

幼稚部では、毎年夏休みと冬休みの後に、思い出を発表し合う「お話し会」を行っています。今回は、1月20日に行いました。
日常のおしゃべりは活発になり、子ども同士のやりとりも少しずつ見られるようになってきた2名ですが、人前での発表はやはり経験を重ねることが必要です。「相手にわかるように、はっきりゆっくりと話す(手話表現をする)」「よい姿勢で、いい声で話す」などの目標をもって、練習に取り組みました。
3歳児は、教師とやりとりしながらクリスマスのプレゼントのことや家族でケーキを食べたことなどを発表しました。少し緊張しながらも、覚えた手話表現を交えながらお話しできました。5歳児は、幼稚部最後のお話し会。親戚の赤ちゃんに会いに行ったことについて、赤ちゃんの様子を詳しく話すことができました。長い文章を、しっかり覚えて発表することができました。最後に、教頭先生からメダルをもらい、二人ともやり遂げた晴れがましい表情が見られました。


12月17日は、福島保育所との交流クリスマス発表会でした。昨夜からの雪が道路に残り、冷たい雨の降る寒い日でしたが、子どもたちは寒さに負けず、元気に歌やダンス、劇などの発表を行いました。
幼稚部の2名は、それぞれの交流クラスで、3歳児は「ミッキーマウスマーチ」のダンスと「オオカミと7匹のこやぎ」の劇、5歳児はディズニー映画「ズートピアのテーマ」によるダンスと「しらゆきひめ」の劇に参加しました。3歳児は、初めてのステージ発表に、すっかり緊張して動きが止まってしまう場面もありましたが、劇では友達の様子を見ながら、こやぎの役を演じることができました。5歳児は、3回目の発表会。ダンスも劇も練習の成果を発揮して、自信を持って演じる様子が見られました。また劇の終わりでは、クラスの友達と一緒に手話で「ともだちになるために」の歌も披露しました。保育所の子どもたちも手話に興味を持って、楽しく覚えてくれたようです。
家族や聾学校の先生方、保育所の先生方にたくさんほめていただき、二人とも達成感を味わった良い一日になったことと思います。
12月15日(木)、小学部5・6年生が、社会科と道徳の学習で、ネッツトヨタ福島丸子店に校外学習に行ってきました。まず、初めに店長の三浦さんが、一人一人に名刺を手渡してくださいました。初めての「大人の挨拶」に緊張しながらも、両手を添えてしっかりと受け取った4名は、誇らしげな表情を見せていました。
試乗体験では、トヨタの車の乗り心地の良さを体感したり、最新の機能に驚きの声を上げたりして、車への憧れが高まりました。
また、自動車整備場では、お客さんの安全のために、一生懸命、故障の原因を探る整備士さんの姿があり、それを子供たちも真剣な表情で見つめていました。エンジンルームだけでも約3万個もの部品があり、新しい車種が出るたびに勉強が大切ということも知りました。



最後に、子供たちからのたくさんの質問に、店長さんや工場長さん、管理本部の伏見さんが、一つ一つ丁寧に答えて下さりました。「お客様の命を守ることに関わることなので仕事は大変だけれど、車が好きだから頑張れる」、「お客様にありがとうと言っていただけることが嬉しい」、そして皆さん、子供の頃からの夢をかなえて、自動車に携わる仕事をしているという事が分かりました。その想いは子供たちの心に強く残ったようで、帰校後の振り返り学習でも、思い出して言葉にする様子が見られました。ここでの経験は、自分たちの将来を考える上で活かされていくと思います。
ネッツトヨタ福島丸子店のみなさん、貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。