福島校掲示板ダイジェスト
3月8日(金)に幼稚部卒業おめでとう会を行いました。在校生は、今年度卒業する幼児に 「卒業おめでとう」の気持ちを込めて、飾り作りやプレゼント作りを行いました。卒業生 はおめでとう会を盛り上げるために、大好きなダンス練習に取り組んだり、在校生へのプ レゼント作りを行ったりしました。  おめでとう会当日は、卒業生の元気な入場から始まり、お母さんからの一言や卒業生か らのダンス発表、プレゼント交換、思い出動画の視聴を行いました。卒業生が用意したダ ンスはAdoの『唱』。「ラーララララ」の曲に合わせて、ノリノリで踊る卒業生の踊りに 大盛り上がり!「私もおどりたーい。」と体をうずうずさせる在校生達。その後は、おめ でとう会に参加した皆でダンスを踊りました。  ダンス発表の後は皆で乾杯し、卒業生との思い出動画を視聴しました。遠足や運動会、 豆まき会等のたくさんの思い出がよみがえり、卒業生と過ごした日々を思い出すことが できました。  そして、係の子どもの「これでおめでとう会を終わります。」の後、「まだまだ踊り たいない!」という子どもからのダンスアンコールがあり、なんとおめでとう会が終わ った後も、...
 2月19日(月)に今年度2回目となるサテライトでの教育相談、「みみらんどin相双」を 開催しました。遠方のためなかなか教育相談に来校できない方々を対象に、相馬支援学校 の地域支援センターをお借りして、聴覚支援学校福島校の教員が教育相談を実施しました。 参加された方々からは好評をいただき、今後も継続してほしいとの要望もいただきました。 お話を伺い、子どもたちの成長をともに喜ぶことができたり、地域の先生方のご尽力を感 じたりして、私どもも活力をいただき、貴重な時間を過ごすことができました。  「みみらんどin相双」を開催するにあたり、相馬支援学校の先生方に多くのご協力をいた だきました。本当にありがとうございました。今後も聴覚支援学校福島校職員の専門性を生 かし、地域のニーズに応じた支援の充実に努めてまいります。
 1月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「お手玉(紅白玉)あそび」を テーマに開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。前回は、サンタさんが遊びに来てくれま したが、今回は、ジャンボ鬼とくす玉鬼が登場!豆に見立てた紅白玉をぶつけ、ちょっと早い豆まき気分 を味わいました。  まず、紅白玉を入れるべく、折り紙をビリビリ割いたり、クレヨンで模様を描いたりして、オリジナルの 玉入れ(バック)を作りました。  そして、いざ、鬼退治へ!紅白玉を1つぶつけただけでは倒れないジャンボ鬼めがけ、みんなでせーので 紅白玉をぶつけました。このジャンボ鬼、倒したと思ったら、3、2、1のかけ声とともに復活するんです! 手強いジャンボ鬼を前に、ひらめいたA君。お玉に紅白玉をのせ、振りかぶりました。それならばボクはお 椀だとB君、私は直接!と向かいましたが、近づいたらちょっとこわかったと引きかえしたCちゃん。また 近づくその手にはギターが握られていました。それぞれの工夫が光り、鬼退治成功!最後にはもう復活する なよ!と子どもたちの願いがこめられたのでしょう、たくさんの豆...
3月6日(水)  例年は、卒業生を送る会を行っていますが、今年度は、卒業生が不在のため、お楽しみ会を 行いました。  小学部4・5年生4名が中心となって、ゲーム内容、出し物の取りまとめ、プログラム作成 を進め、進行係、開閉式の挨拶、ゲームの説明を行いました。  ゲームは、ジェスチャーゲーム、新聞紙じゃんけんを行い、特技の発表は、手品やけん玉の 披露がありました。手品では、目の前で起こる不思議な現象に釘付けで、会の終了後、種明か しを探していました。  最後に、この楽しい企画を進めてくれた4・5年生に感謝の気持ちを拍手で伝えました。     
 2月14日(水)、第3回授業参観を行いました。子どもたちが一生懸命に学習に取り組む姿を見ていただくことができました。今年度最後の授業参観ということで、これまでの学習の積み重ねや、態度面での成長も見られたと思います。  また、奉仕活動、きずなの会、みみふく学習会も行いました。保護者の皆様、お忙しい中御参加いただき、ありがとうございました。 今後も子どもたちが主体的に学んだり自ら考えて行動したりする力の育成に努めてまいります。
 2月2日(金)に、幼稚部で豆まき会を行いました。1週間前から「鬼が来る」と、ドキ ドキしながら子供たちはこの日を待っていました。鬼は窓の外に姿を現し、子供たちは先 生の後ろに隠れたり、勢いよく豆をまいたりと思い思いに鬼と向かい合いました。 「鬼はもう帰ったかな・・・。」と油断したその時!鬼は幼稚部棟の中に入ることに成功 し、教室の中までやってきました。とらえられそうになる先生や友達を助けるために、み んなで豆をまき、なんとか鬼を退治することができました。これで今年も1年間元気に過 ごすことができそうです。      
 1月25日(木)と26日(金)の二日間、小学部のお話会を行いました。  冬休みの出来事や学習したこと、興味のある事柄についてなど、一人一人がみんなに伝えたい ことを考えて発表しました。  当日を迎えるまでに、『考える』『覚える』『話す』『聞く』の4つについて具体的な目標を 立て、準備や練習を一生懸命頑張りました。  当日は、みんなの応援を前に少し緊張する様子も見られましたが、最後まで堂々と発表するこ とができました。絵や写真を提示したり、プレゼンテーション資料作成ソフトを用いたりして、 皆に分かってもらうために、それぞれが自分らしい工夫を凝らした発表となりました。また、友 達の発表が終わると、積極的に質問や感想を伝える等、「目と耳と心で聴く」を実践する姿が見 られました。  これからも、児童一人一人が家族や友達、先生方とのやりとりを通して、伝わる楽しさや分か る喜びを感じることができるよう取り組んでまいります。         
 1月31日(水)、保護者による手話劇『おおきなかぶ』が行われました。当日は、満員御礼!! 福島校の児童生徒や幼職員だけでなく、視覚支援学校の生徒と先生、寄宿舎の先生等、たくさんのみ なさんが鑑賞に来てくださいました。  劇中、保護者の皆さんのせりふ、手話や表情、動きに惹き込まれ、子どもたちから自然に拍手が沸 き、「うんとこしょ、どっこいしょ。」の掛け声にも力が入りました。最後には、幼稚部の子どもた ちも協力して、なんと“かぶ”ではなく、おおきな“だいこん!!”が抜け、びっくり!  鑑賞後には、本物の“かぶ”や“だいこん”がプレゼントされました。きっと、食卓で大根やカブ料理を 食べながら、「おおきなかぶ」の劇の話題に花が咲くことと思います。  鑑賞後、さっそく、小学部の児童は実際の劇で使用した大道具のだいこんを引っ張って、楽しそう に再現していました。また、幼稚部の廊下では、先生と子どもたちみんなで「おおきなかぶごっこ」 が繰り広げられていました。  子どもたちの心に残る手話劇を企画、準備くださった保護者の皆様、本当にありがとうございまし た...
 1月18日(木)、19日(金)、幼稚部「冬のお話会」を行いました。今回は3歳児も 発表に初挑戦です。  お父さんお母さんや先生と一緒に伝えたい話題を選び、準備や練習を積み重ねて本番に 臨みました。みんなの前で発表することにドキドキ、緊張する様子が見られましたが、自 分自身が経験して楽しかったことや心に残ったことを、生き生きと表現し、みんなに見て もらいたい、聞いてもらいたい気持ちがあふれる発表となりました。発表の中では、事前 に先生と相談しながら粘土や段ボール等を使用し、ケーキやスパゲッティを作ったり、ス キーや初詣、クリスマス等の場面を再現したりして、見ている側も発表する側にとっても 楽しく、分かりやすい発表となりました。  また、友達の発表にも興味を持ち、何だろうと注目して聞いたり、発表の中で紹介され た人形や車等を、身を乗り出して見たり触ったりする姿が見られました。このような姿か らも、子ども達の成長を感じることができました。発表後、教頭先生からメダルをもらう 子ども達の表情は、誇らしげで発表をやり遂げた満足感であふれていました。  今後も相手に自分の思いを伝える楽しさや喜び...
 12月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「光あそび」をテーマ に開催しました。今回は、5組の親子が遊びに来ました。なんと今回は、サンタさんもプレゼントを 持って遊びに来てくれました!  サンタさんからもらったプレゼントは、ぴかぴか光るライトでした。スイッチONすると…ミラー ボールのような光があふれだし歓声が響きました。ひとしきり遊んだ後にアルミホイルのおおいを 外すと、中からサンタの帽子をかぶった大好きなキャラクターの絵が!それを壁やボード、天井に 映し出して楽しみました。手作りのライトなので、他の絵にもかえられます。早速、お母さんに大 好きな車の絵をかいてもらって、壁やボードに映してにっこにこのお友達もいました。光遊びの後 は、お絵描き遊びやバルーン遊びを楽しみました。お友達同士のかかわりが増え、かわいらしいや りとりに癒されるひとときでした。  1月は、「お手玉あそび」を予定しています。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。         
 令和6年1月9日(火)、幼稚部、小学部とも第3学期始業式を行いました。  分校長先生の話で、これから行われる行事の話に、目を輝かせ、ワクワクしながら聞いて いました。また、聞く態度も素晴らしく、一人一人の成長を感じました。さらに、メジャー リーグのドジャースに所属する大谷翔平選手からのグローブが披露され、歓声が上がりました。  新年を迎え、新たな気持ちで、子どもたちから元気いっぱいの雰囲気が感じられ、良いスタートが切れました。
 12月22日(金)にオンライン形式でケース検討会を行いました。日頃、幼児児童が お世話になっている福島県総合療育センター言語聴覚部門 言語聴覚士の先生方にご参 加いただき、幼稚部・小学部の各1名を対象に情報交換を行いました。  ケース検討会では、「きく」ことと「ききこむ」ことの違いや、1つの物事に対して様 々な言い方で伝えるなどの言葉に触れる機会の大切さについて分かりやすく教えていただ きました。また、『体験が伴うことで、言葉はより身に付く』という学校の強みについて もお話いただき、改めて体験を伴った活動の重要性や、子どもたちが主体的に取り組む活 動の大切さを感じました。子ども達が日々見聞きしたこと感じたことを、丁寧に言葉にし てやりとりしていきたいと思います。  ご多忙の中、貴重なご指導・お話をいただき、本当にありがとうございました。また、今 後とも連携を深めながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。  
 12月25日(月)、26日(火)に校内授業事後研究会を行いました。小学部の外国語活動、 算数科の授業について、授業者の話や、授業のVTR、児童と教師のやりとりを文字に起こ した資料などをもとに、参加者みんなで協議を行いました。  その協議では、授業中のやりとりを充実させるために、活動内容の提示方法の工夫につい てのアドバイスや、一つの教材を子どもに合わせて変えることができるテクニックについ て学びました。また、基礎学力の定着を図るために、朝学習や家庭学習などで繰り返し問 題を解くことの大切さ等、様々な意見が出されました。  今回学び合ったことを、3学期からの授業づくりに生かしていきたいと思います。  
 12月13日(水)に小学部全体自立活動を行い、「冬の補聴器・人工内耳の管理につい て」学びました。  補聴器や人工内耳の着け方や外し方、お手入れの仕方などについて確認しました。また、 実物投影機を使って、実際に状態を確認しながら、寒い季節には、補聴器も人工内耳も結 露することや、結露から補聴器や人工内耳を守るためにはどうすればよいかなどについて 学びました。真剣に本体やイヤモールドの汚れを落とす姿が見られたので、ぜひ、ご家庭 でも今回学習したことを話題に取り組んでみてください!!     
 11月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「色あそび」をテーマに開催しまし た。今回は、2組の親子が遊びに来ました。「色」を感じて楽しめるコーナーを準備しました。  色水コーナーでは、お花紙をびりびりと割いて、水の入ったペットボトルに、ぎゅっぎゅっとつめました。それ をシャカシャカ振ると…ふわあっと紙の繊維がほどけて色水に!お花紙がとけていく様子をじっと見つめながら、 「もっと入れてみよう」「(緑を入れた後に)青もいれてみよう」などなど…真剣なまなざしが光りました。「パ パは青!」などと自分なりのイメージを形にして家族へのお土産を作る子もいて、家族大好き!優しい気持ちにほ っこりしました。  お絵描きコーナーでは、障子紙を何枚もつなげた特大のキャンパスに好きな色のくれよんでお絵描きをしました。 「アンパンマン描いて。」「車描いて。」とのオーダーが、どんどん高度に…本や実物片手に汗をかきながら応え る教員の横で、素晴らしい画力を発揮するお母さん方に感心させられました。  他にもカラーセロファンのコーナーやお花紙のコーナーなどで色あそびを楽...
 12月13日(水)に、ダイハツまつかわの菅野社長様からクリスマスプレゼントが届き ました。社長様自らご来校いただき、一人一人に手渡してくださいました。受け取った子ど もたちからは、満面の笑みがあふれていました。  早速いただいた車の玩具を走らせて歓声を上げていた幼稚部の子どもたち。  また、最初は緊張しながらも、その場で社長様に「ありがとう」を伝えることができた 小学部の子どもたち。  このような素敵なプレゼントを毎年子どもたちに届けてくださるダイハツまつかわ様に 感謝の気持ちでいっぱいです。 みんなで心がはずむ時間を共有できることを大変うれしく思います。ありがとうございました。  
 12月5日の体育の授業では、3年生以上は保健体育の授業を実施しました。 今回は、養護教諭の先生と一緒に勉強しました。 自分たちの1年生の時の写真と現在を比較し、成長していることを実感した子どもたち。 思春期とは?男女の体の変化とは?を考えました。思春期の話題の中で「最近、イライ ラすることがある。」と児童が発言すると、「そうそう、同じ。」と他の児童も言い、 思春期は体だけでなく心も変化する時期だと自分を振り返りながら気付くことができました。  
 12月1日(金)に第3回みみらんどセミナーを行いました。福島県聴覚障害者情報支援 センター所長の山田尚人様に「きこえない・きこえにくい自分を知り、人とともに生きる」 というテーマでご講話いただきました。  セミナーには本校の職員の他に、地域の保健師、保育士、教育関係者等にもご参加いただ きました。参加者からは「当事者の方のお話をお聞きする大変貴重なセミナーとなった。」 「当事者抜きで決めないことや対等な関係を築くなど、支援者として忘れてはいけないこと を改めて感じた。」「私たちができるサポートや合理的配慮について考えていきたいと感じ た。」などの感想が多く聞かれました。  ご多忙の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。  
 11月28日(火)、29日(水)の二日間、福島校に学生さんが1名来校し、介護等体験を行 いました。  小学部では、教科学習の授業参観の他にも、読書活動や清掃活動、休み時間等も児童とた くさんかかわってくださいました。また、幼稚部では、遊びの中でことばを育む様子を見学 いただきました。  学生さんからは、講話や授業参観の折にたくさんの質問がありました。多くの学びを得た 充実した時間となったとの感想をいただき、うれしく思います。      
 今年度の歯みがき教室は、二年ぶりに保健所健康出前講座を利用し、保健師と歯科衛生士 の方々に講師をお願いし、実施しました。最初に小学部の歯みがき教室、次に幼稚部の歯み がき教室を実施しました。幼稚部は、親子一緒にお話を聞いた後、保護者向けの講話も行い ました。  小学部では、「飲み物には、砂糖がどのくらい入っているか?」の話で、見た目は水のよ うに透明だけど、味がついた水には、砂糖が約21.5gも入っている内容が印象に残りま した。また、歯の模型を使って、歯ブラシの動かし方を一人一人確認しました。  幼稚部では、パネルシアターのももこちゃん(女の子)と一緒に、おやつを食べた後は、 むし歯にならないように歯みがきをすることを学びました。保護者の方からも「飲み物に含 まれる砂糖の量」の話がわかりやすかったという感想がありました。  最後に、小学部児童の感想を紹介します。  「子どもの歯がぬけて、新しく大人の歯が出たら、もう二度と歯が出ないことが分かりました。 これから、今日勉強したことを生かして、歯をきれいにして、大切にしたいと思いました。」        
 11月17日(金)に今年度2回目となる本分校交流会を実施しました。前回の交流会と 同様、「ぺんぎんグループ」と「かめグループ」に分かれてお集まりを行いました。2回目 ということもあり、「あ、〇〇ちゃんだ!」「おはよー。」と自分たちから声をかけたり、 一緒に遊んだりと、積極的に交流し合う様子が多く見られました。  お集まりの後は、2つのグループが体育館に集まり、音楽に合わせて体を動かすリトミッ クや椅子とりゲームをアレンジしたいちごミルクゲーム、転がしドッジボールを行いました。 リトミックでは、キーボードの素敵な演奏に合わせて歩いたり、走ったり、お友達と列を作 って汽車になったりしました。汽車になる動きでは、本校分校の皆で行うのは初めてでした が、お互いに相手の動きを見て並び始め、長い列車があっという間にできました。  いちごミルクゲームでは、鬼の発言に注目しながら取り組んでいました。「いちご」と「ミ ルク」のどっちが呼ばれるかドキドキしながら待つ子どもたち。「〇〇!」と呼ばれると一斉 に動き出し、「こっち空いているよ。」「おいで。おいで。」と自然に交流し合う様子が見ら れました。...
   10月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「へんしんあそび」を テーマに開催しました。今回は、6組の親子が遊びに来ました。  へんしんあそびでは、好きな色のマントにイラストやシールをはってオリジナルマント作りをしま した。「マントは赤がいい!」と迷わず選ぶ子、可愛い絵柄を好んではる子、小さなシールをたく さんはる子・・・それぞれ、思い思いにマントを作りました。その後は、ゲームコーナーで思いき り遊び、最後に心地よい風を感じながら、バルーンを楽しみました。  11月は、「色あそび」を予定しています(年度当初の予定から変わりました)。みなさん、ぜひ 遊びに来てくださいね。            
 11月2日(木)、福島県立聾学校同窓会会長である榊枝 純一さんを講師に親子活動と第4回みみふく 学習会を実施しました。  午前中の親子活動では、「USA」の曲に合わせて、ダンスを教えていただきました。幼稚部、小学部 の親子、教育相談の親子、教員合わせて約50名ほどが参加しました。初めは、慣れない動きに戸惑う様 子もありましたが、繰り返し教えていただくうちに、だんだんかっこよく踊れるようになり、心地よい 汗を流しました。その後、榊枝さんに、パントマイムとダンスを披露していただきました。日本代表で 世界大会に出場したご経験もある榊枝さんのパントマイムとダンスに会場はくぎ付け!本物に触れ、心 が動かされた時間でした。感動した子どもたちが自分も!と見よう見まねでパントマイムを披露する場 面もありました。「鏡の前で練習するともっと上手になるよ」などとアドバイスをいただき、さらに目 を輝かせた子どもたちでした。  午後からのみみふく学習会では、幼稚部、小学部、教育相談の保護者を対象に、榊枝さんの体験談を 伺いました。聾学校の中学部では、バトミントン部に所属し、地域の中学生と試合をする中で、意を決 し、...
 11月2日(木)に、学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」を実施しました。  地域や関係機関、保護者の方々等、多くの方に参加いただき、幼児児童の学習の様子を参 観いただく機会が持てたことをうれしく思います。  2・3時間目の授業参観では、幼稚部は朝の活動やお店屋さんごっこを見ていただきまし た。お店屋さんごっこではたくさんの方にお客さんになっていただいたことで、子ども達 はやる気満々で取り組んでいました。子ども達の素敵なひらめきにも快く対応してもらい 充実した2時間を過ごすことができました。小学部では国語や算数等の教科の授業を参観 していただきました。少し緊張していた子ども達でしたが、たくさんの方に見ていただく ことで、励みになり一生懸命学習に取り組みました。  今回、学校公開に参観いただいた方から授業の様子や子ども達の様子等について丁寧なご 感想を多数いただきました。一つ一つのご意見を大切にし、今後の教育活動に活かしてい きたいと思います。  ご参加いただいた皆様、お忙しい中、福島校へお越しいただきありがとうございました。  
 10月21日(土)、福島第四小学校との合同学習発表会を行いました。  小学部の発表「海の生きものを守ろう!」では、アクアマリンふくしまの移動水族館の学 習を振り返りながら、1年生と2年生と3年生は、興味をもった海の生きもの(トラザメ、 ヒトデ、ウニ、イセエビ)について発表しました。4年生と5年生は、海の生きものが困っ ている問題の中から、ウミガメが困っていることやプラスチックごみの量について発表しま した。  学習発表会の練習期間は約3週間でした。開始からの2週間は福島校のホールで行いまし た。3週間目に、福島第四小学校の体育館で行いました。練習を重ねるごとに、台詞や動き を覚え、少しずつ自信をもって発表に臨めるようになりました。その成果を、福島第四小学 校の児童のみなさんの応援メッセージも頂きながら、本番の発表で発揮することができまし た。福島第四小学校の児童のみなさんと作りあげた学習発表会、大成功でした。  合同学習発表会に向けて、一人一人が自分の役割を果たそうとがんばって取り組み、積み 重ねてきたことを、今後の学習に活かしていきたいと思います。     
 10月20日(金)に秋の遠足を実施しました。今年はスマイルパークほばらの室内遊び と、ほばら総合公園での遊具遊びを行いました。スマイルパークほばらでは、入ってすぐに 大きな遊具があり、子ども達のわくわくした表情が見られました。大きなトランポリンで思 いっきり飛び跳ねたり、ぐるぐる回るすべり台を何回も滑ったりし、あっという間の時間を 過ごしました。  ほばら総合公園では、果物広場や長い滑り台、砂場等の色々な遊び場があり、友達と一緒に 長い滑り台を滑り「ままー!みてー。」「こっちだよー。」という子ども達の楽しそうな声が たくさん響き渡りました。たくさん遊んだ後は、芝生の上でお弁当を食べました。おうちの方 が作ってくれたお弁当を嬉しそうに開け、「せんせい、わたしのおべんとうみてー。おいしそ うでしょ。」「ままがつくったよ。」とお弁当を食べる前にも色々なやりとりが生まれました。 お弁当の後は、鯉への餌やりを行いました。鯉だけではなく、鴨もたくさん集まってきて、 「かもさーん。おーい。」「パンだよー。おいでー。」と鴨への餌やり体験も行うことができま した。  秋晴れの爽やかな気候の中、たく...
 10月の補聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部低学年を対 象に実施しました。電池ホルダーの爪が折れている補聴器があり、電池の入れ方や、気をつけ ることなどを教えていただきました。また、我々教員の質問にも、一つ一つ丁寧にお答えいた だきました。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!
   本校、福島校、平校、会津校の5・6年生が合同で修学旅行を実施しました。  本校、平校、会津校の友達は郡山駅から東北新幹線に乗り、福島校は福島駅から合流しま した。仙台駅で貸し切りバスに乗り、松島に移動しました。松島では、笹かま焼き体験で笹 かまを食べ、牛タンべ弁当の昼食を食べてから、遊覧船に乗りました。様々な形の島を見な がら、海風を感じました。その後、再びバスで移動し、うみの杜水族館を見学しました。  二日目は、青空が広がる晴天に恵まれました。八木山ベニーランドで、各自好きな遊具な どを選んで乗りました。福島校の児童は、スリル系の絶叫マシンと言われる「パイラット」 「コークスクリュー」などの遊具に教師と乗りました。  参加児童が全員男子ということもあり、全て一緒に活動し、交流を深めることができまし た。楽しそうな笑顔がたくさん見られました。        
 10月13日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみふく学習会を開催しまし た。講師として、今回5度目の来校となる聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えし ました。子供たちの昨年度からの成長を確かめていただきながら、各クラスの授業の参観や、師範授業 を行っていただき、子供たちにとっても教師にとっても大変有意義な時間となりました。午後の指導助 言では、子供一人一人の実態に応じた言語活動をどのように深めていくか、すぐに実践できる御助言を いただき、明日からの指導の意欲を更に高めることができました。  保護者対象の学習会では、「家族にエール」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、 「難聴児を育てる親は強くならなくてはといった言葉に励まされました。」「わざと失敗させてやらせ る方法を我が家も挑戦してみたいと思いました。」などという感想が寄せられました。また、多くの保 護者が、来年度もぜひ松本先生に来ていただきたいと希望しております。  松本先生、貴重な御指導をいただきありがとうございました。   
 9月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「ねんどあそび」をテーマに 開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。  ねんどあそびでは、小麦粉ねんどのひんやり冷たく、すべすべな感触を味わったり、形や色を変化させて 楽しんだりしました。子どもたちが粘土をちぎったり、つぶしたり、丸めたり、伸ばしたり・・・思い思い に楽しむ隣で、ついつい大人も夢中になり、童心に返ってねんど遊びを楽しみました。  10月は、「へんしんあそび」を予定しています。ハロウィンにちなんだ仮装をしながら楽しく遊びたい と思います。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね。         
 10月7日土曜日に近隣の福島保育所との交流運動会を福島校で行いました。  参加した子どもたちは、本番の雰囲気に少しドキドキする様子も見られましたが、かけっこ やダンス、親子競技、バルーン、リレー等、練習してきたことを充分に発揮し、友達や先生と 楽しく元気いっぱい活動することができました。お家の方からの温かい拍手や声援を励みに、 笑顔で一生懸命取り組む姿は、キラキラ輝いていました!  最後は、ピカピカのメダルをもらって、「がんばったね!」とお家の方にほめてもらい、 一人一人が達成感あふれる充実した運動会になりました。  これからもみんなで楽しく体を動かして遊びましょう!         
 10月3日(火)パルセいいざかにて、東京演劇集団「風」によるバリアフリー演劇、「Touch ~孤独から愛へ~ORPHANS」を鑑賞しました。ホールに入ると、舞台のセットがあり、舞台見学 体験をしました。児童たちは興味津々で、舞台のセットを触ったり、動かしたり、また出演者が使 うピストル、ハット帽、ネックレスなどを着けるなど、自分もなりきって体験していました。演劇 が始まると、注目して見入っていました。時折コミカルな場面では、笑っていました。最後にフロ アで出演者に会い、声を掛けたり握手したり、触れ合いました。  
 曇り空で雨が降りそうな日でした。小学部1~4年生7名は、あづま総合運動公園の民家園 へ行きました。  民家園では、時折晴れ間も見られ、雨は強く降ることもなく、ゆっくり見学することができ ました。昔の農家の家や芝居小屋などの昔使われていた生活道具や農機具、建物の中の様子に 興味津々でした。また、次の日が中秋の名月であるため、各々の家には、団子やススキや野菜 果物が飾られていました。  トリムの森での活動を予定していましたが、前日までの雨の影響により、状態がよくないの で、民家園の見学のみで学校に戻りました。学校の2階のエレベーター前のエントランスホー ルで、レジャーシートを敷いて、みんなで弁当やお菓子を食べました。内容が雨天時の活動で したが、とても楽しめた遠足でした。    
 9月20日(水)にオンライン形式で第2回みみらんどセミナーを行いました。聴覚障害 者教育福祉協会専務理事の松本末男先生に「聴覚・言語障がい児の思考力を培う『言語力』 の向上について」というテーマでご講話いただきました。  セミナーには本校の職員の他に、地域の保健師、保育士、教育関係者等にもご参加いただ きました。参加者からは「聴覚障害児だけではなく、どんな子供にも共通する大切な内容 の話を聞けた。」「遊びが思考を育てることを学んだ。子供が楽しい・知りたいと思える ような活動を展開していきたい。」「子供の姿を認め、褒めることの大切さを感じた。」 「松本先生の話をもっと話を聞きたいと思った。」という感想が多く聞かれました。   ご多忙の中、ご参加いただきました皆様、本当にありがとうございました。次回、第3回 みみらんどセミナーは12月1日(金)の予定です。詳細についてはHPに掲載しますので ご覧ください。  
 9月19日(火)に今年度2回目のえがお交流活動が行われました。今回は聴覚支援学校福島校での 交流と福島第四小学校での交流に分かれての活動でした。 聴覚支援学校福島校の2・3・5年が、福島第四小学校の3、6年生の16名の児童をお迎えしました。  前半は、手話を一緒に学んだり、聴覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだり しました。後半は、ボッチャや転がし卓球を行って、交流を深めました。   福島第四小学校には、聴覚支援福島校1・4年生4名が参加しました。手話クイズや指体操を発表しま した。果物ではなく、「朝ごはんに食べてきたものは何。」等をテーマにしたフルーツバスケットでは、 総勢30名が交流を楽しみました。    
 9月15日(金)に夏休みの思い出を発表する「夏のお話会」を行いました。発表をした 4歳5歳の子ども達は、この日のお話会に向けておうちの人や担任と一緒に伝えたい話題 を考え、小道具作りや発表練習を積み重ねて本番に臨みました。  題は「さくらづつみこうえんではなびをしたよ」、「サンリオピューロランドにいったよ」 「おまつりにいったよ」です。みんなの前での発表に緊張する姿が見られましたが、自分の 経験したことや心に残ったことを生き生きと表現し、一人一人の言葉で堂々と発表することが できました。また、今回初めて参加した幼児も、発表の様子をよく見て「わたしもやりたい」 「おもしろそう!」と発表内容を楽しみながら聞くことができました。  発表後は、「パパ、ママどうだった?」と参加した保護者に聞いたり、「上手だったね。」と 褒められると嬉しそうな笑顔が見られたりと、達成感に満ちた表情が見られました。今後も人に 伝える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。   
 9月5日(火)にケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門 言語聴覚士 山田奈保子先生にご出席いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小 学部の各1名を対象に情報交換を行いました。  ケース検討会では、聴覚活用に関する専門的なお話をいただき、聴覚活用の意義や聴 覚活用を促すための教師側の関わり方、聴覚障がい教育に携わる上で大切にしなければ ならないことなど、多くのことを学ぶことができました。また、教員一人一人の質問に も丁寧に答えていただき、有意義な時間となりました。  ご多忙の中、貴重なご指導・お話をいただき、本当にありがとうございました。山田 先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。また、今後 とも連携を深めながら、子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。     
 8月28日(月)に小学部、9月1日(金)に幼稚部の第2学期始業式を行いました。夏 休みを満喫し、夏ならではの体験をたくさんした子ども達は、久しぶりに会う友達や先生に 「海に行ったことが楽しかったよ!」「花火を見に行ったよ。」「流しそうめん、楽しかっ たよ。」など、夏休みの思い出を生き生きと話し、伝えたい気持ちがあふれていました。  また、始業式の前には今学期から着任する先生の挨拶がありました。新しい先生の話をし っかり聞いていた子ども達は先生の名前や「水泳が得意」ということ等をすぐ覚え、早速話 しかけに行き、仲良くお話しする様子が見られました。  2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。まだまだ暑 い日々が続きますが、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきた いと思います。    
8月みみちゃん教室    8月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)は、「リズム遊び」をテーマ に開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。  リズム遊びでは、音楽に合わせて体を動かす『リトミック』や『とんぼのめがね』の歌遊び、『い っぽんばしこちょこちょ』の手遊び、カラフルな布を使った『バルーン遊び』を行いました。リトミ ックでは、運転手さんやピアニストが現る!運転手さんになりきって曲に合わせて思い切り走り出す 子や、「わたしもやる!」と鍵盤に向かう子など、思い思いにリトミックを楽しむ様子が見られまし た。とんぼのめがねでは、いつもの世界をとんぼのめがねでのぞくと…赤色や黄色、青色に!秋を感 じながら季節の歌遊びを楽しみました。バルーン遊びでは、『うみ』の歌に合わせて、ふんわりゆれ る布の感触を体全体で楽しみました。「リズム遊び」をテーマに活動しましたが、音楽に合わせて それぞれがお気に入りの動きや表現を見つけて体を動かし、あっという間の1時間を過ごしました。  9月は、「ねんどあそび」を予定しています。小麦粉粘土を使用する予定です...
 本校では、デジタルワイヤレス補聴援助システム(ロジャー)を使用して日々の学習を 行っています。今後のより良い学習活動につなげるために、ソノヴァ・ジャパン株式会社 ブルーム福島店よりご担当者様にお越しいただき、ロジャーの正しい使い方や取扱い上の 留意点などに関する研修会を行いました。  研修会当日は、本校の職員だけではなく地域の小学校、高校の先生方にもご参加いただ きました。  ロジャーの基本的な使い方や、グループで会話をする際の設定の仕方、困った時の対処 法などについて実践を交えて教えていただき、参加者からは「実際の 場面を想定しながら 学ぶことができた」という感想が多く聞かれました。  ご多忙な中、貴重なお話をいただき本当にありがとうございました。  
 7月25日(火)に福島市で、7月29日(土)に伊達市で手話奉仕員養成講座『聴覚 障がいの基礎知識』の講義を行いました。聴覚支援学校についての紹介や耳の仕組み、 聴こえについて、また福島校の授業の様子等をお伝えしながら聴覚障がい教育の基本に ついてお話させていただきました。  今回の講義が手話奉仕員養成講座受講者の方にとって聴覚障がいについて理解を深め るきっかけの一つになれば幸いです。     
 暑い毎日ですが、プランターの花や畑の野菜たちは、すくすく元気に育っています! 幼稚部、小学部の皆さんは元気に夏休みを楽しんでいますか?早寝早起きはできていま すか?お家の手伝いを頑張っていますか?2学期に夏休みの出来事をたくさん教えてく ださいね!元気な笑顔に会えることを楽しみにしています!    
 7月の「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」は、「水あそび」をテーマに 開催しました。今回は、3組の親子が遊びに来ました。  色水あそびでは、水の入ったペットボトルをシャカシャカ振ると・・・あら不思議!!透明な水が 赤や黄色に変身。子どもたちの目もまん丸に。手品のような出来事に歓声を上げながら、色の変化を 楽しみました。布団圧縮袋やごみ袋に水を入れて作ったウォーターベットも、大人気!!中に入って いるスポンジやきらきらテープをじっと見てつかもうとしたり、パシャパシャ水が跳ねるのを感じな がら表面をたたいたり、不安定なウォーターベットの上を歩いたり、寝転んだり・・・水のひんやり 冷たい感じや感触を十分に味わい、水あそびを楽しみました。  8月は、「リズムあそび」を予定しています。リズムに合わせて体を動かしたり、手あそびや歌あ そびをしたりして、一緒に楽しい時間を過ごしましょう!皆さんの参加をお待ちしております。      
 7月の聴器点検は、福島ヒヤリングセンターさんにお越しいただき、小学部高学年の児童を 対象に実施しました。最近、暑い日が続き、汗等での補聴器の故障が増えていることを教えて いただきました。汗対策として、補聴器カバーの有効性を再確認した子どもたちでした。また 補聴器のおさまりに違和感のあった児童は、チューブ長さやチューブとつなぐ補聴器の角度な どをかえることを教えてもらうと、「おさまりがよくなった。」と話していました。身近で プロの技を見せていただき、私たち教員も大変勉強になりました。子どもたちのより良い 聴こえのために、いつもありがとうございます!
 第2回の「みみふく学習会」は、宮城教育大学教授の菅井裕行先生を講師にお招きし、 12名の保護者の皆様に参加いただいて、開催いたしました。菅井先生から、関係の発達 と理解の発達についてやコミュニケーション環境について等、具体例を示し分かりやすく 教えていただきました。また、参加者一人一人の質問や思いにも耳を傾けられ、温かなア ドバイスや励ましをいただきました。参加者からは、「菅井先生のお話を聞いてコミュニ ケーションの大事さがとてもよく分かりました。」「コミュニケーションの始まりのお話、 子どもに『わからせる』前に、まずは子どものことを『わかってあげること』からの一言 に、なるほど!まさに!と思いました。」「子どもにとっての『言葉のふるさと』ができ るよう、子どもをよく見て接していければと思いました。」「参加者の皆さんの想いや抱 えていることをお聞きでき、自分と重なるところもたくさんあり、『皆さん同じように悩 んだり迷ったり苦しんだりして、こられたんだな』と共感することができました。」など の感想が寄せられました。あっという間に予定時間が過ぎ、またお話を伺いたい!との要 望が多く、...
 7月27日(木)に、福島消防署の方を講師に迎え、教職員対象の救急救命講習会を実施 しました。新型コロナウイルス感染対策により、今年度から定員が5名となりました。  講習は、心肺蘇生法(人工呼吸は実施しない。)、AEDの使用方法、気道異物の除去、止 血法、熱中症について、DVDを視聴しながら説明を聞きました。心肺蘇生法の胸骨圧迫は、 レサシ人形を使って、胸が5㎝(乾電池の長さ)ぐらい沈むまで30回圧迫し、それを5回繰 り返しました。30回×5回は1分半ぐらいの時間ですが、救急車が来るまで続けることが大切 なので、周囲の人達で交替しながら行えると良いそうです。  本校の玄関にもAEDを設置しています。「未就学児用キー」を差し込むと、幼児に使用する ことができます。     
 一学期終業式後に、福島県手話通訳問題研究会のボランティアの皆様による読み聞かせ 会が行われました。幼児児童の興味関心のある絵本やジャンルを事前にお伝えし、当日は、 幼稚部、小学部それぞれに合わせた読み聞かせを行ってくださいました。  読み聞かせの他にも、ペープサートによる劇や手遊び歌などもあり、みんなで楽しむこ とができました。また、『したきりすずめ』では、表情や手話表現での語りに子どもたち がぐっと惹き込まれていました。  手話通訳問題研究会の皆様、お忙しい中、素敵な読み聞かせを行っていただきありがと うございました。   
  7月20日(木)に第1学期の終業式を実施しました。分校長先生のお話では、写真を見 ながら1学期の学習活動を振り返りました。子どもたちは、思い出を生き生きと表現する姿 が見られ、充実した1学期であったことがよく伝わってきました。  その後、各学級で担任から1人1人通知表が手渡されました。1学期がんばったことをそれ ぞれ振りかえると共に、明日から始まる夏休みへの期待に胸をふくらませている様子でした。  また、保護者の皆様には、奉仕活動として校内の清掃活動をしていただき校舎がピカピカに なりました。また、日頃から教育活動に対するご理解やご協力をいただき、無事に1学期を 終えることができましたことに感謝申し上げます。  また2学期の始業式に元気に会えることを楽しみにしています。    
 7月7日(金)に、県内の聴覚支援学校に通う幼児が聴覚支援学校本校に集い、交流会を 行いました。この日は七夕ということもあり、各幼児が考えた願い事を発表したり、みんな で一緒に短冊を飾ったりしました。  自己紹介や願い事発表が終わった後はプールでの活動を行いました。大きなプールに子ども 達は大興奮!友達が泳いでいる様子を見て真似てプカプカ泳いだり、他校の友達との水中カ ルタが白熱したやりとりになったりと、集団での水遊びを楽しむことができました。  また、今回は昼食も共にし、他校の友達と一緒にお弁当を食べました。「あ、ブロッコリー が同じだ。」「わかめおにぎり、私もあるよ。」と伝えながら食べる様子が見られ、楽しい コミュニケーションの時間となりました。  次に本分校交流会が行われるのは11月です。また、一緒に遊んだりやりとりしたりする 日を楽しみに過ごしていきたいと思います。     
 福島市立信夫中学校からの依頼を受け、『聞こえにくさ(聴覚障がい)について学ぼう』の 講義を行いました。福祉体験活動の学習の一環で、実技も取り入れた講義を行いました。 聞こえにくさの疑似体験、補聴器試聴体験、指文字・手話の体験を通して、きこえにくさ があることの困難さ、補聴器、指文字、手話の有用性などについて実感していただきなが ら、講義を進めることができました。  講義後の生徒代表の挨拶の中で、「みんなが住みやすい社会にするために、これからの 自分にできることを考えて実践していきたい。」という言葉を聞き、大変うれしく思いま した。今回の講義と体験が、生徒さんたちの今後の生活につながっていくことを願ってい ます。     
 6月の聴器点検は、ミミプラザさんにお越しいただき、小学部低学年の児童を対象に実施し ました。前日の全体自立活動でイヤモールドの掃除をがんばったAさんは、「とてもきれいで す。」とお褒めの言葉をいただき、嬉しそうにしていました。フックがゆるんでいた補聴器に は、小さなゴムを入れていただき、ゆるみも解消。その細やかな作業を食い入るように見つめ るBさんでした。子どもたちのよりよいきこえのためにいつもありがとうございます!  
 7月4日(火)に、福島大学からの依頼を受け『聴覚支援学校で学ぶ子ども たち』の講義を行いました。この講義は特別支援教育に関する講座の1つで、1 年生の約90名の学生が参加しました。  講義では、耳のしくみや補聴器、人口内耳について、聞こえない人たちの生活 を知り、考える内容、また、実際に補聴器や補聴援助システムの試聴体験等を行 いました。また、聴覚支援学校福島校の学校紹介をはじめ、学校の特色や聴覚障 がい教育についての内容を取り上げました。  メモを取りながら最後まで熱心に講義に御参加くださった学生の皆さん、ありが とうございました。     
 6月27日に「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開催しまし た。今回は、4組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士もボールプールの中で すぐに仲良しになっていました。また、新聞紙を破いた間からボールを投げたり、顔を出 して覗いたり、くしゃくしゃにして新聞紙の感触を味わったりと、それぞれの遊びを展開 していました。 7月は、水遊びを予定しています。次回も、一緒に楽しい時間を過ごし ましょう!     
 小学部では、年2回補聴器や人工内耳について学ぶ自立活動の時間を設けています。  普段は、個別学習や小集団での自立活動を行っていますが、この2回は、小学部全員 で学習に取り組みます。  今回は、第1回目の学習で、「いつ補聴器を外すか。」「外した補聴器はどこに置か。」「だれが管理しているか。」等の普段の様子を振り返るところから学習しました。  その後、電池残量やイヤモールドのお手入れの仕方を確認し、実際に自分で実践しました。  学んだことを必要な場面でできるよう、ご家庭と協力しながら今後も支援していきたいと 思います。       
 6月22日(木)、アクアマリンふくしまから移動水族館がやってきました。子ども達は 前日から「どんなお魚が来るかな?」「どうやって来るの?」とワクワクし、当日は間近で 見る大きなトラックを見て大興奮な様子でした。  初めにハンズオンという水生生物のはく製や標本に触り、実物大のマンボウの大きさを体 験してみたり、サメの歯のギザギザ感やゴマフアザラシの皮膚の柔らかさに触れたりしまし た。次にタッチプールという、ヒトデやウニ、トラザメやナマコ等と実際にふれあえる体験 を行いました。どの展示も子ども達の興味を引く物ばかりで、「これなぁに?」と興味津々 に触ったり水族館の職員の方からお話を聞いたりし、大盛り上がりでした。  今回の体験を通して、海の生き物の不思議さや新しい発見をたくさんでき、子ども達にと って貴重な思い出になりました。  アクアマリンふくしまの皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。      
 5年生の家庭科で「ゆでて食べよう!」の授業を行いました。  コンロの安全な使い方、お湯の沸かし方、沸騰の様子等の既習の復習をし、「ゆでいも」を  作りました。洗う、切る、ゆでるの流れに沿って、一つ一つ丁寧に行っていました。  じゃがいもの過熱の過程で、いもの様子を観察したり、試食したりしました。いもの中が生 だったり、食べても硬かったりと、加熱時間による変化に気付くことができました。  今後の調理活動に意欲がわいた時間になりました。    
 図工の時間に、いつもの学習室をひもを結んだり巻いたりして、「ひもひもワールド」に 変身させました。家庭から持ち寄った毛糸やビニールテープを前に、「魔法陣を作りたい!」 「上からつるしたらどうかな?」「このバケツ使っていいですか?」「ジグザグに編み込んで みたよ。」「きゃー、くもの巣につかまったあ。」等々、、、自分の思いに合わせて、ひもを 結んだり巻いたりする活動に集中して取り組みました。中には、廊下まで活動の場を広げた いという児童もいて、身近な場所の見え方や感じ方が変わることに気づき、いろいろな形を 発想して造形活動を楽しむ姿が見られました。             
 5月30日に初めての「みみちゃん教室(乳幼児を対象とした集団での教育相談)」を開 催しました。二組の親子が遊びに来ました。初めて会うお友達同士でしたが、じっと見つめ 合って笑ったり、お互いにまねっこしたり、ほほ笑ましい時間を過ごしました。お友達の動 きや遊び方をよく見ていて互いに影響し合う様子に、同年代のお友達の偉大さを改めて感じ ました。  6月は新聞紙を使って、からだ全体を使ってダイナミックに遊びたいと思います。わくわく どきどきな楽しい体験をとおして、人とのかかわりやコミュニケーションについて学ぶことが できる場となるように準備を進めています。また、保護者の方同士の交流も大切にしていきた いと考えています。参加の希望がありましたら、遠慮なくご連絡下さい。ぜひ、お子さんと一 緒に楽しい時間を過ごしましょう!      
 5月29日(月)から6月9日(金)まで教育実習が行われました。  将来、教員を目指す大学生2名が、教科指導の授業参観をしたり、教材作りをしたりして 授業を実践しました。子どもたちは、実習生と休み時間にたくさん関わって遊びながら、楽 しい思い出とすることができました。  2名の実習生は、2週間の実習の中で、子どもたちとの関わりを通して、多くのことを学 んだことと思います。 実習生の皆さん、子どもたちとの充実した毎日を過ごしていださき、ありがとうございました。       
 6月7日(水)第1回避難訓練を行いました。  地震による災害を想定した訓練では、幼児・児童が冷静かつ安全に非難することを 目的に、自身の体の守り方、避難方法や避難経路等について学習しました。    
 5月26日(金)に、第1回みみらんどセミナーを開催しました。  今回の講演は、福島校教諭の芳賀公彦先生による『聴覚障がい教育のはじめの一歩』と 題した難聴児教育の基本についてのお話でした。  参加者は、地域の小学校・高校・特別支援学校の教職員、幼稚園職員、福祉関係者、支援員、 保健師等、幅広い業種の皆様にご参加いただきました。  参加者からは、「聴覚障がいや補聴器のことなど初めて学ばせていただき、大変ために なった。」「聞こえにくさをはじめ、発育・発達については、早期発見と早期介入が重要である ことを改めて感じた。」「障がい受容と適正就学、こんな子どもを育てたいという内容が大変 参考になった。」等の感想が聞かれました。  芳賀先生ご自身の体験談を交えたお話は、状況をイメージしやすく、受講者の皆さんそれ ぞれの心に響いたことと思います。  また、講演終了後には、体験ブースを設け、希望者に補聴器やデジタルワイヤレス補聴援 助システム等の試聴やUDトーク等の体験をしていただきました。実際に体験していただ くことで、講演の内容の理解がより深まったとともに、今後の支援のヒントに...
5月31日(水)に福島市在住の鈴木幸子先生をお招きして、書写指導(1・2年生は、硬筆。 3~5年生は、毛筆)を行いました。たなばた展の出展に向けて、先生から正しい文字を整えて 書くことの大切さを教えて頂きました。    
 5月19日(金)、あづま総合運動公園サイクル広場で幼稚部春の遠足を実施し、そり遊びや乗り物遊びを楽しみ ました。「もう一回乗りたい!」「早いね!」「自分でこぐよ!」など、友達や先生、おうちの人とたくさんやりと りしながら、体をいっぱい動かして遊ぶことができました。遊んだ後は、おうちの人が作ってくれたおいしいお弁当 を食べて、大満足の様子でした。みんなでおでかけするのは楽しいね!  
 5月11日(木)に、福島市の斎藤房一副市長さんが福島校を訪問され、幼児児童へプレゼントを贈呈してください ました。  幼稚部、小学部の子どもたちにぴったりのプレゼントをいただき、子どもたちは大喜びでした。代表児童が「みん なで大切に仲良く使います。ありがとうございました。」とお礼を述べ、最後に全員で副市長さんへ歌のプレゼント として校歌を元気に歌いました。みんなの『ありがとう』の気持ちが伝わったと思います。  副市長さんや市の担当の皆様がお帰りになるまで、子どもたちは「ありがとう。」「ばいばーい。」とずっと手を 振って見送っていました。  子どもたちは、早速その日からいただいたプレゼントで楽しく遊んでいます。  齋藤副市長さんを始め、市の担当の皆様、このような機会をいただき、本当にありがとうございました。
 今年度も、補聴器販売店の方々の御協力により、学期に1回ずつ補聴器点検を実施します。  5月12日(金)には、ブルーム福島さんにお越しいただき、幼稚部の子供たちを対象に、 補聴器やイヤモールドの点検やクリーニングをしていただきました。  古くなったチューブを新しくしてもらったり、イヤモールドをきれいに掃除してもらったり しました。ブラシを机の上に置き、イヤモールドの音の出口を下向きにしてブラッシングする ことで、耳垢がチューブの中に入り込まなくなることや、パソコン用のエアダスターを使うと 便利なこと等を教えていただき、補聴器の掃除やお手入れの仕方についても理解を深める時間 となりました。補聴器の正しいつけ方を教えてもらった子どもは、上手にできてにっこり。教 室に「ありがとうございました!」の声が響きました。  ブルーム福島さん、お忙しい中、ありがとうございました。  6月はミミプラザさん、7月は福島ヒヤリングセンターさんに小学部の児童の補聴器点検を 行っていただく予定です。  
 今年度のみみふく学習会は、年5回を予定しています。4月17日と21日には、「子ども に届く『ことば』とは?」をテーマに第1回みみふく学習会を実施しました(内容同じ)。計7 名の保護者の方に参加いただきました。中川信子さんの著書を参考に、「どうしたら『脳』に 『ことば』が届くか」を一緒に考えました。また、その参考になる「インリアルアプローチ」 「想いやりトーク」についても学びました。参加した保護者の方からは、「本人が楽しみ、心が 動く経験を親も一緒に楽しむことを大事にしたいと思う。」「その時、その場でしかできない 経験が生きた『ことば』につながると感じた。」「初めての参加だったが、勉強になった。 楽しく他の保護者の方ともお話できて良かった。」などの感想が寄せられました。 次回のみみふく学習会は、6月の授業参観に併せて実施する予定です。子どもの体が元気で心が 健やかであることは大事ですが、それと同じく、保護者の方の体が元気で心が健やかであること も大事!みみふく学習会に参加していただくことで、少しでもそのお手伝いができるように準備 していきますので、多くの保護者の方のご参加をお待ちして...
 5月17日(水)に警察署から二名の講師をお招きし、校舎内に不審者が現れたという設定で、防犯訓練を行 いました。スクールサポーターの方が、不審者役となり、警察官の方に、教職員の不審者との 対応を見ていただきました。  不審者を見かけたら、まず声をかけて用件を確認すること、複数の職員で対応できる体制を とること、さすまたの使い方等身近にあるものを使っての身を守る方法を教えていただきま した。  この訓練の反省を活かして、安全に配慮した教育環境の整備に努めていきます。        
 4月28日(金)幼稚部で入学おめでとう会を行いました。今年度は4名の新しい友達を 迎えました。自己紹介では、ドキドキした様子が見られましたが、発表する内容をよく理解し 好きな食べ物やキャラクターを発表することができました。また、ぱんだ組、らいおん組の お姉さん達から、手作りの小麦粉粘土のプレゼントをもらい、とても嬉しそうでした。  全員での音楽遊びのバルーンは、保護者の方も一緒にみんなで行い、とても盛り上がり、 楽しそうな歓声が上がっていました。会を通して友達と一緒に過ごす楽しさを感じることが できたようです。これからも一緒に仲良く遊びましょうね!      
 4月26日(水)に、小学部新入生を迎える会を行いました。  新入生を迎える立場の2~5年生は、新入生に喜んでもらえることを考えてプログラム作り、 招待状作り、プレゼント作り等を準備の段階から行いました。  また、4、5年生が中心となって「いす取りゲーム」「ばくだんゲーム」のゲームを企画しま した。  ゲーム活動の中で、新入生を気遣ったり、励ましたりする様子が見られました。楽しい雰囲気 の中で新入生を迎えることができました。       
 4月21日(金)、交通安全教室を実施しました。  福島市交通教育専門員の方から模擬横断歩道や信号機を使用して安全な歩き方を学習しま した。また、交通安全に関するクイズが出され、子どもたちは、積極的に答えを発表してい ました。  実際に学校近辺の交差点まで警察官、交通教育専門員の方々と一緒に歩き、信号の見方、 左右確認、大きく挙手して渡れているかを確認していただきしました。また、自動車だけ でなく、自転車にも気を付けることをご指導いただき、子どもたちの交通安全に対する 意識を高めることができました。                
 4月12日(水)に、校内の教員の研修として、第1回校内研修「語音明瞭度検査と発音 明瞭度検査、聴力測定について」を実施しました。  今年度福島校に着任した芳賀公彦先生に講師をお願いし、聴覚活用を促すための実態把握 に必要な測定の意義や方法について、講義と演習を通して、教職員同士で学び合いました。 それぞれの検査の目的が実態把握のみならず、幼児児童の支援にどのようにつなげていく のかの話題に発展し、教員間で確認し合う貴重な研修の機会となりました。  今後も教員間での学び合いを大切にした研修を行い、幼児児童の支援の充実を目指して いきたいと思います。   
 4月6日(木)、令和5年度 着任式・第1学期始業式・入学式が行われ、幼稚部4名、小学部2 名の新入生を迎え、幼稚部8名、小学部8名、計16名で新学期がスタートしました。  入学式では、分校長からの出席ブックと教科書授与や在校生代表の児童から歓迎の言葉があり、新 入生も在校生も新しい学校生活に期待をふくらませている様子でした。  新しい友だちや先生を迎え、ますます活気あふれる福島校です。自分の気持ちをたくさん表現して、 新しいことにたくさんチャレンジして、心も身体も元気に大きく成長していきましょう。         
 令和5年3月20日(月)、卒業証書授与式を行いました。今年度は、幼稚部3名、小学部2 名が卒業証書を授与されました。卒業生は立派に証書を受け取り、学校での思い出を「わかれの ことば」として一人一人堂々と表現することができました。在校生にとって、憧れや目標となる 素晴らしい姿だったと思います。 卒業生のみなさん、御卒業おめでとうございます。さらなる飛躍を心から願っています。        
 小学部卒業生を送る会を行いました。  卒業生2名が喜んでくれるために、どんなことをすれば良いか、会場の装飾やゲーム内容等、在校生全員で考えま した。1・2年学級は、看板作り。3・4年生は、プログラム作り。3年学級は、招待状と会場装飾を作りました。 6年生からのメッセージカードには、それぞれが好きなものや思い出のエピソードが書いてありました。  ゲームは、新聞紙じゃんけんと風船バレーを行いました。みんなで役割を決めて、協力して楽しい時間を過ごしま した。
 2月15日(水)、第3回授業参観を行いました。今回も新型コロナウイルス感染症対策を行いながらの実施とな りましたが、子ども達が一生懸命に学習に取り組む姿を見ていただくことができました。今年度最後の授業参観とい うことで、これまでの学習の積み重ねや、態度面での成長も見られたと思います。  また、奉仕活動、きずなの会、みみふく学習会も行いました。保護者の皆様、お忙しい中御参加いただき、ありが とうございました。  今後も子どもたちが主体的に学んだり自ら考えて行動したりする力の育成に努めて参ります。
 2月15日(水)、保護者対象の学習会を行いました。小学部の齊藤嘉昭先生を講師として開催しました。齊藤先 生には、保護者の皆様から事前にいただいた「手話との出会いは?」「小さい時に『やってよかった』と『やってお けば良かった』ことは?」「普段コミュニケーションをとっていない人に話しかけられたら?」等、盛りだくさんな 質問に一つ一つ丁寧にお答えいただいました。また、齊藤先生から、高校生読書体験記コンクールで最優秀賞を受賞 した聾生徒の作品や令和4年度全国聾学校作文コンクールの受賞作品について紹介していただきました。参加者から は、「夢中になれることを続けていきたいと思います。」「何事にもチャレンジして体験させてみようかなと思いま した。」「たくさんの本に触れさせていこうと改めて思いました。」「受賞作品の内容が子どもにぴったりで、将来 悩んだ時のためにとっておきたいです。」「壁にぶつかったときの乗り越え方のアドバイスがあり、とてもありがた かったです。」などの感想をいただきました。齊藤先生、貴重なお話を沢山聞かせていただき、心強いエールをあり がとうございました。
 2月3日(金)は節分ということで、幼稚部で豆まき会を行いました。節分に向けて、身の回りの色々な「おに」を保 護者と一緒に考え、絵に書き、発表しました。友達の発表を聞いて、泣き虫鬼や好き嫌い鬼、朝寝ぼう鬼など、いろ いろな鬼がいることが分かり、ますます節分への意欲がわいた子ども達。鬼のお面や帽子、衣装や升を作り、節分ご っこを前日まで楽しみました。  そして、待ちに待った豆まき会当日。鬼役は視覚支援学校寄宿舎の職員の皆様に御協力いただき、たくさんの鬼に 来てもらいました。子ども達は「赤鬼が来ると思う」「3人くらいかな?」と、ワクワクドキドキしながら待つ様子 が見られました。そして、赤鬼や青鬼、かわいらしい鬼、ちょっぴり怖い鬼などのいろいろな鬼が来て、泣き出して しまう子もいましたが、「鬼はそとー、福はうちー」と勇気を振り絞って、一生懸命に豆を投げ、鬼を追い払うこと ができました。今年も一年福がたくさん舞い込みそうな、楽しい豆まき会となりました。寄宿舎の職員の皆様、充実 した教育活動のために御協力してくださり、本当にありがとうございました。
 1月26日(木)、幼稚部「冬のお話会」を行いました。今回は3歳児も発表に初挑戦です。  おうちの人や担任と一緒に伝えたい話題を選び、準備や練習を積み重ねて本番に臨みました。みんなの前で発表す ることにドキドキ、緊張する様子が見られましたが、自分が経験して楽しかったことや心に残ったことを、生き生き と表現し、みんなに見てもらいたい、聞いてもらいたい気持ちがあふれる発表となりました。また、友達の発表にも 興味を持ち、何だろうと身を乗り出して聞く姿が見られました。このような姿からも、子ども達の成長を感じること ができました。発表後の達成感にあふれた表情が印象的でした。今後も人に伝える楽しさや喜びを感じたり、相手の 話に関心を持って聞いたりする経験を大切にしながら活動に取り組んでいきたいと思います。
1月26日(木)と27日(金)の二日間、小学部のお話会を行いました。  冬休みの出来事や学習で学んだこと、興味を持った本について等、一人一人がみんなに伝えたいことを考えて発表 しました。『考える』『覚える』『話す』『聞く』の4つについて具体的な目標を立て、当日まで準備や練習を一生 懸命頑張りました。  当日は、たくさんのお客様と応援を前に緊張する様子見られましたが、最後まで堂々と発表をすることができまし た。  また、友達の発表を聞き、質問や感想を伝える等、積極的な姿も見られました。絵や写真を提示したり、プレゼン テーション資料作成ソフトを用いたり、動画で様子を紹介したりする等、伝えるための多くの工夫がありました。  これからも、児童一人一人が家族や友達、先生方とのやりとりを通して、伝わった時、相手の考えが分かった時な どの喜びや充実感をたくさん感じることができるよう取り組んでまいります。
 自立活動の時間を中心に、お話会に向けての学習を進めています。  1月18日の小学部グループ自立活動では、発音や手話の学習の後に、「〇〇キャッチ」というゲームをしました。 話し手がホワイトボードにはられた動物のどれかを見つめ、それを相手に投げるふりをし、投げられた人は、それを キャッチして、その動物は何かを答えるゲームです。「話し手に意識的に注意を向けること」や「視線を合わせてか ら話すこと」等を体験的に学ぶことをねらいとしました。 子どもたちは真剣そのもの。話し手の視線の先を「よく見て」動物は何かを考えたり、相手と視線を合わせ、動きを 「よく見て」タイミングよくキャッチしたりする姿が見られました。活動を通して、「よく見る」とはどういうこと なのか、「聞く・話す構えの大切さ」などを楽しみながら学ぶことができました。 お話会には、一人一人、めあてを立てて臨みます。お忙しい中、御家庭での練習等、御協力いただきありがとうござ います。当日は、子どもたちの発表する姿はもちろん、友達の発表を聞く姿にもご注目いただき、一緒に楽しんでい ただきたいと思います!
 令和5年1月10日(火)、幼稚部、小学部とも第3学期始業式を行いました。 分校長先生の話で、これから行われる行事の話に、目を輝かせ、ワクワクしながら聞いていました。また、聞く態度 も素晴らしく、一人一人の成長を感じました。さらに、卒業式の話題になると、もう少しでそれぞれの学年がまとめ の時期になることを感じているようです。  新年を迎え、新たな気持ちで、子どもたちから元気いっぱいの雰囲気が感じられ、良いスタートが切れました。
 12月10(土)、福島保育所と聴覚支援学校幼稚部との交流学習発表会を行いました。 保育所の友達と一緒に合奏やダンス、劇の発表をしました。  たくさんのお客さんを前に緊張した姿が見られましたが、自分の出番や演技内容を理解し、演技の流れや友達の動 きを意識して、堂々と演技することができました。  御家庭の支えや応援、保育所の先生方の協力が、子どもたちの生き生きとした姿につながりました。子どもたちが 今回得た自信をさらなる成長につなげていきます。
 12月14日(水)に小学部全体自立活動を行いました。学習内容は、「冬の補聴器・人工内耳の管理について」 でした。  寒い季節は、補聴器も人工内耳も結露することや、結露から補聴器や人工内耳を守るためにはどうすればよいかな どについて学びました。また、電池の有無の確認の仕方や汚れの掃除の仕方、補聴器や人工内耳の着け方、外し方な どについても再確認しました。  「イヤーモールドの汚れは自分できれいにしています。」「イヤーモールドは付け根を持って外すことが大事で す。」などと自信をもって友達に伝える児童の姿や、「寒い日の朝に窓が結露しているのを見た。」「結露に注意し て補聴器を管理したい。」などと感じた事や学んだことを発表する児童の姿が見られました。  今回学習したことを学校や家庭でぜひ生かせるように、言葉かけしていきたいと思います!!
12月5日(月)  福島市在住の鈴木幸子先生をお招きして、書写指導(1・2年生は、硬筆。3~6年は、毛筆)を行いました。鈴 木先生から正しい文字を整えて書くことの大切さを教えて頂きました。
 今年度の歯みがき教室は、初めて学校歯科医の田中絵里先生に講師をお願いし、実施しました。 最初に小学部の歯みがき教室、次に幼稚部の歯みがき教室を実施しました。幼稚部は、親子一緒にお話を聞いた後、 保護者向けの講話も行いました。パワーポイントや事前に家庭で取り組んだ「プラーク(歯垢)の染め出し」の結果 を見ながら、歯みがきの大切さや歯ブラシの使い方、動かし方について、講話を聞きました 子どもたちにとって、 「病気の歯」の写真や歯の模型が印象的で、虫歯にならないように歯みがきをする大切さを意 識することができました。歯みがき教室後は、「やさしくみがく。」「(歯ブラシを)10回動かす。」などに気を 付けながら、歯みがきをする様子が見られました。学級での振り返りでは、「これかも丁寧に歯をみがいていきた い。」と感想を書いていました。
 11月14日(月)は、四小の児童の皆さんが福島校へ来校しクラブ活動を行いました。今回は、7月のクラブ活 動の際に視覚支援学校で活動した児童が福島校へ来校しました。  「ボッチャやフライングディスクを体験して、パラスポーツの楽しさを知ろう!」という目標のもとに、福島第四 小学校と福島校小学部の児童が交流しながら楽しく活動することができました。  フライングディスクのアキュラシーの競技では、3mの距離から始め、5m、7mと距離を少しずつのばし、何度 も挑戦していました。  競技者と審判等、役割分担をしながら活動する姿が見られ、さすが高学年です。  「楽しかった!面白かった!難しかった!」と児童から様々な感想の声が聞かれました。  四小の皆さん、ありがとうございました。
 県北地区の小学校から依頼を受け、11月8日(火)に「『聞くこと』『話すこと』について考えよう」の授業を行っ てきました。初めに、共生社会の実現に向けて考え、行動するきっかけになるように、「どんなかんじかなあ(文: 中山千夏、自由国民社)」という絵本の読み聞かせを行いました。次に、聴覚支援学校について知ってもらうため に、学校紹介ビデオを見たり、学校クイズに答えたりしてもらいました。また、聞こえにくさの体験では、難聴のあ る方の聞こえ方の疑似体験や条件をかえて言葉を聞き取る体験をしてもらいました。「まったく聞こえないことはな いけど、何を言っているかがまったくわからなかった。」「聞きたい音と聞かなくてもいい音があって聞きとりづら かった。」「しずかなのと、騒音があるのとは聞こえにくさが全然違う。」「音がゆがんでいた。」「しゃべる人の 顔を見ると聞きやすい」「場所によって聞こえ方がちがくて、話す順番があると分かりやすい。合図があると分かり やすい。」等、たくさんの感想をいただきました。補聴器体験では、補聴器をつけていろいろな音を聞く体験をしま した。「音がいつもよりはっきり聞こえた。」「...
 11月2日(水)に、学校公開「聴覚支援学校福島校へ行こう」を実施しました。 地域や関係機関、保護者の方々等、多くの方に参加いただき、幼児児童の学習の様子を参観いただく機会が持てたこ とをうれしく思います。  授業参観では、子どもたちが、お客様に御出でいただくことで、はりきって学習に取り組みました。学校紹介VTR 放映では、子どもたちの毎日の学校生活の様子を御覧いただき、有意義な時間となりました。  ご参加いただいた皆様、お忙しい中福島校へお越しいただきありがとうございました。
 幼稚部で10月21日(金)、秋の遠足を実施しました。先ずは、まるよし果樹園でブドウ狩りをしました。店の 方のお話をよく聞き、各自ブドウの色や大きさをじっくり見ておいしそうなものを選んでいました。お母さんやお父 さんに抱っこしてもらい、やりとりしながら楽しそうにブドウを取る様子が見られました。子どもたちは、「緑のブ ドウが好きだよ、甘かったよ。」「紫色のブドウもおいしいよ。」といろいろな種類のブドウをおなか一杯食べ、感 想を話していました。  次に十六沼公園では、ぴょんぴょんドームやすべり台などの遊具で、友達や家族の方々とたくさんやりとりしなが ら楽しく遊びました。そして、待ちに待ったお昼の時間!家族の方が作ってくれたお弁当や、自分で選んだおやつを 食べました。「見て見て!おいしいよ。」「ぼくが作ったのりまきだよ。」などと友達に伝えながら、終始笑顔がい っぱいでした。  秋晴れの爽やかな気候の中、豊かな自然の中、たくさん遊んで、おいしく食べて大満足の1日となりました。幼稚 部のみなさん、またみんなでお出かけしようね!
10月22日(土)福島第四小学校において、合同学習発表会を実施しました。 福島校小学部の演目は「詩の世界へようこそ」を発表しました。4つの詩を4つのグループに分かれて、手話で朗読 し、そして最後に、「私と小鳥と鈴と」を、手話で歌いました。6年生を中心に「みんなで力を合わせて、笑顔で発 表しよう」をスローガンに、力を合わせて皆で実現させることができた発表となりました。この感動を胸に、これか らもがんばります。
 10月14日(金)に、福島県立聴覚支援学校福島校研修会及び第3回みみらんどセミナーを開催しました。昨年 度に引き続き、講師には、聴覚障害者教育福祉協会 専務理事、松本末男先生をお迎えしました。  午前中は、幼稚部と小学部の授業参観、保護者対象の学習会を実施しました。授業参観後の指導助言では、幼児・ 児童とのやりとりを深めるための御助言や温かい励まし等をいただき、とても貴重な時間となりました。  保護者対象の学習会では、「家族にエール(2)」というテーマで、御講演いただきました。参加者からは、「毎 年、松本先生のお話が聞けるのを楽しみにしています。」「長年きこえない子どもに寄り添ってこられた松本先生だ からこその愛にあふれた講演、親としてハッとさせられることも多く、聴講して終わりにしてしまってはいけないと 強く思いました。」「“兄弟も大切にそだてていきたい”と思いました。」などという感想が寄せられました。  午後からは、教育、福祉、保健等、幅広い業種の方々に御参加いただき、「心と言葉をはぐくむために」というテ ーマで御講演いただきました。  参加者からは、「親さんの不安、そ...
 10月8日(土)視覚支援学校体育館で福島校幼稚部運動会を行いました。「かけっこ」や「玉入れ」、「にんに んリレー」(器具を使った運動)、5歳児による「らいおんスーパーリレー」、「パラバルーン」の5つの種目を行 いました。ドキドキ緊張する姿を見せながらも、これまでの練習の成果を発揮し、楽しく一生懸命体を動かして取り 組むことができました。家族の方からの温かい拍手や声援が大変励みになりました。最後は、ピカピカのメダルをも らって、大満足の一日となりました。  幼稚部のみなさん、これからも楽しく体を動かしましょうね!
 郡山自然の家で、本校、福島校、平校の5・6年生が合同で宿泊学習を行いました。  一日目は、フィールドアドベンチャ―と万年カレンダー作りに分かれて活動しました。 その後、野外炊飯でカレーライスを作りました。自然の家の職員の方に手伝っていただきながら、かまどの火を見守 り、杉山校長先生と野菜や肉を切って、完成したカレーライスは、甘みがあって美味しかったです。キャンプファイ ヤーでは、燃え広がる炎が綺麗で感動しました。  二日目は、スタンプラリーを行いました。友達と相談しながら、進む方向を考え、5つのポイントを全部クリアす ることができました。  青空が広がる晴天に恵まれ、最高の思い出を作ることができました。
 絶好の秋晴れの下、小学部1~4年生6名は、福島市小鳥の森へ行きました。  自然観察では、アシスタントレンジャーの方から草花、樹木、昆虫、木の実等の名前や生態について教えて頂きま した。  また、制作活動では、子供たちが、実際にのこぎりで竹を切り、竹のランプシェード作りを行いました。  スタンプラリーでは、林道の坂道を歩き、見晴らし台に到着すると市街地を見下すことができ、子供たちから歓声 が上がりました。  身近な場所で自然に触れ合い、秋を満喫できた遠足でした。  
グループ自立活動では、「発音の学習」「手話の学習」「ことばの学習」を行っています。  「手話の学習」では、「日本手話のしくみ練習帳(岡典栄・赤堀仁美著 大修館書店)」を参考にして、楽しみな がら手話を学んでいます。 「日本手話のしくみ練習帳」によれば、  日本語は母音(a,i,u,e,o)と子音(k,s,t,n,m,g,z,dなど)を組み合わせた五十音が発音のもとになっています。  同じように、手話にも手話の音を作る”もと”があります。  手の形(手形)  手話が表される場所(位置)  手の動き  これらの組み合わせによって、さまざまな手話の語を表すことができます。                                  ~「日本手話のしくみ練習帳」より引用~   とあり、今まで、「指を閉じたパーの形」「「手を握ったグーの形」「指差しの形」「途中で形が変わるもの」等の 手形を用いた手話について学んできました。  9月28日のグループ自立活動では、「手話単語が表される位置」について学習しました。 子どもたちは、「同じ手形でも、表される場所によって違う意味になる」ということに気付き、「『...
 9月21日(水)に、えがお交流活動を実施しました。福島第四小学校、視覚支援学校、聴覚支援学校福島校の3校 合同での実施でしたが、新型コロナウイルス感染症対策として、3つの学校に分散しての活動となりました。1、 2、4年生は、四小に行って活動し、3、6年生は、四小児童を迎えて福島校で活動しました。  聴覚支援学校福島校には、四小の3、6年生の37名の児童が来校しました。前半は、手話を一緒に学んだり、聴 覚支援学校についてのクイズや補聴器の試聴体験等に取り組んだりしました。後半は、ボッチャや転がし卓球をし て、交流を深めました。  新型コロナウイルス感染症対策に対処しながら、安全にみんなで楽しく交流することができました。
福島校では、補聴器販売店の方々の御協力により、補聴器点検を行っています。  9月21日(水)には、ミミプラザさんにお越しいただき、幼稚部の子供たちを対象に、補聴器やイヤモールドの 点検やクリーニングをしていただきました。  一人一人の補聴器やイヤモールドの状態を確認しながら、チューブの交換やフックのゆるみの調整等をしていただ きました。また、電池残量の確認の仕方や補聴器の取り扱い方等についても丁寧に教えていただきました。子どもた ちだけではなく、教員も補聴器について理解を深める時間となりました。  ミミプラザさん、お忙しい中、ありがとうございました。 10月は福島ヒヤリングセンターさん、11月はブルームさんに、小学部の児童の補聴器点検を行っていただく予定 です。
 9月16日(金)、幼稚部「夏のお話会」を行いました。  おうちの人や担任と一緒に伝えたい話題を選び、準備や練習を積み重ねて本番に臨みました。題は、「ぷーる だい すき」、「ぼくじょうに いったよ」、「うみに いったよ」、「みずいろこうえんに いったよ」「うんちみゅーじあむ に いったよ」です。みんなの前で発表することにドキドキ、緊張する姿が見られましたが、自分の経験したことや心 に残ったことを生き生きと表現し、発表を楽しむことができました。また、友達の発表を聞く態度も素晴らしく、成 長が感じられました。発表後は、達成感にあふれた表情が印象的で、充実した活動となったようです。今後も人に伝 える楽しさや喜びが感じられる経験を大切にしながら取り組んでいきます。
 9月6日(火)にオンライン形式でケース検討会を行いました。福島県総合療育センター言語聴覚部門 言語聴覚 士 山田奈保子先生にご参加いただき、午前中は授業参観、午後は幼稚部、小学部の各1名を対象に情報交換を行い ました。  ケース検討会を通して、聴覚活用の意義や聴覚活用を促すための教師側のかかわり方、聴覚障害教育に携わる上で 大切にしなければならないことなど、多くのことを学ぶことができました。子ども達の聴こえの把握や、言葉を育て るための傾聴態度の育成を行うことの大切さなどを再確認し、有意義な時間となりました。  御多忙の中、教員一人一人の質問に丁寧にお答えくださった山田奈保子先生、貴重なご指導・お話をいただき、本 当にありがとうございました。山田先生から教えていただいたことを教育活動に生かしていきたいと思います。ま た、今後とも連携を深めながら、子ども達の成長を見守っていきたいと思います。
 8月26日(金)に小学部、9月1日(木)に幼稚部の第2学期始業式を行いました。  久しぶりに登校した子ども達は、夏休みの思い出について、「海に行ったことが楽しかったよ!」「花火を見たよ!き れいだったよ。」など、生き生きと話し、伝えたい気持ちがあふれているような様子でした。また、休み中に行った宿題 を「がんばったよ。」と得意げな表情で見せてくれました。  2学期は日々の学習活動とともに、遠足や学習発表会などの行事もあります。新型コロナウイルス感染症対策を講じな がら、一つ一つの活動を大切に、充実したものにできるよう、努めていきたいと思います。 〇小学部 校長先生のおはなし  〇小学部 夏休みの思い出 〇幼稚部 分校長先生のおはなし 〇幼稚部 なつやすみ、いっぱいあそんだよ!