小学部 合同学習発表会
2022年10月27日 18時31分10月22日(土)福島第四小学校において、合同学習発表会を実施しました。
福島校小学部の演目は「詩の世界へようこそ」を発表しました。4つの詩を4つのグループに分かれて、手話で朗読
し、そして最後に、「私と小鳥と鈴と」を、手話で歌いました。6年生を中心に「みんなで力を合わせて、笑顔で発
表しよう」をスローガンに、力を合わせて皆で実現させることができた発表となりました。この感動を胸に、これか
らもがんばります。
10月22日(土)福島第四小学校において、合同学習発表会を実施しました。
福島校小学部の演目は「詩の世界へようこそ」を発表しました。4つの詩を4つのグループに分かれて、手話で朗読
し、そして最後に、「私と小鳥と鈴と」を、手話で歌いました。6年生を中心に「みんなで力を合わせて、笑顔で発
表しよう」をスローガンに、力を合わせて皆で実現させることができた発表となりました。この感動を胸に、これか
らもがんばります。
10月14日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみらんどセミナーを開催しました。昨年
度に引き続き、講師には、聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えしました。
午前中は、幼稚部と小学部の授業参観、保護者対象の学習会を実施しました。授業参観後の指導助言では、幼児・
児童とのやりとりを深めるための御助言や温かい励まし等をいただき、とても貴重な時間となりました。
保護者対象の学習会では、「家族にエール(2)」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、「毎
年、松本先生のお話が聞けるのを楽しみにしています。」「長年きこえない子どもに寄り添ってこられた松本先生だ
からこその愛にあふれた講演、親としてハッとさせられることも多く、聴講して終わりにしてしまってはいけないと
強く思いました。」「“兄弟も大切にそだてていきたい”と思いました。」などという感想が寄せられました。
午後からは、教育、福祉、保健等、幅広い業種の方々に御参加いただき、「心と言葉をはぐくむために」というテ
ーマで御講演いただきました。
参加者からは、「親さんの不安、それに寄り添うことの大切さを学ぶことができました。」「子どもとのやりと
り、信頼、興味etc…など大切なところに立ち戻り考えることができました。」「聴覚支援学校の存在価値をしっかり
と考え、できることから即実践していきたいと思います。」等の感想が聞かれました。
松本先生の長年の御経験と豊富な知識、そして温かな御人柄からたくさんのエールをいただき、明日からの活力が
わいてくる時間となりました。松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。
10月8日(土)視覚支援学校体育館で福島校幼稚部運動会を行いました。「かけっこ」や「玉入れ」、「にんに
んリレー」(器具を使った運動)、5歳児による「らいおんスーパーリレー」、「パラバルーン」の5つの種目を行
いました。ドキドキ緊張する姿を見せながらも、これまでの練習の成果を発揮し、楽しく一生懸命体を動かして取り
組むことができました。家族の方からの温かい拍手や声援が大変励みになりました。最後は、ピカピカのメダルをも
らって、大満足の一日となりました。
幼稚部のみなさん、これからも楽しく体を動かしましょうね!
郡山自然の家で、本校、福島校、平校の5・6年生が合同で宿泊学習を行いました。
一日目は、フィールドアドベンチャ―と万年カレンダー作りに分かれて活動しました。
その後、野外炊飯でカレーライスを作りました。自然の家の職員の方に手伝っていただきながら、かまどの火を見守
り、杉山校長先生と野菜や肉を切って、完成したカレーライスは、甘みがあって美味しかったです。キャンプファイ
ヤーでは、燃え広がる炎が綺麗で感動しました。
二日目は、スタンプラリーを行いました。友達と相談しながら、進む方向を考え、5つのポイントを全部クリアす
ることができました。
青空が広がる晴天に恵まれ、最高の思い出を作ることができました。
絶好の秋晴れの下、小学部1~4年生6名は、福島市小鳥の森へ行きました。
自然観察では、アシスタントレンジャーの方から草花、樹木、昆虫、木の実等の名前や生態について教えて頂きま
した。
また、制作活動では、子供たちが、実際にのこぎりで竹を切り、竹のランプシェード作りを行いました。
スタンプラリーでは、林道の坂道を歩き、見晴らし台に到着すると市街地を見下すことができ、子供たちから歓声
が上がりました。
身近な場所で自然に触れ合い、秋を満喫できた遠足でした。
グループ自立活動では、「発音の学習」「手話の学習」「ことばの学習」を行っています。
「手話の学習」では、「日本手話のしくみ練習帳(岡典栄・赤堀仁美著 大修館書店)」を参考にして、楽しみな
がら手話を学んでいます。
「日本手話のしくみ練習帳」によれば、
日本語は母音(a,i,u,e,o)と子音(k,s,t,n,m,g,z,dなど)を組み合わせた五十音が発音のもとになっています。
同じように、手話にも手話の音を作る”もと”があります。
手の形(手形)
手話が表される場所(位置)
手の動き
これらの組み合わせによって、さまざまな手話の語を表すことができます。
~「日本手話のしくみ練習帳」より引用~
とあり、今まで、「指を閉じたパーの形」「「手を握ったグーの形」「指差しの形」「途中で形が変わるもの」等の
手形を用いた手話について学んできました。
9月28日のグループ自立活動では、「手話単語が表される位置」について学習しました。
子どもたちは、「同じ手形でも、表される場所によって違う意味になる」ということに気付き、「『思う』と『う
そ』」「『頭が痛い』と『歯が痛い』と『お腹が痛い』と『足が痛い』」などと思いついたことを次々と発表するこ
とができました。
9月21日(水)に、えがお交流活動を実施しました。福島第四小学校、視覚支援学校、聴覚支援学校福島校の3校
合同での実施でしたが、新型コロナウイルス感染症対策として、3つの学校に分散しての活動となりました。1、
2、4年生は、四小に行って活動し、3、6年生は、四小児童を迎えて福島校で活動しました。
聴覚支援学校福島校には、四小の3、6年生の37名の児童が来校しました。前半は、手話を一緒に学んだり、聴
覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだりしました。後半は、ボッチャや転がし卓球をし
て、交流を深めました。
新型コロナウイルス感染症対策に対処しながら、安全にみんなで楽しく交流することができました。
福島校では、補聴器販売店の方々の御協力により、補聴器点検を行っています。
9月21日(水)には、ミミプラザさんにお越しいただき、幼稚部の子供たちを対象に、補聴器やイヤモールドの
点検やクリーニングをしていただきました。
一人一人の補聴器やイヤモールドの状態を確認しながら、チューブの交換やフックのゆるみの調整等をしていただ
きました。また、電池残量の確認の仕方や補聴器の取り扱い方等についても丁寧に教えていただきました。子どもた
ちだけではなく、教員も補聴器について理解を深める時間となりました。
ミミプラザさん、お忙しい中、ありがとうございました。
10月は福島ヒヤリングセンターさん、11月はブルームさんに、小学部の児童の補聴器点検を行っていただく予定
です。
9月16日(金)、幼稚部「夏のお話会」を行いました。
おうちの人や担任と一緒に伝えたい話題を選び、準備や練習を積み重ねて本番に臨みました。題は、「ぷーる だい
すき」、「ぼくじょうに いったよ」、「うみに いったよ」、「みずいろこうえんに いったよ」「うんちみゅーじあむ
に いったよ」です。みんなの前で発表することにドキドキ、緊張する姿が見られましたが、自分の経験したことや心
に残ったことを生き生きと表現し、発表を楽しむことができました。また、友達の発表を聞く態度も素晴らしく、成
長が感じられました。発表後は、達成感にあふれた表情が印象的で、充実した活動となったようです。今後も人に伝
える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。
9月6日(火)にオンライン形式でケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門 言語聴覚
士 山田奈保子先生にご参加いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小学部の各1名を対象に情報交換を行い
ました。
ケース検討会を通して、聴覚活用の意義や聴覚活用を促すための教師側のかかわり方、聴覚障害教育に携わる上で
大切にしなければならないことなど、多くのことを学ぶことができました。子ども達の聴こえの把握や、言葉を育て
るための傾聴態度の育成を行うことの大切さなどを再確認し、有意義な時間となりました。
御多忙の中、教員一人一人の質問に丁寧にお答えくださった山田奈保子先生、貴重なご指導・お話をいただき、本
当にありがとうございました。山田先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。ま
た、今後とも連携を深めながら、子ども達の成長を見守っていきたいと思います。