6年生の朝の会で、道路の落ち葉が滑って危ないことが話題になりました。
「ぼく達の学校から生えている木の落ち葉だけど、誰が掃除するの?」
「さっきバスを降りた時に、近所の人がほうきで集めていたのを見たよ。」
「歩行者が滑ったら危ないし、みんなで集めよう!」
そんな会話から落ち葉掃きをすることになりました。自分から人のために協力することは『ボランティア』ということも話題にしながら、みんなで落ち葉を集めました。誰がたくさん集められるかな?と楽しみながら活動できた子ども達でした。

今年度も、「ミミプラザ福島」「福島ヒヤリングセンター」「ブルーム福島」の各補聴器店の方にご来校いただき、子どもたちの補聴器点検を実施しています。音のひずみや汗による故障はないか等、一人一人丁寧に点検をしていただいているおかげで、子どもたちはより良いきこえで授業に臨むことができています。補聴器店の皆様、いつもありがとうございます。
幼児児童のみなさん、毎日お付き合いしている補聴器を大切に使いましょう!


11月14日(水)、NHK福島放送局・こむこむ館へ6年生4名で見学に行ってきました。
NHK福島放送局では、アナウンサー、カメラマン、ディレクターの役割を分担して『手話ニュース』作りを体験しました。実際に使用しているスタジオで、ニュースを作るためのいろいろな役割や大変さを学ぶことができました。
こむこむ館では、『太陽と月の形』のプラネタリウム鑑賞と『自然放射線』の測定実験を行いました。「6年生全員で行く校外学習はこれで最後になるね。」と言いながらしみじみした気持ちで過ごした秋の一日でした。


小学部8名の児童の作品を出品した「平成30年度福島市学校総合文化祭『図画工作・美術作品展覧会』」が、11月7日(水)~12日(月)に福島市こむこむ館で行われました。自分が経験したことや想像したことを絵画や墨絵、立体で表現した作品がパネル一面に展示され、日頃の学習の成果をたくさんの方々に観ていただくとてもよい機会となりました。市内の小・中・特別支援学校の作品はどれも見応えがあるものばかり。とても素敵な展覧会となりました。足を運んでいただいた皆様、ありがとうございました。


11月2日(金)に、ART for HOPE代表 高橋雅子様とスタッフの方々をお招きして、「アーツ・フォー・ホープ アート活動(アートリノベーション)」を行いました。
来年度の新校舎完成に伴い、取り壊されることが決まっている現在の校舎。感謝の気持ちを込めて、子どもたちや保護者、教員も一緒に校舎の外壁をペイントしました。カラフルなパステルカラーで壁を塗ったあと、一人一人がダイナミックに「花」「木」「鳥」を描きました。それぞれに思うように描きあげ、満足そうな笑顔があふれました。
校舎に感謝の気持ちをもち、新校舎に移るまで大切に使っていきたいと思います。
ART for HOPE代表 高橋雅子様、スタッフの皆様、ボランティアの皆様、ありがとうございました。



11月2日(金)に、保護者を対象に「スマホ・ケータイ安全教室『e-ネット安心講座』」を実施しました。e-ネットキャラバン認定講師の(株)ティーガイア東北支店 武田幸彦様を講師としてお迎えし、ネット依存やネットいじめ、個人情報の問題などのメカニズムや対応について詳しくお話しいただきました。
聴覚障がい児にとってインターネットを活用することは、多くの利点があります。しかし、利点と同時に、幼児児童の心身への影響や情報モラル等についての課題もあります。今回の講座が、子どもたちがインターネットをよりよく活用できる環境づくりにつなげていきたいと思います。
講師の武田様、ご参加いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました。

11月2日(金)の学校公開では、地域の方々や関係機関の方々をはじめ、多くの方々に幼稚部、小学部の子どもたちが元気に遊んだり学習したりしている姿を見ていただくことができました。
参観された方々から寄せられた感想の一部です。
「子どもたちがのびのび学んでいる様子をみることができました。」
「幼稚部からの丁寧なかかわりを見ることができて、よかったです。」
「子どもたちも先生方も、参観されていた保護者の方も、みなさんキラキラしていました。」
お忙しい中、聴覚支援学校福島校へおいでいただき、ありがとうございました。また来年度、新しくなった校舎で学ぶ子どもたちに会いに、ぜひお出でください。


10月26日(木)、幼児6名と保護者、教員とで福島市飯坂町にある丸好観光果樹園でくだもの狩りを行ってきました。さわやかな秋晴れで、絶好のくだもの狩り日和になりました。
3歳児はブドウ狩り、4,5歳児はりんご狩りに挑戦です。
3歳児は、小さな両手ではさみをもち、お母さんと相談してきめた自分好みのブドウをチョキンと切りました。巨峰、ピオーネ、ロザリオロッソという品種をみんなで食べ比べをし、
「こっちのはおおきいね。」「いろがあかいね」「〇〇くん、こうかんしよう」「どうぞ」などいろいろなお話に花がさいて時間がたつのを忘れるぐらいでした。
4,5歳児は、店員さんのりんごを枝から上に持ち上げてとるという取り方の説明をよく見て、きいて、りんごをとることができました。大きくて甘いりんごをまるかじりして味わいました。また、赤いりんごのほかに、ピンクががった黄色いりんごをみて「ももみたいだけど、りんごだね。」などのやりとりをして盛り上がりました。違う品種を見つけて、一人ひとりがいろいろなことに気づき、お話をすることができました。


10月20日(土)、第四小学校と聴覚支援学校福島校との交流学習発表会が行われました。今年のスローガンは「みんなで協力し、平成最後の学習発表会を盛り上げよう!」でした。どの学年も、友達と協力しながら練習を積んできた様子が発表を通して見られました。
福島校の発表は「たすけあった ともだち」。「勇気」「友情」「感謝」「協力」の4つの言葉をキーワードに、遠足や宿泊学習のことを劇仕立てで発表しました。台本や台詞は6年生と先生方で相談しながら決めていき、練習は6年生が中心となって進めました。はじめは、なかなか話し合うことが難しかったのですが、少しずつお互いが相手の話に注目できるようになり、話し合えるようになりました。また、練習の度に子ども達が自らアレンジを加え、一人一人が自分の役割を理解して発表する事が出来ました。
本番でも、ステージ上でアレンジが加わり、正に「みんなで協力」した発表となりました。

10月11日(木)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第4回みみらんどセミナーを開催しました。
講師には、全国早期支援研究協議会会長の南村洋子先生をお迎えしました。
午前中には、幼稚部と小学部の授業参観、また、授業者への指導助言をいただきました。その後、南村先生と保護者との昼食懇親会を経て、講演会①「聞こえにくい子がいきいきと育つ子育て」(保護者対象セミナー)、講演会②「聞こえにくい子を指導する際の心と言葉への配慮」(教員・関係機関対象セミナー)を行いました。参加者が、それぞれの立場で、日頃のかかわりについて振り返るとても貴重な機会となりました。
南村先生の言葉にもあった「0歳児から子どもが『分かる生活』をさせる」、そのためにも子ども達にかかわる私たち全員で、暮らしの充実に向けて励んでいきたいと思います。
今回、ご参加いただいた皆様、お忙しい中ありがとうございました。
