2月18日(火)に、福島校幼稚部、小学部の保護者を対象にみみふくミニ学習会を行いました。Ontennaを実際に着
けて、音を振動で感じたり、雑音がある状況下で、補聴器だけで話声を聞こうとするときと、ロジャーを使って聞こ
うとしたときの聞きやすさを比較したりして、体験していただきました。「振動で、音の強弱なども感じられた。」
「雑音があっても、よく聞こえる。」「大きな騒音の中で話声を聞き取るには、練習が必要だと思った。」など、
Ontennaやロジャーを体験しての感想が聞かれ、保護者の皆さんに体験していただくよい機会となりました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。




2月14日(金)、富士通株式会社様よりご提供いただいた「Ontenna(オンテナ)」の使い方について研修を行いました。オンテナは、振動や光によって音の特徴を感じることのできる長さ約6.5センチほどの機器で、髪の毛や服等にクリップで装着して使います。研修会では、教員が実際にオンテナを装着し、ピアノや太鼓の演奏、曲のリズム等を体感しました。オンテナを通して、音の大きさや曲のリズム等を分かりやすく感じることができました。自分の声について気付いたり、曲のリズムを感じて楽しんだり、踊ったりするなど、様々な場面で活用できそうです。今後、積極的に授業に取り入いれていきたいと思います。
※「Ontena(オンテナ)」音をからだで感じるインターフェイス




1月10日(金)、福島第四小学校の友達と一緒に、こむこむ館へ校外学習に行きました。
まず、プラネタリウムでは、冬の星座について既習事項を確認し、宇宙の放射線について学びました。放射線は太陽
からも出ていることを知ることができ、興味を持って鑑賞することができました。その後の常設展示見学では、友達
とハンドベルで色々な曲を演奏したり、船の操作のシュミレーションゲームをしたりなど楽しく過ごしました。
みんなで食べるお弁当や一緒に過ごす昼休みの時間は、ワイワイとにぎやかで笑顔がたくさん見られていました。
午後のワークショップでは、鈴作りを行いました。ひもづくりの技法を生かして、思い思いに形作ったり、好きな
イラストを竹串で描いたりして意欲的に制作することができました。それぞれ個性豊かな作品が仕上がりました。鈴
は、これから焼き上げ完成が楽しみです。
こむこむ館の職員の皆様、福島第四小学校の5年生の先生方や皆さん、ありがとうございました。





1月24日(金)に、小学部「冬のお話会」が行われました。冬休み中の出来事や国語の授業で考えた詩、ベート
ーベンについて調べたこと等を発表しました。
発表の仕方にも様々な工夫が見られました。絵や写真を使ったり、パワーポイントを用いて話したり、音楽を流し
て伝えたりしました。どの児童も、音声や手話、指文字等を用いて、たくさん練習をして、当日を迎えました。聞く
人にとって分かりやすい発表の仕方を考え、児童4名がそれぞれの個性あふれる発表となりました。
今回は、保護者の皆さんをはじめ、幼稚部の子どもたち、視覚支援学校の児童や先生方等、たくさんの方が見に来
てくださいました。
緊張の中での発表でしたが、たくさんの皆さんの応援が、子どもたちの大きな励みとなりました。ありがとうござ
いました。




1月17日(金)に、宮城教育大学から菅井裕行先生と松崎丈先生にお越しいただき、「幼児児童の実態に応じた
指導の手立てを考える~通じ合い理解するための手話~」をテーマに学習会を行いました。みんなで授業のVTRを見
ながら、「子どもの伝えたいことや表現をどう読み取って子どもがイメージしていることを共有するか」「そこから
自然な流れで問いかけたり確認したりしながら通じ合い、やりとりを深めるか」といった視点で、子どもと自分自身
のかかわりを考えました。今後の指導に生かせるヒントやきっかけを得られた学習会となりました。
ご指導いただきました菅井裕行先生、松崎丈先生、ありがとうございました。

1月17日(金)、幼稚部冬のお話会を行いました。三学期が始まり、学校に登校してきた子どもたちは、冬休み
に経験したこと、楽しかったことなどたくさんのことをお話してくれました。その中でも、「これをお友達に伝えた
い!」と思うことを、保護者や担任、担当教員とやりとりを深めたり、表現方法を一緒に考えたりしてきました。
『いちごのけーきをつくったよ』『じてんしゃにのったよ』『おばあさんとたいいくかんであそんだよ』『くらげす
いぞくかんにいったよ』『おおきなプレゼントをもらったよ』『としまえんにいったよ』と、子どもたちはそれぞれ
の経験をいきいきと発表することができました。また、お友達の発表をよく見て聞いたり、問いかけに答えたりと、
友達の発表も楽しんで聞いていました。
三学期も、楽しい、うれしい、悔しい…たくさんの気持ちや思い、考え、気づき、いろんなことをお話しましょう
ね!







令和2年1月8日(水)、第3学期始業式が行われました。幼児児童が元気に新学期をスタートできたことを嬉し
く思います。あちこちで「今年もよろしくお願いします。」と挨拶が交わされ、友達や先生との久しぶりの再会に笑
顔がたくさん見られました。始業式では、須田分校長先生と約束した『冬休みに本を1冊読むこと』について、一人ひ
とり読んだ本についての発表を発表しました。達成できた幼児児童は、分校長先生から手作りのメダルを胸に付けて
もらいました。また、各学級では、冬休みの思い出の発表をしたり、宿題を見合ったりなど、第三学期初日を過ごし
ました。
3学期は、卒業、そして進級に向けてのまとめの時期です。幼児児童のパワーで寒さを吹き飛ばして、一日一日の
学校生活を大切にしながら頑張っていきましょう。







12月26日(木)に、校内教員と視覚支援学校から研修希望があった教員で、聴力検査機器や補聴器特性装置の使い
方やその意義等について研修しました。毎学期末に行う聴力測定や補聴器の特性測定について、それぞれが自分で実施で
きるように学び、体験する機会となりました。



引っ越しや落成式から始まった第2学期。広くてきれいな新校舎で子どもたちは元気にのびのびと過ごすことがで
きました。
12月24日(火)に、幼稚部・小学部全員そろって第2学期の終業式を迎えることができました。終業式では、
一人ひとり、2学期に一番楽しかったことを発表しました。そして、分校長先生より冬休みに『本を一冊読むこと』な
どのお話がありました。3学期の始業式にどんな本を読んだかを発表する予定です。
また、絵画などの作品の素晴らしさが認められ、表彰式が行われました。立派に賞状や盾を授与された子どもたち。
きっと、今後の意欲と自信につながったことと思います。
その後、ボランティアさんによる読み聞かせも行われ、「うさぎとかめ」「モチモチの木」などの絵本を読んでいた
だき、楽しい雰囲気の中で2学期を終えることができました。
14日間の冬休みを元気に過ごし、新しい年を迎え、新学期にまた子どもたちと元気に会えることを楽しみにして
います。





12月14日(土)、福島保育所で交流クリスマス発表会が行われました。
幼稚部の6名は、交流クラスで演技を行い、ダンスとオペレッタを発表しました。
ダンスは女子と男子に分かれて踊りました。振りをよく覚え、ポーズを順番に決める場面では、自分の順番になる
と、女子はかわいく、男子はかっこよく素敵なポーズを決めました。オペレッタでは、「ともだちほしいなおおかみ
くん」を演じました。6人はうさぎやぶた、きつね、わに、たぬきの動物の役を演じました。練習を積み重ね、自分
の役割をよく理解して、保育所の友達と一緒に楽しく堂々と演じていました。
最後は、保育所の先生からプレゼントをいただき、家族や保育所の先生にもたくさんほめてもらい、達成感を味わ
った良い一日になったことと思います。








