福島校掲示板

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親子活動・第4回みみふく学習会

 11月2日(木)、福島県立聾学校同窓会会長である榊枝 純一さんを講師に親子活動と第4回みみふく

学習会を実施しました。

 午前中の親子活動では、「USA」の曲に合わせて、ダンスを教えていただきました。幼稚部、小学部

の親子、教育相談の親子、教員合わせて約50名ほどが参加しました。初めは、慣れない動きに戸惑う様

子もありましたが、繰り返し教えていただくうちに、だんだんかっこよく踊れるようになり、心地よい

汗を流しました。その後、榊枝さんに、パントマイムとダンスを披露していただきました。日本代表で

世界大会に出場したご経験もある榊枝さんのパントマイムとダンスに会場はくぎ付け!本物に触れ、心

が動かされた時間でした。感動した子どもたちが自分も!と見よう見まねでパントマイムを披露する場

面もありました。「鏡の前で練習するともっと上手になるよ」などとアドバイスをいただき、さらに目

を輝かせた子どもたちでした。

 午後からのみみふく学習会では、幼稚部、小学部、教育相談の保護者を対象に、榊枝さんの体験談を

伺いました。聾学校の中学部では、バトミントン部に所属し、地域の中学生と試合をする中で、意を決

し、部活動に打ち込んだこと。そして、中体連で見事個人、団体共に初優勝を飾ったこと。高等部では

演劇部に所属し、仲間たちと支え合いながら練習に励み、見事東北大会に出場したこと、社会に出て、

これまでの環境が変わり、コミュニケーションで苦労したこと、工夫したこと等、様々なお話を聞かせ

ていただきました。部活動での経験が、今の自分につながっていること、聞こえない自分を表現できる

力になった、というお話が印象的でした。

 最後に、榊枝さんから、ご参加いただいた保護者の皆さんに向けて、「子どもがやりたいといったこ

とは、どんどんやらせてください。応援してください。それが将来につながります。」と力強いエール

をいただきました。

 榊枝さん、お忙しい中、貴重な機会をいただきましてありがとうございました。

 

学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」

 11月2日(木)に、学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」を実施しました。

 地域や関係機関、保護者の方々等、多くの方に参加いただき、幼児児童の学習の様子を参

観いただく機会が持てたことをうれしく思います。

 2・3時間目の授業参観では、幼稚部は朝の活動やお店屋さんごっこを見ていただきまし

た。お店屋さんごっこではたくさんの方にお客さんになっていただいたことで、子ども達

はやる気満々で取り組んでいました。子ども達の素敵なひらめきにも快く対応してもらい

充実した2時間を過ごすことができました。小学部では国語や算数等の教科の授業を参観

していただきました。少し緊張していた子ども達でしたが、たくさんの方に見ていただく

ことで、励みになり一生懸命学習に取り組みました。

 今回、学校公開に参観いただいた方から授業の様子や子ども達の様子等について丁寧なご

感想を多数いただきました。一つ一つのご意見を大切にし、今後の教育活動に活かしてい

きたいと思います。

 ご参加いただいた皆様、お忙しい中、福島校へお越しいただきありがとうございました。

 

聴覚支援学校福島校・福島第四小学校 合同学習発表会

 10月21日(土)、福島第四小学校との合同学習発表会を行いました。

 小学部の発表「海の生きものを守ろう!」では、アクアマリンふくしまの移動水族館の学

習を振り返りながら、1年生と2年生と3年生は、興味をもった海の生きもの(トラザメ、

ヒトデ、ウニ、イセエビ)について発表しました。4年生と5年生は、海の生きものが困っ

ている問題の中から、ウミガメが困っていることやプラスチックごみの量について発表しま

した。

 学習発表会の練習期間は約3週間でした。開始からの2週間は福島校のホールで行いまし

た。3週間目に、福島第四小学校の体育館で行いました。練習を重ねるごとに、台詞や動き

を覚え、少しずつ自信をもって発表に臨めるようになりました。その成果を、福島第四小学

校の児童のみなさんの応援メッセージも頂きながら、本番の発表で発揮することができまし

た。福島第四小学校の児童のみなさんと作りあげた学習発表会、大成功でした。

 合同学習発表会に向けて、一人一人が自分の役割を果たそうとがんばって取り組み、積み

重ねてきたことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。

  

 

幼稚部 秋の遠足

 10月20日(金)に秋の遠足を実施しました。今年はスマイルパークほばらの室内遊び

と、ほばら総合公園での遊具遊びを行いました。スマイルパークほばらでは、入ってすぐに

大きな遊具があり、子ども達のわくわくした表情が見られました。大きなトランポリンで思

いっきり飛び跳ねたり、ぐるぐる回るすべり台を何回も滑ったりし、あっという間の時間を

過ごしました。

 ほばら総合公園では、果物広場や長い滑り台、砂場等の色々な遊び場があり、友達と一緒に

長い滑り台を滑り「ままー!みてー。」「こっちだよー。」という子ども達の楽しそうな声が

たくさん響き渡りました。たくさん遊んだ後は、芝生の上でお弁当を食べました。おうちの方

が作ってくれたお弁当を嬉しそうに開け、「せんせい、わたしのおべんとうみてー。おいしそ

うでしょ。」「ままがつくったよ。」とお弁当を食べる前にも色々なやりとりが生まれました。

お弁当の後は、鯉への餌やりを行いました。鯉だけではなく、鴨もたくさん集まってきて、

「かもさーん。おーい。」「パンだよー。おいでー。」と鴨への餌やり体験も行うことができま

した。

 秋晴れの爽やかな気候の中、たくさん体を動かし、始終笑顔が見られた一日となりました。幼

稚部のみなさん、またみんなでお出かけしようね!

  

 

補聴器点検

 10月の補聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部低学年を対

象に実施しました。電池ホルダーの爪が折れている補聴器があり、電池の入れ方や、気をつけ

ることなどを教えていただきました。また、我々教員の質問にも、一つ一つ丁寧にお答えいた

だきました。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!