
1月11日(木)、12日(金)、15日(月)に、自力通学している児童の登下校指導を行いました。現在は2名の児童がバスや電車を使って自力通学しています。毎日通っているルートは、同じ道であっても天候等さまざまな要因によって、毎日異なる状況が生まれます。家から学校までの道のりには、周囲の状況を捉えて、考えて行動する機会がたくさんあります。今回の登下校指導では、児童の中に、適切な状況判断をする力が日々積み重なっていることを感じました。子どもたちが社会で生きるための大切な力に繋がっていくことを期待したいと思います。
12月13日(水)、15日(金)に、書写ボランティアの鈴木幸子先生にご指導いただき、書写学習を行いました。福島県書きぞめ展の課題に取り組む中で、筆をななめに入れたら立てること、横画と横画の間を均等にすることなど、細かい点まで丁寧にお話しいただきました。子どもたちも一つ一つの話を真剣に聞き、集中して書きあげようと、それぞれに頑張って取り組む姿が見られ、文字を書くことへの意識をさらに高めるきっかけとなりました。6年生は小学部での最後の出品になります。これまで積み重ねてきた力を発揮して、ゆっくりと丁寧に最後まで集中を切らさず書き上げる姿に成長を感じました。
鈴木先生、ご指導ありがとうございました。

12月16日(土)、福島保育所で交流クリスマス発表会が行われました。
幼稚部の4名は、それぞれの交流クラスで演技を行いました。3歳児は「おむすびころりん」の劇と映画ミニオンズによる「YMCA」のダンス、4歳児は「ゆきだるまのチャチャチャ」「赤鼻のトナカイ」の歌と「さるかにばなし」の劇を演じました。3歳児にとっては、初めての発表会。たくさんのお客さんを前にして少し固まる姿も見られましたが、友達と一緒に楽しく演じることができました。4歳児は、2回目の発表会ということもあり、演技内容を理解し、落ち着いて演じることができました。3歳児、4歳児共に、歌や演技に手話表現を用いました。交流クラスの園児も手話表現を覚え、一緒に生き生きと表現して演じる姿から、交流し、共に学び合う意義が大きいことをあらためて実感しました。
最後は、所長さんからクリスマスプレゼントをいただき、家族や保育所の先生にもたくさんほめてもらい、4人が達成感を味わった良い一日になったことと思います。

12月7日、フコク生命に主催して頂き、「さわってきこう音楽会」が行われました。
中井恒仁さん・武田美和子さんのご夫婦のピアノデュオは、繊細で優しさあふれる、息がぴったりの演奏で会場一同が惹き込まれました。演奏に使用されたのは、世界的に有名なスタインウェイピアノで、タカギクラヴィアさんが東京から運んでくださいました。
子どもたちはショパンの「革命」や「幻想即興曲」での、速い指さばきの様子や迫力あるダイナミックな演奏に驚いていました。また、ピアノに触れたり、ピアノの下に入ったりして演奏を聴き、身体全体で音の響きを感じていました。
幼稚部の子どもたちは「ミッキーマウスマーチ」の演奏に合わせてかわいらしいダンスを披露したり、小学部の児童は、「子どもの世界」で木琴やキーボード、マラカスなどの楽器をピアノと一緒に演奏したりしました。聴くだけではなく、見て、触れて音楽を楽しむことができ、素敵な時間を過ごすことができました。
ピアニストの中井さん、武田さん、タカギクラヴィアさん、フコク生命の皆様、どうもありがとうございました。