聴導犬が来たよ!!
2024年12月10日 10時59分12月10日(火)に、聴導犬ユーザーの太田琢磨先生と聴導犬のハンナちゃんがはるばる愛媛県から来校しました。
午前中の『聴導犬を知る会』には、小学部と地域の福島第四小学校の児童が参加しました。太田先生から、聴導犬の仕事の内容、音をどうやって伝えるか、そして聴導犬の前で守ってほしいこと等の話を聞きました。また、聴導犬との暮らしを通して生活スタイルが変わった等の貴重なお話を聞かせていただきました。
午後には、保護者を対象とする学習会、その後、本校教職員、地域の関係機関の方々を対象としたセミナーを実施しました。『聴覚障害児が自分らしく輝くために』という題目で、太田先生ご自身の小学校から社会に出るまでの経験の中で感じてきたこと、コミュニケーション面、情報保障との出会いなどをたくさんお話いただきました。また、現在の障がい者支援、合理的配慮、愛媛大学で聴覚障がいのある学生とかかわる中で感じることなどのお話もありました。受講された方からは、「当事者の思いが伝わる内容だった。」「聴覚障がい者自身がどんな時にどんな風に助けてほしいかを自分から伝えられることが大切ということが印象的だった。自分で発信できることは社会で生きていく上でとても重要だと気付いた。」等の感想がありました。
福島校の子どもたちの“発信する力”を意識して、日々教育活動を行っていきたいと思います。
お忙しい中、遠方よりお越しいただいた太田先生、ありがとうございました。