8月26日(月)、新校舎に小学部の子どもたちが初めて登校しました。夏休みが終わって、小学部第二学期の始ま
りです。新しい校舎に、少し緊張した表情で登校した子どもたちですが、すぐに夏休みの出来事や元気に過ごしたこ
とを友達や先生と話し、すぐに緊張も解けたようでした。
始業式後には、第64回福島県たなばた展の表彰を行い、特選、金賞、銀賞の賞を受けて、がんばって取り組んだこ
とをそれぞれに確認することができました。新校舎での安全に生活するためのルールや新しい掃除の仕方について
も、みんな「うんうん。」とうなずきながら話を聞いていました。
明日からも新校舎の設備等を存分に活用しながら、安全で楽しい学校生活を送ることができるようにしていきたいと
思います。
8月22日(木)、ソノヴァジャパン社の鈴木様、ブルーム福島店石和様を講師にお招きして第2回校内専門研修会
「ロジャーについて知ろう」を実施しました。
デジタル補聴援助システムロジャー使用の方法や注意点などについて講話をいただきました。
また実際に試聴したり、操作したりしながら、ロジャーのもつ利点や扱い方について学ぶことができました。
新しい校舎においては、補聴援助システムの設備、環境が整えられています。
このシステムをつかって、合理的配慮に基づき、幼児児童の生活や学びがより豊かになるよう全職員で取り組んでい
きます。
福島校の校舎は、昭和33年3月に「福島県立盲学校」として建築されました。その後、昭和55年に7月に「盲
学校」と「聾学校福島分校」の校舎が交換となり今に至ります。築60年以上経過し、思い出の詰まった校舎に『い
ままでありがとう』の気持ちで感謝し、7月末日離れ去ります。これまでご愛顧くださりありがとうございました。
8月1日より新校舎がスタートします。
今後ともよろしくお願いいたします。
24日(水)に福島市森合市民プールで水泳競技大会が開催されました。
久しぶりに晴れ間が見られる中の大会でした。
小学5年生女子の部50m平泳ぎに出場し、5年生、6年生と競い合うことで自己ベストを出すことができました。最後
まで全力を出し切った泳ぎは、素晴らしかったです。
7月12日、13日郡山ビューホテルにおいて、東北地区聾学校PTA連合会研修大会福島大会が行われました。「生きる力を育むためには」を大会主題に、東北地区の聾学校の保護者、教員等関係者が集まりました。
1日目は「生きる力・自立する力を育てるために、それぞれの成長過程で大切なこと」をテーマに協議会を行いました。幼、小、中、高の分科会に分かれ、子ども達の力を育むために大切にしていること等の情報交換を行い、和やかな雰囲気の中で話し合いができました。
2日目は本校卒業生の越前由喜様を講師にお迎えし、「聞こえない自分が活躍するために」をテーマにご講演いただきました。「自分で行動を起こさないと、何も始まらない。」「一生懸命は当たり前、一番大切なのは考えること。」とご自分で強い信念を持ち、現在大学で教員を目指して勉学に励みながら、デフバスケットボールの日本代表として練習を積み重ね、日々一生懸命、精一杯努力されている姿が思い起こされるお話でした。お父様の越前延由様、デフバスケットボール日本代表監督の上田頼飛様からも、由喜さんの生きる力を育むために、いつも温かく見守り、共に手を取り合ってサポートされてきたお話を伺うことができました。貴重なお話を聞かせていただきましてありがとうございました。参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
7月19日(金)、福島県手話通訳問題研究会ろう教育班の方々による読み聞かせ会を行いました。絵本やパネルシ
アター、歌にのせたしりとり遊び、手話や身体などで豊かに表現されたお話などなど…。じっと見入ったり参加した
りたくさん笑ったりして、心豊かな時間を過ごしました。毎回様々な工夫を凝らして楽しませてくださる皆様に感謝
の気持ちでいっぱいです。これからも、子どもたちがたくさんの人とかかわる中で成長していけるよう、ご支援よろ
しくお願いいたします。福島県手話通訳問題研究会の皆様、本当にありがとうございました。次回は新校舎でお待ち
しております。
7月19日(金)は、子どもたちにとって現校舎で過ごす最後の日。第一学期終業式、そして、「ありがとうの会」
を行いました。
終業式では、分校長と子どもたちで二つの約束が交わされました。安全に気を付けること、規則正しい生活をするこ
と。もうすぐやってくる暑い夏に負けず、元気に楽しい夏休みにしてほしいと思います。
終業式の後には、子どもたちと保護者、教員で、長い間お世話になった校舎に感謝を伝える「ありがとうの会」を行
いました。子どもたちの思い出に残っている好きな場所を発表したり、ドローン等で撮影した校舎や生活風景のVTR
も視聴したり。それぞれの思いを胸に「いままで ありがとう!」と、校舎に感謝の気持ちを伝える会になりました。
7月19日(金)、新校舎への引っ越しに向けて、保護者の皆さんが荷造り作業をしてくださいました。梅雨のじめ
じめとした暑さの中、保護者控室の物品を整理したり、図書コーナーの本を箱詰めしたりと、汗をかきながら作業を
していただき、たくさんのダンボール箱の山ができました。
夏休みとなる7月22日から、いよいよ本格的に引っ越しに向けた準備が始まります。新校舎での学習環境を整えて二
学期を迎えられるよう、職員も力を合わせて取り組んでいきたいと思います。
暑い中、作業をしていただいた保護者の皆様、ご協力いただきありがとうございました。
7月4日(木)に小学部1年児童と福島四小児童と一緒に、図工の交流学習を行いました。粘土で好きな食べ物を作
り、発表しました。それぞれ作ったものをじっくりと鑑賞することができ、いい刺激を受けました。また、5日
(金)は、音楽の授業で鍵盤ハーモニカの使い方を楽器の専門家の先生に教えていただきながら、楽しく学ぶことが
できました。
11日(木)には、四小の一年生が、聴覚支援学校福島校の学校見学に来てくれました。
2学期からも、お互いを知り、新しい発見ができる時間になるように交流学習を継続していきたいと思います。そし
て、新校舎にも招待できること楽しみにしています。
7月16日(火)は、幼稚部幼児の新校舎内覧会でした。
ぴかぴかの建物や遊具、靴箱、ドア、モニターなど、一つ一つの物に目を輝かせる6人。
幼稚部棟に入ると、まずは教室を探検しました。ロッカーやホワイトボード、鏡、水道などをわくわくしながらじっ
くりと眺めていました。トイレでは、5月に幼稚部のみんなで作ったステンドグラスを見て、大きな歓声が上がりま
した。また、一番の盛り上がりを見せたのは、プレイルームです。肋木やボルダリングに挑戦し、「できた!」「高
いね!」などとやりとりしながらたくさんの笑顔が見られました。
2学期からの新校舎での活動が今からとっても楽しみだね!