福島校掲示板

第一学期終業式

2024年7月30日 12時43分

 7月19日(金)に、第1学期の終業式を実施しました。分校長先生のお話では、写真を見ながら1学期の学習活動を振り返りました。子どもたちからは、思い出を生き生きと表現する姿が見られ、充実した1学期であったことがよく伝わってきました。

 その後、各学級で担任から1人1人通知表が手渡されました。1学期がんばったことをそれぞれ振り返ると共に、明日から始まる夏休みへの期待に胸をふくらませている様子でした。

 また、保護者の皆様には、奉仕活動として校内の清掃活動をしていただき、校舎がピカピカになりました。日頃から教育活動に対するご理解やご協力をいただき、無事に1学期を終えることができましたことに感謝申し上げます。

 また2学期の始業式に、元気に会えることを楽しみにしています。

 

外部講師を招いての研修会・第3回みみふく学習会

2024年7月25日 08時20分

 7月8日(月)9日(火)に、外部講師を招いての研修会及び第3回みみふく学習会を開催しました。講師として、今回6度目の来校となる聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えしました。

 8日(月)は、1時間目から子供たちの授業参観をしていただきました。参観後は、保護者との個別相談を行い、保護者の悩みや相談に、親身になってお話していただきました。参加した保護者からは、「子どもに合ったアドバイスを聞くことができて良かった。」「松本先生とお話して、色々と考えさせられた。来年もお願いしたい。」「経験豊富な松本先生から、色々な角度からのアドバイスをいただけた。」などの感想が寄せられました。

 9日(火)は、午前に幼稚部の自由遊び、小学部5年生の算数、小学部の体育の授業を見ていただきました。幼稚部の自由遊びの際には、松本先生と子ども達のかかわりを拝見しました。子どもの心が動いた瞬間を見逃さず、子どもに働きかける大切さを改めて認識しました。また、小学部の授業では、子ども達一人一人のよさを大切しながら、子ども達同士のかかわりの中で、よさを伸ばしていくことの必要性を教えていただきました。午後は福島校職員を対象に講話をいただきました。松本先生の経験を交えたお話は、聞く度に教育とは何か、子ども達とかかわる上で大切なことは何かを考えさせられる内容で、大変有意義な時間となりました。

 松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。教えていただいたことを胸に、研鑽をつんでいきたいと思います。

幼稚部本分校交流会

2024年7月22日 08時25分

 7月5日(金)に、県内の聴覚支援学校に通う幼児が聴覚支援学校本校に集い、交流会を行いました。久しぶりに会う友達や初めて会う友達と元気にあいさつし、活動のスタートです!

  自己紹介や呼名が終わった後は、プールでの活動を行いました。普段とは違う大きなプールに、「大きい!」子ども達からは歓喜の声が上がっていました。友達が泳いでいる様子を見て真似をしてプカプカ泳ぐなど、他校の友達とみんなで水遊びを楽しむことができました。

 プールの後は、お楽しみのお弁当の時間です。他校の友達と一緒にお弁当を食べました。「唐揚げ、私も同じだよ。」「トマト、同じだ。」とお互いに伝えながら食べる様子が見られ、楽しいコミュニケーションの時間となりました。

 次に本分校交流会が行われるのは11月です。次回も一緒に遊んだり、やりとりしたりする日を楽しみに過ごしてい

きたいと思います。

6月みみちゃん教室

2024年7月18日 15時35分

 6月のみみちゃん教室(小集団による乳幼児教育相談)には、2組の親子が遊びに来ました。
子どもたちとは4ヶ月ぶりの再会で、ぐんと大きくなった子どもたちの姿が見られました。「れんけつ!」と、くりくりお目々をさらに大きくして教えてくれたAちゃん。Aちゃんの視線の先には、福島駅を出発したやまびことこまちが(福島校の3階からは新幹線がよく見えるんです!)。身ぶりも合わせて何度も教えてくれました。好きなことから言葉がどんどん広がっている様子が見られ、とても嬉しく思いました。ほしいおもちゃを見つけて「ちょうだい」、おやつを食べて「おいしい」等々、しっかりと視線を合わせて自分の気持ちを伝えてくれたBちゃん。教員が絵本の読み聞かせを始めようとすると、その本を持ってお母さんの元へ。お母さんに本を渡して、「ママ読んで」と言わんばかりの表情でちょこんと座りました。お家でお母さんと一緒にいい時間を過ごしているのだろうな、とあったかい気持ちになりました。
 

 遊びを盛り上げ、他の子どもたちとも我が子のように自然にかかわってくださる保護者の皆さんと一緒に楽しみながら、あっという間の2時間でした。

 7月は水遊びの予定です。皆さん遊びに来てくださいね!

出かける支援 福祉体験学習(信夫中学校)

2024年7月1日 17時57分

 6月27日(木)に信夫中学校に出かける支援に行きました。1年生の福祉体験学習の一環で、福島校の教員が

『聞えにくさ(聴覚障がい)について学ぼう』の授業を行いました。この授業を希望した約30名の生徒の皆さん

は、最後まで熱心に参加してくれました。この授業の中で「聞こえにくいってどんな感じだろう。」「聞こえない人

はどんな生活を送っているのだろう。」等と聴覚障がいのある人たちについてたくさん想像し、考えました。講義や

聴こえにくさの疑似体験、補聴器体験等を通して、グループの仲間と意見や感想を出し合いました。生徒のまとめた

ワークシートを読んで、これから先の自分ができることを真剣に考え、相手の気持ちになって行動できる人になりた

いと感じた生徒がたくさんいることを知り、大変嬉しく思いました。

 多様な世の中を生きていく生徒の皆さんが、この先出会う人たちと、お互い助け合って、これからの時代を生きて

いってほしいと願っています。

全体自立活動

2024年7月1日 17時50分

6月12日(水)に全体自立活動を行いました。

小学部全員で、補聴器や人工内耳の管理について学びました。

「夏場に汗が補聴器等に入らないようにするためにはどうするか」を考えました。カバーを付けたり、こまめに汗を

ふいたりすることを確認し、子どもたちも自分の生活の仕方を振り返りました。また、水泳学習後についての学習で

は、耳まわりの水滴をしっかり取ってから補聴器等を装用することを練習しました。

暑い時期になってきました。今回学習したことを子どもたちが実践できるよう、教員も日頃から子どもたちの様子を

見守り、支援したいと思います。

前期教育実習

2024年6月28日 17時24分

 6月11日(火)から2週間、大学生2名が福島校で教育実習を行いました。

将来、教員を目指す大学生2名が、幼稚部、小学部それぞれに1名ずつ入り、実習しました。

 事前授業、教材作り、授業案作成、研究授業の実践を通して、授業作りを学びました。事後研究会での反省や助言を活かし、検証授業を最後までやり切った姿、とても素晴らしかったです。

 また、他学部参観や隣接する視覚支援学校の参観も行いました。配当学級を越え、学校の子どもたちとかかわり、沢山のことを感じ、考え、学んだ充実した時間となったことと思います。

 実習生の皆さん、この実習での経験を大切にして、夢に向かって頑張ってください!!

「進路の話を聞く会」及び「第2回みみふく学習会」

2024年6月25日 17時02分

 6月14日(金)に福島県立聴覚支援学校本校の進路指導主事の先生をお招きして、「進路の話を聞く会」及び「第2回みみふく学習会」を開催しました。

 「進路の話を聞く会」は、小学部6年の児童を対象に行いました。「今、自分がイメージしている進路とは何か」を考えるところから授業が始まり、様々な選択肢があることや「自分の可能性を広げるため」に勉強をすること、日常生活で大切にしたいことや様々な挑戦をすることの大切さなどを児童に分かりやすくお話していただきました。児童の質問にも丁寧にお答えいただき、児童は、「進路」に対して漠然と抱いていたイメージが授業を通して、より具体的になり、自分の進路についてのイメージをもつことができたようでした。そして、「今がんばることは『勉強』」との思いを強くしていました。

 「第2回みみふく学習会」では、保護者を対象に「本校の進路指導と、進路決定に向けて」というテーマでお話いただきました。「高等部卒業後の進路について」や「進路決定のために小学部段階で必要なこと」「最近の障がいに対する社会情勢について」等についてのお話を伺ったり、保護者からの質問にも分かりやすくお答えいただいたりしました。参加した保護者から、「『お手伝いは自立や仕事の第一歩』『早いうちからの学習習慣が必要』など、子どものスキルアップにつながるようなアドアイスがぐっときました。」「高等部卒業後の進路についてとても丁寧に説明していただきありがとうございました。高等部に入る前にその先の進路をよく考えたいと思いました。」「『経験・体験しないことは選択できない』という言葉にはっとしました。」「経験できることはなんでも挑戦できる環境を作っていきたいなと思いました。」「子どもの学習を家庭でフォローしていく術を考えないとな、と思いました。」等々、たくさんの感想を寄せていただきました。

 お忙しい中、ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

出かける支援 福島大学

2024年6月19日 15時15分

 6月11日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子どもたち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、約60名の学生が参加しました。

 講義では、耳のしくみや補聴器、人工内耳に関する内容や、聞こえない人たちの生活を知り考える内容を取り上げました。また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等も行いました。聴覚支援学校福島校の学校紹介も交えながら、聴覚支援学校で学ぶ子どもたちへの支援や、配慮、学習上の工夫等をお伝えしました。

 「将来、福島県の特別支援学校の教員になりたいか」と問い掛けると、たくさんの学生から挙手があり、うれしく思います。講義後、学生から質問もありました。

 関心をもって最後まで参加くださった学生の皆さん、ありがとうございました。

サテライト教育相談「みみらんど in 相双」

2024年6月13日 15時15分

 6月4日(火)に今年度1回目となるサテライトでの教育相談、「みみらんどin相双」を開催しました。遠方のためなかなか教育相談に来校できない方々を対象に、相馬支援学校の地域支援センターをお借りして、聴覚支援学校福島校の教員が教育相談を実施しました。

 昨年度から継続して相談にきてくださった親子もおり、数カ月ぶりにお会いしたお子さんの成長ぶりを保護者さんと一緒に共有し喜ぶことができました。

 「みみらんどin相双」を開催するにあたり、今年度も相馬支援学校の先生方に多くのご協力をいただいております。いつもありがとうございます。今後も聴覚支援学校福島校職員の専門性を生かし、地域のニーズに応じた支援の充実に努めてまいります。