供にも共通する大切な内容

の話を聞けた。」「遊びが思考を育てることを学んだ。子供が楽しい・知りたいと思える

ような活動を展開していきたい。」「子供の姿を認め、褒めることの大切さを感じた。」

「松本先生の話をもっと話を聞きたいと思った。」という感想が多く聞かれました。

  ご多忙の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。次回、第3回

みみらんどセミナーは12月1日(金)の予定です。詳細についてはHPに掲載しますので

ご覧ください。

 

えがお交流活動

 9月19日(火)に今年度2回目のえがお交流活動が行われました。今回は聴覚支援学校福島校での

交流と福島第四小学校での交流に分かれての活動でした。

聴覚支援学校福島校の2・3・5年が、福島第四小学校の3、6年生の16名の児童をお迎えしました。

 前半は、手話を一緒に学んだり、聴覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだり

しました。後半は、ボッチャや転がし卓球を行って、交流を深めました。

  福島第四小学校には、聴覚支援福島校1・4年生4名が参加しました。手話クイズや指体操を発表しま

した。果物ではなく、「朝ごはんに食べてきたものは何。」等をテーマにしたフルーツバスケットでは、

総勢30名が交流を楽しみました。

 

 

幼稚部 夏のお話会

 9月15日(金)に夏休みの思い出を発表する「夏のお話会」を行いました。発表をした

4歳5歳の子ども達は、この日のお話会に向けておうちの人や担任と一緒に伝えたい話題

を考え、小道具作りや発表練習を積み重ねて本番に臨みました。

 題は「さくらづつみこうえんではなびをしたよ」、「サンリオピューロランドにいったよ」

「おまつりにいったよ」です。みんなの前での発表に緊張する姿が見られましたが、自分の

経験したことや心に残ったことを生き生きと表現し、一人一人の言葉で堂々と発表することが

できました。また、今回初めて参加した幼児も、発表の様子をよく見て「わたしもやりたい」

「おもしろそう!」と発表内容を楽しみながら聞くことができました。

 発表後は、「パパ、ママどうだった?」と参加した保護者に聞いたり、「上手だったね。」と

褒められると嬉しそうな笑顔が見られたりと、達成感に満ちた表情が見られました。今後も人に

伝える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。

  

令和5年度 ケース検討会

 9月5日(火)にケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門

言語聴覚士 山田奈保子先生にご出席いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小

学部の各1名を対象に情報交換を行いました。

 ケース検討会では、聴覚活用に関する専門的なお話をいただき、聴覚活用の意義や聴

覚活用を促すための教師側の関わり方、聴覚障がい教育に携わる上で大切にしなければ

ならないことなど、多くのことを学ぶことができました。また、教員一人一人の質問に

も丁寧に答えていただき、有意義な時間となりました。

 ご多忙の中、貴重なご指導・お話をいただき、本当にありがとうございました。山田

先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。また、今後

とも連携を深めながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。