3月15日(金)、現校舎において最後の卒業証書授与式が行われました。今年度の卒業生は幼稚部1名、小学部5名で、たくさんの保護者や地域の方々、お世話になった先生方に見守られながら、校長先生より卒業証書を授与されました。一人ひとりが証書を堂々と受け取り、とても立派な姿でした。
「おくることば」では、幼稚部代表、小学部代表の幼児、児童が、卒業生との素敵な思い出や感謝、エールを一生懸命伝えました。その後の「わかれのことば」では、卒業生が、学校生活や友達との思い出、お世話になったたくさんの方々への感謝の気持ちを表し、式場は感動に包まれました。
たくさんの方々に見送られ、期待に胸をふくらませながら、笑顔で校舎をあとにした卒業生。これからも元気に頑張ってください!これまでご指導・ご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。
2月22日(金)幼稚部と小学部6年生は「卒業を祝う会」、小学部2~4年生は「校長先生のお茶会」を行いました。
和の雰囲気を感じながら、校長先生に立てていただいたお茶を「あまい!」「あつい…」「おいしい!」などそれぞれに感想をもちながらいただきました。自分で立てたお茶をお父さんやお母さん、先生に振る舞う経験もしました。また今年は、「松屋清風庵」さんをお呼びし、上生菓子を子どもたちの前で作っていただきました。丸いあんの玉が、昔ながらの道具や布で、あっという間に「さくら」「うめ」「うぐいす」の形に変わっていく様子を、子どもたちは目を離さずにじっと見ていました。校長先生のお茶と、自分で選んで作っていただいたお菓子の味は、とてもおいしかったことと思います。
幼稚部5歳児さん、小学部6年生のみなさんにとっては、卒業をお祝いする素敵な会になりました。お忙しい中、ご来校いただきましてありがとうございました。
2月18日(月)から22日(金)の1週間を今年度最後の図書ボランティア週間とし、延べ7名の小学部の保護者の皆様にご協力をいただきました。古い蔵書や人気があってよく貸し出しされる本など、背表紙がはがれ始めているものがたくさんあったのですが、シート等を使った修復をお願いしました。また、図書委員会の児童と一緒に、図書コーナーの掃除と本の整理もしていただきました。児童からは「ありがとうございます。」という言葉が自然に聞かれ、たくさんの本を直してくださったスピードに「すごいー!」と感嘆の声があがっていました。「本を大切にしよう」という子どもたちの意識にもつながっていくことと思います。ご協力いただいた図書ボランティアの皆様、ありがとうございました。
2月19日(火)に小学部で「ゆきおんな」の読み聞かせを行いました。お話が始まると子どもたちは紙しばいや手話を真剣に見て聞いていました。うなずきながら聞き入る姿も見られました。雪女が幼い巳之吉やお父さんに、息を吹きかけて凍らせてしまう場面や、お雪が昔のことを話した巳之吉に対して「だれにも話してはいけないと言ったはずだ。」と詰め寄る場面では、子ども達の表情が変わり、さらに食い入るようにお話に耳を傾けていました。感想発表では印象に残った場面や、お雪について話す様子が見られました。
今年度最後の読み聞かせ会でしたが、様々な物語にふれ、子どもたちはいろいろなことを感じていました。今後も読書活動を充実させていきたいと思います。
2月5日(火)に、生活科の町探検の学習で「松屋清風庵」に見学に行きました。
ショーケースに並ぶ美しい色とりどりの和菓子を見たり、和菓子職人さんにお話を聞いたりしました。質問の中で、和菓子作りは、熱くて、重くて、細かい作業が多いことを教えていただきました。また、厨房の中を見学し、上生菓子作りの体験をさせていただきました。目の前でひとつひとつの動きを丁寧に職人さんが見せてくださり、児童も興味を持って集中して見ていました。丸めたあん生地を児童が木型に入れて、とてもきれいなお花の上生菓子が完成しました。
和菓子の絵本で見たものを、児童が実際に身近に見て触れて感じることができた大変貴重な時間となりました。お忙しい時間帯に快く対応してくださった松屋清風庵の皆様、ありがとうございました。
2月1日(金)、6年生3名が福島法人会女性部会の方を講師としてお迎えして「租税教室」を行いました。手話を交えながら授業を展開していただいたおかげで、質問されたことがすぐに理解でき、安心した表情で受け答えをしていました。DVDや視覚的表示、1億円のレプリカなど興味深い教材も子どもたちの印象に残ったようでした。事後学習では、子どもたちから「税金がないと豊かな生活ができない」「いろいろな資料があり、税金が必要であることがよく分かった」といった感想が聞かれ、税についての理解の深まりを感じました。
福島法人会女性部の皆様、ありがとうございました。
1月24日(木)、幼児7名と保護者、教員とで福島市にある四季の里いちご園でいちご摘みを行ってきました。雪が心配されましたが、みんなの願いが通じたのか、集合時間には晴れ間が見られ、幼稚部全員が元気に参加することができました。 いちご園の方の説明をよく見て、聞いて、いちご摘みが始まりました。
いちごの色や形によく注目して、「赤いのが甘いよ。」「緑のいちごはまだ食べられないね。すっぱいね。」「四角いほうが甘いよ。」などと自分の感じたことを積極的にやりとりする姿が見られました。また、いちごの大きさを比べたり、食べたいちごのへたを見せ合って食べた数を比べたりと、楽しいやりとりもたくさん見られました。夢中になっていちごを食べたり、話したりする姿から実体験する大切さを改めて感じました。いちご園のみなさん、おいしいいちごをありがとうございました!
1月24日(木)、25日(金)に、小学部「冬のお話会」が行われました。冬休み中の出来事や調べたこと、6年生は6年間の思い出をテーマを選んで発表しました。
発表の仕方にも様々な工夫が見られました。絵や写真を使ったり実演などを交えたりしながら、音声や手話、指文字等を用いて発表をしていました。聞く人にとって分かりやすい発表の仕方を考え、児童8名がそれぞれの個性あふれる発表となりました。また、質問や感想も出て、児童同士の対話のあるお話会となりました。
緊張の中での発表でしたが、保護者の皆さんの応援も子どもたちの大きな励みとなりました。保護者の皆様、お忙しい中ありがとうございました。