10月15日(木)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第2回みみらんどセミナーを開催しました。昨年度に
引き続き、講師には、筑波大学講師及び聴覚障害者教育福祉協会事務局長の松本末男先生をお迎えしました。
午前中には、幼稚部と小学部の授業参観、保護者対象セミナーを実施しました。授業参観の後の指導助言では、明日
からの指導に生かすことのできるご助言、励ましをいただき、授業者にとって、とても貴重な時間となりました。保
護者対象セミナーでは、「楽しく子育てを!!」というテーマでお話をいただきました。「温かみのある話に励まさ
れた。」「もっとお話を聞きたい。」という感想が多くありました。
研修会の最後には、「授業をすすめるのに大切ないくつかのこと」を演題にしたご講演をいただきました。「授業
をもっと楽しいものにすること」「子どもが、分かりたい。分かろうとしていることが大事。」など、授業づくりの
エッセンスを具体的な事例を交えてお話いただきました。参加者の心に響くたくさんのことを教えていただきまし
た。
松本末男先生、貴重なご指導をいただき本当にありがとうございました。また、セミナーにご参加いただいた皆様
ありがとうございました。
9月9日(水)、9月28日(月)に小学部・夏のお話会を行いました。
2日目は視覚支援学校5年生児童1名も、発表に参加しました。
児童は経験したこと、興味関心があること、調べたことについて、それぞれがテーマを決めて発表しました。発表の
内容を模造紙に書いたり、制作物やスライドを使ったりして、聞いている人に分かりやすく、詳しく伝えるために工
夫していました。
どの児童も自信を持って、堂々と発表することができました。
10月3日土曜日に近隣の福島保育所との交流運動会を十六沼公園屋内運動場で行いました。
参加した6名の子どもたちは、保育所の友達と一緒に広い運動場で元気いっぱいのびのびと活動することができま
した。
初めての会場や本番の雰囲気に少しドキドキする様子も見られましたが、入場行進やかけっこ、ダンス等、練習し
てきたことを生かして、精いっぱいがんばりました。
最後は、ピカピカのメダルをもらってお家の人にがんばりをほめてもらい、達成感あふれる表情が印象的でした。
みんなよくがんばりました!
9月30日(水)
秋晴れの下、信夫ケ丘競技場で行われた第39回福島市小学校体育大会陸上競技大会に
6年生が参加しました。
出場した6年女子100m種目では、競技前から緊張している様子が見られましたが、「スタートと同時に体が動い
た」と会心の走りで、自己ベストを更新しました。
たくさんの方から応援をいただき、ありがとうございました。
令和2年9月11日(金)
小学部1~4年の秋の遠足は「四季の里」でした。
あいにくの曇り空でしたが、雨が降ることなく、涼しく感じられた一日でした。
森の中の探索では、秋を感じさせるトンボや花が見受けられました。
ガラス絵付彫り体験もしました。自分でデザインした絵をグラスに表現しました。
その後、広場で体を思い切り動かし、昼ご飯をたくさん食べて、学校に帰りました。
9月11日(金)、幼稚部5歳児「夏のおはなし会」を行いました。
夏休みの思い出の中から、みんなに伝えたい話題を選び、保護者や先生とやりとりを重ねてきました。発表のため
の準備をし、練習をしてきました。
「おじいさんのいえに いったよ。」「おたんじょうびかいを やったよ。」
「みずうみに いったよ。」というタイトルで、それぞれ発表を行いました。
発表した後には、達成感でいっぱいの表情になっていたのが印象的でした。
子供たちが、「おはなしたのしいね」「これからもおはなしたくさんしようね」と思えるように、さらに活動を広
げていきたいと思います。
8月26日(水)に小学部、9月1日(火)に幼稚部の始業式を行いました。
分校長先生から、2学期は手洗い、うがいをきちんと行い、元気に過ごすこと、自分でよく考えて行動することを目
標にがんばりましょうとのお話があり、真剣な様子で話を聞く姿が見られました。
子ども達は、久しぶりに友達や先生に会えたうれしさで、笑顔があふれていました。
そして、夏休みの楽しかった思い出を、意気揚々とみんなに語っている姿が見られました。
2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。新型コロナウイルス感染症対策を講じ
ながら、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきたいと思います。
8月25日(火)に、教職員、地域の関係機関を対象に、第1回みみらんどセミナーを行いました。
今回は、福島県総合療育センター言語聴覚士の山田奈保子先生をお招きし、『地域で学ぶきこえにくい子どもの理解
と配慮について』という題目で、ご講演をいただきました。難聴児の特徴とその配慮について、実際の現場からのエ
ピソードをもとに、最新の情報を交えて教えていただきました。
講演を通して、参加者一人一人が難聴児の情緒・社会性を育てるために大切なことを再認識し、今後に生かせる有
意義な時間となりました。
学んだことを今後の教育活動に生かし、よりよい実践に努めていきたいと思います。
県北地区のきこえやことばの成長に不安を持つ子どもたちや保護者への支援の充実のため、医療、保健福祉、教育
等関係機関の連携を強化することを目指し、8月25日(火)に当校において「きこえとことばの連絡協議会」を開
催しました。
各機関の現状や事例、課題を出し合い、共有し、連携の在り方とよりよい支援について協議しました。先に繋ぐこ
と、連絡を密にすること、情報の共有について大切なこと等、再確認する時間となりました。
ご出席いただいた委員の皆様、お忙しい中ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。